桃の花はいつ咲くのか知りませんでした(ほぼひとりごと(3月18日(月))
(写真は、新橋駅に近い南桜公園の寒桜、満開ですね)
桜前線の予想が出されています。3月下旬、新元号が発表されるころ、満開になると予報されています。梅、桃、桜の順番かと思ったら、山梨県の桃の名所の盛りは4月になってからです。
今年になって、橋本治さんという作家が亡くなりました。学年にして5年上ですが、3月生まれなので、70才。まだ若いですね。難病にかかったとのこと、残念です。
3月になって、橋本治さんが最近書いた本を読み始めました。トランプ大統領当選や、今の日本から、過去も振り返った時代評論。レベルの高い内容を軽い感じで書いた本です。
考え込んで読んだわけではありませんが、終戦後から、東京オリンピック、バブルなど、きっかけとなった時代と昔の若者、今の若者の考え方などが内容になっています。
1968年、東大紛争真っただ中のころ、東大駒場祭のポスターのコピーで有名になり、その5年後に小説家としてデビューしています。格好良い存在でした。
同時代というより、橋本治さんは、団塊の真ん中生まれなので、良いも悪いもいろいろな影響があったお兄さん世代ですが、本を読んで、妙に共感できました。
橋本治デビュー作は、「桃尻娘」という、青春小説みたいな内容でした。その後は、評論から源氏物語に至るまで多彩そのものです。桃の花はいつ咲くのかなと思いました。
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