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西参道1月2日(ほぼひとりごと(1月3日(金))

(写真は、甲州街道から少し入ったところの西参道にある一対の燈篭です。1月2日の午後に撮りました)

#西参道 #100年前  #玉川上水


1月2日の午後になると、西参道を歩いて、明治神宮を参拝する人の数も落ち着いてくるようで、静かさが戻ってきました。今年は、元旦から天気が良く、寒さもさほどではない初詣日和でした。


甲州街道との交差点を、明治神宮に向かって入ってすぐ、暗渠になった玉川上水に並行して、昔は地上、今は地下になっている京王線と交差するあたりに、一対の燈篭があります。


片方の灯篭(写真の右側)には、代々幡町という、昔の町名が彫られ、もうひとつの灯篭には、大正8年11月に建立という文字が彫られていました。ちょうど100年前の燈篭です。


明治神宮が創建されたのが、大正9年11月なので、八年と九年を見間違えたのかも知れませんが、いずれにしろ、明治神宮とともに、100年間、ここにあった燈篭。たくさんのことを見ていたと思います。


Wikipediaによると、このあたりに、京王線が開通した1914年から1945年の間、西参道駅があったということです。(最初は代々木駅、1919年から神宮裏駅、1939年からは西参道駅になっています)


明治神宮が出来た1920年(大正9年)には、神宮裏駅だったということから、原宿側の表参道に対し、こちら側は裏参道だったのでしょう。西門までは、参宮橋駅より、少し距離があります。


そのころから、この場所にある一対の燈篭です。西参道の交差点から、明治神宮西門までの間、歴史を感じさせるのは、特にありません。町名も変わったこの界隈に残る昔は、この燈篭だけになっています。


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