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ハチ公広場(ほぼひとりごと(2020年5月23日(土)))

(写真は、解体される東急百貨店東横店前の渋谷ハチ公広場。東急東横線旧5000型がポツンと置かれています。右の木の下にハチ公像があります)

#東急東横線旧5000型  #ハチ公広場 #渋谷東横百貨店


以前、京浜急行新逗子駅(現在は、逗子・葉山駅)近くにあった東急車両製造を訪問したことがありました。今は、JR東日本に買収され、新潟県新津工場とともに、総合車両製作所という会社になっています。


今は、どうなっているか知りませんが、工場内には、日本で初めて、ステンレス鋼板を使用した、東急東横線旧5200型が記念すべき産業遺産として、大切に保存されていました。旧5000型は先輩になります。


産業遺産としての電車などの車両も、博物館の屋内で展示されているものはともかく、屋外で保存されていると、年々、雨や風、日照のせいで、荒廃してしまいます。残念ですが、年月と自然には勝てません。


東急東横線旧5000型が、車体の3分の1を切った姿で再溶接し、車輪や機器も取り外された上、ハチ公広場のシンボルになってからだいぶ経ちました。ハチ公広場再開発のため、引っ越すことになったそうです。


多くの人に親しまれ、歴史も知ってもらえるならという気もしますが、自分と同じ年くらいの電車が使命を終え、こんな姿になっているのを見た時、複雑な気持ちでした。。6月にハチ公の郷里大館市に引っ越すそうです。


ハチ公の郷里には、渋谷とは別のハチ公像があるそうです。渋谷のハチ公像は、再開発の間、どこかに疎開するのだと思います。渋谷東横百貨店前のハチ公広場でこんな写真を撮れるのは今だけです。


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