#カメトル 完全解説 その8 カメラでとれ!
ノートBによって得られた番号でネットプリントを印刷すると、このような内容が出てきました。
ここにきて、新たな企画の開催宣言です。
「カメラでとれ!」
台本に従い、ワンカットを撮影し、ツイッターに上げてください。上がった数に応じて、ヒントが出ます。
そして別途指示された台本には、
「役名」「ト書き(動作)」「(ここにセリフが入ります)」
が29カット分書かれていました。
入るセリフとは、もちろんノートに書かれていた29のセリフです。ト書きは物語要素が盛り込まれた状態で書かれており、動作の核だけがノートに書かれていたので、そこを鍵として、それぞれの役のセリフを対応させることができました。シンダンCで言及された「役の名前」とは、このことだったのです。
役の名前は、全て珍しくて読みにくい苗字になっていました。
周 あまね
不知火 しらぬい
五十嵐 いがらし
勢理客 じっちゃく
佐伯 さえき
服部 はっとり
生天目 なばため
日下部 くさかべ
七五三木 しめき
杠 ゆずりは
鞘師 さやし
小鳥遊 たかなし
朏 みかづき
九石 さざらし
二 したなが
東雲 しののめ
薬袋 みない
帯刀 たてわき
四月一日 わたぬき
大豆生田 おおまみゅうだ
村主 すぐり
馬酔木 あしび
杜若 かきつばた
冲方 うぶかた
台 うてな
月見里 やまなし
勘解由小路 かでのこうじ
雲母 きらら
安心院 あじむ
同じ漢字でも異なる読みをする場合がありますが、ここでは上記のような読みとして五十音順に並べていただきました。
さて、ここにきての急展開だったわけです。
東京某所、廃病院の中に置かれた一冊のノートから始まった謎解きは、今や日本全国の相異なる29の都道府県にいる協力者を要求してきていました。29となると、都市圏では全く足りません。遠征をせず、ナゾガクに来ていない、地方に住む謎クラスタの力も、この企画は必要としていたのです。
夜は更け、明け、2日目、最終日のナゾガクが始まります。
つづく
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