#カメトル 完全解説 その3 ノートの中身

ネット側の解析がひと段落したところで、ノートにあった情報の使い方を考えていきましょう。

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ノートの中身は見開き29面。レイアウトはどのページも同じでした。
・行動指示
・セリフの指定
・マスキングテープの上に書かれた8桁の数字
・右上に書かれた3つの文字
ちなみに、最初と最後のページは「このページを開いたらやり直してね」という旨が書かれていました。

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ここでまず皆さんにピンと来てほしかったのは「テープの上に書かれた8桁の数」でした。
これは「あんたがた」という遊びのオマージュでした。あんたがたのルールは、「ガムテープに書かれた8桁の番号を持ってセブンイレブンに行き、ネットプリントする」。全体戦に慣れた謎クラスタの皆さんなら一発だと思ったのですが、運営から呼びかけるまで全然行ってくれないので少しもどかしさを覚えました。

何はともあれ皆さんはこれで29個のネットプリント番号を手に入れたわけです。がんばって印刷しましょう。29枚!謎のかけらがいっぱい出てきます。やったね!この全問解説は後ほど。

次に、「右上の3つの文字」に着目しましょう。意味不明ですね。
意外とそうでもありませんでした。情報を整理する際、皆さんはページ順に並べていました。そうすると、右上の3文字の中で、文章になるところが1か所ありました。左から1文字目ですね。
「ななじゅうたすさんまんさんぜんかけるさんびゃくしじゅうなな」(ノートA)
これは計算式。その結果は「11451070」となります。8桁の数!ネットプリントしましょう。

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とのことです。
診断メーカーは解答判定フォームとして使うこともできるんですね。便利です(ご利用は計画的に)。29枚の謎を解いた答えを入力していくんですね。

謎を解いていく前に、ノートの右上の3文字についてもう少し。
皆さんはノートAの文字列を自然に求めていましたが、この「ページ順に並べる」という行為は、明示されたものでした。シンダンAです。
ノートAとシンダンAには共通点がありました。どちらも「左から1文字目の並べ替え」によって得られたものなのです。ここから「シンダンBの指示により左から2文字目の【ノートB】、シンダンCの指示により左から3文字目の【ノートC】が得られるのではないか?」という仮説が立ちます。

すでに情報はそろっていますが、実際にノートBが得られたのは1日目の夜でしたので、この文章【ノートB】については全ての謎の解説後に行うこととしましょう。

つづく

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