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保土ヶ谷の狐狸庵(ほぼひとりごと(2020年9月27日(日)))

(写真は、昨秋に閉店して約1年経った保土ヶ谷駅の狐狸庵の看板。肉眼だと紙の下の狐狸庵という名前を薄っすらと読むことが出来ます)

#保土ヶ谷駅 #狐狸庵 #ミニセット


去年の9月末に食事した保土ヶ谷の狐狸庵は、そのあとすぐに閉店してしまいました。同じビルに入っているお店の人などに聞いてみましたが、あっという間に閉店してしまったということだったようです。


保土ヶ谷駅から10分と少し歩いたところにある神明社にお参りする時、普通のお蕎麦屋さん、狐狸庵に寄ることがありました。保土ヶ谷に住んでいたころからなので、30年近く前からの付き合いでした。


1996年から2003年の間、ニューヨークに住んでいた時も、保土ヶ谷のアパートはそのままにしてあったので、帰国した時には、ホテルではなく、自宅に泊まって、東京に通勤し、何度も狐狸庵で食事しました。


狐狸庵の良いところは、お蕎麦やうどん、どんぶり、とんかつや天ぷらなどの定食のほとんどすべてに、ミニサイズがあることでした。ミニと言っても、3分の2サイズでしたが、セットで注文できます。


お年寄りの中には、ミニサイズ単品で頼んでいる人もいました。お客さんが自由に選べる、良いシステムだと感心していました。毎回、その日に食べたいものを選んで自分だけのセットにして頼むことにしていました。


しっかりと確認したわけではないので、確かではありませんが、年配の女性だけで営業していたので、先行き大丈夫かなと心配に思ってはいたのですが、あっという間に閉店してしまうとは思いませんでした。


看板には白紙が貼られ、シャッターが閉まったままになっています。ものすごく美味しかったというわけではありませんが、狐狸庵らしい、ミニサイズの麺類や、どんぶり、定食、もう一度食べたいと思っています。


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