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地下鉄のはなし(ほぼひとりごと(2020年5月27日(水)))

(写真は、JFK空港の新交通システムからマンハッタン行の地下鉄への乗り換え駅ハワードビーチに停車中のAトレイン。4年前の写真です)

#地下鉄 #ソシアルディスタンス #おしゃべり


以前は、怖いから乗ってはいけないと言われていたニューヨークの地下鉄ですが、20年以上前に市長をし、今はトランプ大統領の法律顧問をしているジュリアーニ氏のおかげで安全になりました。


ジュリアーニ市長の割れ窓理論、つまり、割れた窓を放置したまま、修理をしないから犯罪が増えるというロジックが功を奏したと言われています。負のスパイラルを止める効果があったのだと思います。


ニューヨークの地下鉄でまず気づいたのは、東京メトロ東西線のように、おしくら饅頭のように乗車せず、人に触れないようにすることです。ダイヤが乱れている時は別でしたが、次の電車を待つのが普通です。


1メートル以上のソシアルディスタンスではなく、人に触れない程度のディスタンスですから、感染防止に役立つとは思えませんが、ラッシュ時間帯の東京の地下鉄にくらべればずっと快適でした。


車内で、携帯電話での会話は出来ました。乗客同士の会話はOKで、携帯電話の会話はダメという理由も、今一つ不明ですが、ニューヨークの地下鉄は、直接、間接のおしゃべりで賑やかでした。


たくさんあるの系統のほとんどは、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクスを起終点にし、マンハッタンを通り抜けて走っています。マンハッタンの便利な暮らしを支えている人たちはマンハッタンに住めません。


マンハッタン以外のアパートにルームシェアして住んでいる人も多く、一人が感染すると大変です。東京とビッグアップルと言われるニューヨークの地下鉄の事情、思った以上に違っているのかも知れません。

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