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なにコレ(ほぼひとりごと(2021年4月24日(土)))

(写真は、解体された旧原宿駅舎跡。明治神宮の緑がきれいです)

#原宿駅再生計画 #なにコレ #原宿文化


ついに、旧原宿駅舎が解体されました。JR東日本は旧駅舎のイメージを残したレプリカを建てる計画を発表しています。旧駅舎は木造だったので、耐震とか防火などを考えると残せなかったのでしょうか。


何気なく撮った写真で、旧駅舎跡を覆っている壁のイラストのテーマが、「なにコレ」だとわかりました。何でもありの原宿文化ということだそうです。この写真、著作権に触れ、商売では使えないかも知れません。


人それぞれ、原宿をめぐる思いは違っているのだと思うので、確かに何でもありなのかも知れませんが、1970年前後の原宿は、少しばかりバタくささが残る、青山、渋谷に隣接したハイカラな街でした。


おもちゃ専門店のキディランド、外国へのお土産のなるような品物を売っていたオリエンタルバザールや、キャビン、ミルクという名前だったと思いますが、女子中高生が大好きな店などがありました。


歩ける距離にある、渋谷や新宿のデパートでは売っていない商品が原宿では手に入り、同潤会アパートの前を通って表参道に出て、外苑前方面に左折すると、VANの本社があったと記憶しています。


そんな、背伸びした街だった原宿が、タケノコ族や竹下通りで有名になり、一気にメジャーになったころは、すでに就職が決まったあとでした。ファッションリーダーだったVANの衰退もこのころからでした。


「なにコレ」感覚、何でもありの原宿文化をアピールしている今から、50年以上前の記憶にある原宿は解体された旧駅舎とともに、どこかに行ってしまったようです。「なにコレ」は、結構刺激的なイラストです。


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