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大阪はいろいろと面白い⑥(ほぼひとりごと(10月17日(水))

(写真は、大阪環状線桜ノ宮駅近く、大川にかかる源八橋から撮った小さな大阪城です)

#蒸気機関車初体験 #大阪うどん #喫茶店での出来事 #レイコ


初めて、大阪に行ったのは、小学校六年生。大阪と和歌山に住んでいた親戚を訪ねました。まず、発見したのは、天王寺駅の紀勢本線ホームにあった、うどん屋さんで食べた関西風うどん。悔しいけれど、東京で食べるうどんとは段違い、小さいながら、出汁のおいしさを感じました。


今、白浜や新宮に行く、紀勢本線の特急は、新大阪や京都発。大阪駅北側の貨物線、大阪環状線を通って、天王寺駅から和歌山に向かいます。うどん屋さんのあった高架ホームからの発車ではなくなりました。今、うどん屋さんは、長距離客が主ではなくなっているようです。


東海道新幹線が開通した、1964(昭和39)年前後から、大阪に行くようになりましたが、東京では経験していなかったことで、いくつか、驚いたことがありました。紀勢本線の普通列車は、和歌山から先、電化されていなかったので、蒸気機関車が客車を引いて走っていました。


和歌山までは、電気機関車でしたが、そこから先、トンネルに入ると、一斉に窓を閉めて、煙は入らないようにしたり、汽笛の音で、びっくりしたり、初めての体験でした。そのころは、日本中どこでも見られたので、カメラを構えた人など、いませんでした。50年以上前のことです。


大阪でびっくりしたことは、喫茶店に父親と入ったら、4人掛けの席の、カップル(当時はアベックと言っていました)と相席。気まずい感じでした。それだけ、喫茶店の利用者が多かったとも言えます。今は、4人掛けにひとりで大丈夫。大阪に多い、クラシックな喫茶店。大事にしたいです。


今は、アイスコーヒーで通じますが、当時の大阪では、レイコとか、コール珈琲と言われていました。同じものの呼び名、しかも何十年も前からではないのにと思った記憶があります。マクドナルドがマックではなくてマクド、ケンタッキーがケンタなどと、大阪出身の人に聞いてびっくりでした。


大阪で歩くたびに記憶しておきたいなという経験や発見があります。大阪芸人の全国区化もあり、次第に平準化されているようにも思いますが、一歩、裏通りに入ったりすると、面白い大阪に出会うことができます。書っくこと、まだまだ、ありそうです。6日間、ありがとうございました。


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