見出し画像

シティリーグ準優勝無人ダイナ

はじめまして。

この度シティリーグ2021シーズン1大阪にて、幸運にも準優勝まで進出致しました、エイトと申す者です。

初めてこのような記事を書くので、拙い所や、見にくい所も多々あるかと思いますが、それでも良ければ、最後まで閲覧して頂くと嬉しいです。

※この記事には、ポケカ用語が使われています。例)三神→アルセウス&ディアルガ&パルキアGX

目次
①前置き
②環境予想
③デッキ選定
④採用カードについて                                                  
④’採用を見送ったカードについて                                
⑤対環境デッキ                        
⑥当日のマッチ
⑦総評                                                                
⑧まとめ


①前置き

では前置きとして、簡単に自己紹介を致します。

私は関西在住の大学生で、ポケモンカードは去年の4月、ジージーエンドの頃に始めました。チーム等は無所属で、大会実績は、今回の準優勝のみです。(これから増やしていけるよう頑張ります。)

というわけで、今回のシティリーグに向け、私がなぜムゲンダイナを選んだか、またどうしてこのカードを採用したかなどをまとめていきます。

②環境予想

まずデッキを決める上で、今の対戦環境がどうなのかを、私なりに考えてみました。あくまで個人的なので、参考程度にしてください。

tier1

三神ザシアン

もはや説明不要の現レギュレーション最強デッキ。朽ちた剣の登場で更に数が増えると予想。

小ズガドーン

非Vであるが、タッグチームやVMAX以上の火力を出せる、CL横浜優勝デッキ。私が1番警戒していた。

ムゲンダイナ(特にドガスダイナ)

ドガースの登場から、ガラルマタドガスを入れたドガスダイナとしてシティリーグ優勝報告があるデッキ。ベンチ拡張とクロバットVの圧倒的展開力が強み。

tier2

セキタンザン

ムゲンダイナや雷デッキに弱点をつける。マグカルゴヤレユータンのサポートも強力。

三神以外のザシアンV

主にルカメタ、スピードあたり。ザシアンV自体が強く、また朽ちた剣の存在も大きい。

ブルーレシリザ

最近数を増やしてきた元環境トップ。ヒート炎エネルギー大きなお守りで、体力がVMAXレベルまで上がる。

クワガノン

グッズロックがシンプルに強い。雷デッキだけでなく、イオルブやハザードロックなど強力なものが多い。

tier3 注:ここからはデッキ名だけです。

ピカゼク                                                                   超ミュウミュウ                                                            マッドパーティ    その他

③デッキ選定

②の環境予想を考えていました。                         実際、全てのデッキの対策をとるのは不可能なので、tier1 tier2のデッキに不利をとるデッキは必ず避けようと思いました。 特にtier1の三神ザシアンと小ズガドーンは、個人的にかなりマークしていました。                                           

  また、シティリーグは予選5試合中、最低でも4試合は勝たないと決勝トナメに上がれないので、安定感の高いデッキであることも必要と感じました。(めっちゃわがままw)      

これらの選定条件から、以下の条件を満たすデッキが最適と考えました。

⑴三神がオルタージェネシスGXを打った返しのターンで三神を倒せる
⑵理想ムーブを7割くらいでできる
⑶小ズガドーンに対しての切り返し札がある                                

そこで、ムゲンゾーンとクロバットVで展開力が強いムゲンダイナと、小ズガドーンにもサイドレースで負けない三神ザシアンが候補に上がりました。

本番の3週間くらい前にはこの2つに絞っていたのですが、なかなか決まらず、1週間程悩みました。

そんな時、ひとつの情報がとんできたのです。

それは、クラハンドラパルトの存在です。

クラッシュハンマーエール団のしたっぱを使って、相手の展開を妨害し、ダイファントムの試行回数をあげるデッキが、あるシティリーグで優勝したと聞きました。

もしこのデッキが流行る、あるいはクラハンなどの採用率が上がるなら、先程あげた条件に、もうひと項目足すことになりました。

⑷クラハンなどのエネ破壊カードを上回るエネ加速手段がある、あるいは1エネ、2エネで技が起動する

三神ザシアンには、メタルソーサーやアルティメットレイなどの加速手段はあるんですが、肝心の三神本体に直接加速する手段がなく、オルタージェネシスGXが打てない、打てたとしてもアルティメットレイに繋がらない、といった不安に押され、三神ザシアンをやめました。

最終的に残ったムゲンダイナは、ドレッドエンドは悪無色の2エネで起動し、その他アタッカーも、1エネで起動できるので、この⑷の条件も満たしています。

したがって、今回のシティリーグは、ムゲンダイナVMAXでいくことに決めました。

④採用カードについて

今回使ったデッキは、こちらになります。

画像1
デッキコード:nggLnn-G33i2D-NgLPiL

 【ポケモン】

 ・ムゲンダイナVMAX         3枚                                    2体立てばいいので、サイド落ち考慮で3枚。

 ・ムゲンダイナV                 4枚
一ターン目に2体、最低1体は立てたいので4枚。

 ・クロバットV                   4枚
このデッキのエンジン且つ心臓。これ1枚出すだけで手札循環とドレッドエンドの火力up両方できるので、4枚採用しない理由はない。

・イベルタルGX                 1枚
裏の切り札。主に相手のVMAX、タッグチーム、
ザマゼンタVを倒す。

 ・ガラルジグザグマ          2枚
特性での打点調整、デスカウントGXの調整など。
他に枠を譲りたかったので2枚で落ち着いた。

 ・アローラニャース          1枚
後行一ターン目の答え。エネなしでジラーチをとばしたり、VMAXの進化元のVをドレッドエンドの圏内に入れれる。

 ・アブソル                        1枚
これを出すだけで相手のジラーチは半泣きになる。抜くか迷った1枚だが、入れて正解だった。

 ・フーパ                           1枚
1エネ90ダメとコスパの化け物。雑魚狩り、打点調整が主な役目。

 ・ミカルゲ                       1枚
カード整理してたらたまたま見つけた。一体でデスカウントGXの条件を満たしたり、最大160ダメを1エネで出せる、フーパ以上のコスパの鬼。

 【グッズ】

 ・クイックボール               4枚
ムゲンダイナVMAX以外全員持ってこれるため、
4枚採用しない理由はない。

 ・ポケモン通信                  1枚
確定でムゲンダイナVMAXを持ってこれるカード。博士で切りたくないポケモンを守ってくれたりもする。

 ・スーパーボール             3枚
クイックボールだけでは展開力が足りないので、ガッツリ3枚。これからムゲンダイナやクロバットを持ってきた場面は多かった。

 ・ポケモン入れ替え         2枚
ハイド悪や回収ネットもあるので、必要最低限に抑えた。

   ・回収ネット                 3枚
非Vにとって実質ポケモン入れ替え。ジグザグマの特性も使いまわせる。
4枚でない理由は後述。

 ・デンジャラスドリル      1枚
ポケモンを切るが、特殊エネや混沌のうねりなども壊せる。手札を減らしてクロバットにも繋げることができる。

 ・ツールスクラッパー      1枚
デンドリに特殊エネを破壊させたかったので、ポケモンの道具を破壊するカード。
風船、エスケープボード、大きなお守りをよく壊していた。

 ・リセットスタンプ         2枚
終盤追い詰められた時の切り返しに絶対打ちたいので2枚。
2枚にしたことで打てる確率が飛躍的に増した。

 ・カウンターゲイン         1枚
サイドレースで負けてれば、1エネでドレッドエンドが打てる神カード。
基本はサイド先行するので、もしもの時の1枚。

 ・グレートキャッチャー    1枚
デデンネ、オドリドリなどのサポートGXや、レシリザ、ピカゼクなどをサポ権なしで引っ張れる。最後まで入れるか悩んだカードだったが、刺さる場面も多かったので、採用して本当によかった。

 【サポート】

 ・ 博士の研究                     3枚
ドロー能力No.1のサポート。クロバットと合わせて1ターン最大13枚掘れる。

 ・マリィ                             3枚
1枚で自身の手札循環と相手の手札妨害を行える鬼つよカード。
タイミング次第では相手を助けてしまうため、過信は禁物。(実際何度か相手のマリィに救われた。)

 ・ネズ                                 1枚
場を広げたり、ムゲンダイナVMAXを持ってきたり、特殊エネルギーを確定で持ってこれたりと結構器用。
博士よりは展開力に劣るので、ピンで足りた。

 ・ボスの指令                      3枚
時間稼ぎ、中盤の妨害、終盤の詰め、全部できるカード。
使うとドロサポは使えなくなるが、クロバットが補ってくれる。

 【スタジアム】

 ・無人発電所                       3枚
無人ダイナの象徴カード。自身は特性もちGXがいないので、一方的にロックがかけれる。              デデンネやオドリドリに依存するデッキにめちゃくちゃ刺さった。

 【エネルギー】

 ・キャプチャーエネルギー    1枚
5枚目のクイックボール。(クロバット、ジグザグマ以外)ネズから持ってくるのも強かった1枚。

 ・ウィークガードエネルギー   1枚
対セキタンザン用。

  ・ハイド悪エネルギー            3枚
つけた悪ポケモンの逃げエネが無くなるインチキカード。
それでいて悪エネルギーとして作動するから本当におかしい。

 ・基本悪エネルギー                   5枚
特になし。

④’採用を見送ったカードについて

ここからは、ムゲンダイナデッキなら入る確率があるカードなどで、なぜ採用しなかったかを、          理由とともに説明します。

 【ポケモン】

 ・ヤミラミ(ほりさげる)
トップを圧縮できるが、練習段階でトラッシュした回数が数えるくらいしかなかったため、            外してミカルゲになった。

 ・ヤミラミV
ジグザグマと合わせて大ダメージを期待できるが、エネルギー加速手段がないに等しい状態で悪エネ2つはハードルが高いと感じ、外した。

 ・ガラルマタドガス
なぜドガスダイナではないのか、と疑問に持っている方のために説明すると、私が挑む段階では、ムゲンダイナはドガス、と思ってるプレイヤーが多く、従来の無人ダイナの対策が減っていると考えて、マタドガスではなく、無人発電所を
採用しました。

 【トレーナーズ】

 ・回収ネット4枚目
回収ネットを1枚切ってもあまり影響がなく、むしろ4枚全てジグザグマや入れ替えのために使うかと言われると微妙なので、思い切って1枚切った。

 ・ 風船
入れ替え手段が多く、使うとしたら時間稼ぎで引っ張られたクロバットを逃がすくらいしかなかったため、外した。

 ・ナイトシティ
風船と同じ理由。また無人発電所が貼れなくなってしまうため。

⑤対環境デッキ

今回はtier1とセキタンザンとマッチした時の戦い方のまとめです。

❶ 対三神ザシアン

  先後問わず、相手がオルジェネを打った返しで倒せるようにしましょう。HPが280とドレッドエンドで確定1発では無いので、ジグザグマか、前のターンにダメージを与えて置くことが重要です。ザマゼンタVが出てきたら、デスカウントGXで落とすか、ボスやグレキャで裏を2回引っ張って勝ちます。

❷小ズガドーン

 マリィやアブソル、無人発電所で誤魔化すしかありません。小ズガは、ムゲンダイナVMAXをワンパンするのにつけるエネルギー合わせて10枚必要なので、余程回られない限りは2ターン目でワンパンは難しいと思います。その隙にできるだけサイド差を開けておきましょう。

❸セキタンザン

 2─3─1、もしくは3─3のどちらかがメインの勝ち筋になります。前者は先2でセキタンザンV、デスカウントでVMAX、ボスなどで裏を倒す、後者は、ウィークガードエネルギーをつけて1体目は殴りあって、2体目をデスカウントで倒します。サイドで勝ってると、道場ふんかだんでムゲンダイナVMAXがきぜつするので、ウィークガードエネルギーは必ず引きましょう。

⑥当日のマッチ

予選
1回戦 ムゲンダイナ 6─2 🙆‍♂️
デンジャラスドリルで相手のハイド悪を壊し、ワンテンポ遅らせて勝ち                                        
2回戦 ドガスダイナ 6─4 🙆‍♂️
リセスタから事故したが、サイド差で何とか逃げ切り勝ち                             
3回戦 ブルーレシリザ 6─2 🙆‍♂️
グレートキャッチャーが刺さってレシリザを2体倒して勝ち                                   
4回戦 三神ザシアン 6─0 🙆‍♂️
相手がオルジェネを打つ前にこちらの盤面が完成して勝ち                              
5回戦 小ズガドーン 6─4  🙆‍♂️  
相手の望遠スコープがサイド落ちしていて、押し切れず勝ち                                  
結果: 5勝0負  予選1位通過(オポネント) 

決勝トーナメント

1回戦 クワガノンイオルブ 6─0 🙆‍♂️
サンダーマウンテン、コケコ◇がサイド落ちしていて攻撃されず勝ち
準決勝 小ズガドーン(5回戦再戦) 6─3 🙆‍♂️
炎エネルギーが1枚足りず、火の玉サーカスを耐えて勝ち
決勝 三神ザシアン 3─6 🙅‍♂️
ドレッドエンドの宣言が遅く、イベルタルとクロバット取られて負け
結果:準優勝

⑦総評

 まず環境予想は、ずばり大当たりだと思いました。今回戦ったデッキが全てtier1 tier2だったので、それらに不利をとるデッキを避けて正解でした。

 デッキ構築は、刺さる所もあって、採用して良かったカードも多く、かなり練られたと思いました。

⑧まとめ

当日は運もよく、特にセキタンザンと当たらなかったのが1番大きかったです。勝敗に直結するようなプレミもなく、過去1番ポケカを楽しめてました。

それゆえ決勝で負けたのが悔しいですが、プレミで負けた訳では無いので、こればっかりは仕方の無いことと切り替え、次回のシティリーグでは優勝できるように、また頑張りたいと思います。

ここまで閲覧して頂き、ありがとうございました。

また記事を書くことになったら、また閲覧して頂くと嬉しいです。

それでは。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?