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透明な田沢湖と酸性な新玉川温泉

鉄道開業150年記念JR東日本パスの旅その⑤の記事です。
乳頭温泉郷→新玉川温泉へ向かいます。
その①はこちら。

https://note.com/8shizuka8/n/nab2225eb13e8

乳頭温泉郷で温泉を満喫、
念願の鶴の湯を味わって駒ケ岳温泉に泊まって・・・
新玉川温泉へ!


一度、田沢湖駅へ戻るのですが、
その前に、せっかくなので田沢湖へ〜。

写真では伝わらないかもですが透明度がすごい!
そして、コバルトブルー!!
日本一深いのだそうです。

龍の鱗のようだった!

そして、田沢湖駅まで戻り
ちょっとだけ駅で遊んで・・・


再び、田沢湖駅からバスで1時間弱。

お湯は無色透明の高温98度、pH1.2の強酸性!!
日本一の酸性泉なんですって。
硫黄臭と微量のラジウム放射線。

チェックインの時、お客様が多かったんだけど、
すぐに入ったら、誰もいなかった!!
浴室にスマホの持ち込みは禁止ですが、
誰もいなかったので、急いで1枚だけ撮りました♪
だけど、不思議なほど、しばらくの間、誰も来なくて・・・
この空間を独り占め。ラッキーです♪
多分、皆さんは岩盤浴からスタートしたのだろうと思う。
私は素早いしね♪

まず源泉50%に入って体を鳴らします。
そして、源泉100パーセントへチャレンジ!
強い。強すぎるっ!!ピリピリするっ!
私は酸性はさほど得意ではないので、すぐに上がりました。

通常より短めにと説明にありましたが、
長くは入れなかった。

でも、ここの素晴らしいのは、頭皮用があること!!
頭を温泉につけることが出来るって、なかなかない。
これがめちゃくちゃ気持ちよかった。

全部で14種類もあって、まるでテーマパーク。笑

同じお湯でも色々楽しめるような工夫があって、素晴らしい。
露天も気持ちよかったです。

その次は予約制の岩盤浴。
これもよかったです!
50分間、ほぼ、爆睡しました〜〜!!
最高です♪

余談なんだけど、
ここは、冬季は道路が閉鎖されていて、バスでしか行けないのです。

だから、バスが着くと、どどーっとお客様がチェックイン。
混み合って臨戦状態になる。
でも、スタッフ総出で、1組に1人体制ぐらいで、
とても合理的に効率的にチェックイン。
「待たせません!」という企業努力が素晴らしい。

だがしかし、・・多分、この日はお客様が多かったのだろうと思う。
スタッフさんが少々ピリピリしていたように感じた。
ツアーのバスも来ていた。
特に、晩御飯は2交代制でバイキング!
会場は、空席がなく、ワサワサ状態!
活気ありすぎでした〜。笑。

日本の景気が戻ってきてるのは素晴らしいことだ。

そんな中、おばちゃんスタッフとの無駄話を楽しんでいたら、
インカムをした若いスタッフさんが来て
「あっちをやってください」と指示。
ピリッとしていた。
「余裕のなさを見せちゃうって若いな〜。
でも、あれだけの人数を相手にするには、
合理的にテキパキしないといけないもんね・・。
逆に、すぐに切り替えたおばちゃんはすごいなー
大変だろうけど、頑張って〜」と思ったりした。

人もいなくなって、デザートとコーヒーを・・・と
マスクをつけずに行ったら・・・
若い女性スタッフに怒られた。苦笑。
「人、いないし、もうマスクは任意になるし、そこまで目くじらたてんでも〜」
と思ったけど、ルールはルールなので大人しくマスクする。
「お湯は強酸性で殺菌力高いけど、一応してくださいね〜」ぐらいの
ニュアンスだと美しいのだけどねぇ・・・。

翌朝は、早朝に入って朝食。
チェックアウト前にも入ってから帰ろうと思い、
9時から清掃だと書いてあったので
8時43分ごろに行ったら、すでに清掃中の看板が。
「あれ?9時じゃないの??足だけでいい、5分で出るから入れて〜」と
無理矢理お願いして入れてもらった。
でも、50分に「ぼちぼち出てください〜」と・・・。
私、メイクしないし、2分もあれば着替えて出られるんだけど・・・
と思いつつ、まあ、しょうがないな・・と出た。

見ると、若い女性スタッフが1人で清掃する様子。
「本当にすみません〜」と申し訳なさそうだったけど、
スタッフが足りないのかなぁ〜。
だとしたら、しょうがないよねぇ〜と気の毒に思ったりした。
この日がたまたまだったのかもしれないけど・・・。

そんないろんな場面を見せてもらった新玉川温泉。

前日まで癒しの極みの宿だったから、
そのギャップを大きく感じてしまったわけですが、
たくさんの人数を招きながらも、合理的に〜!という企業努力は感じられ、
この素晴らしいお湯をたくさんの人に楽しく味わってほしい!
という思いも伝わりました。
だから、この宿に文句はなく、
むしろ、この山奥にこの多人数を招いて、頑張ってるなー!
スタッフがんばれ〜と応援してあげたい気持ちです。

ただ、「経営側の思い」と、「現場の大変さ」のバランスや、
「おもてなし」と「機械的、合理的」のバランス、
その「ちょうど良いところ」を見つけることは大変だけど、大事だなぁ、
勉強になるなぁと思いました。
別に宿を経営するつもりはないけれど・・・。笑。

口コミはとても良い宿なので、
きっと、たまたま、この日がワサワサしていたのだと思います。

人は多くても、建物や、お風呂は広いので
チェックインと食堂以外は人の多さを感じません。
強酸性はあまり長湯しないため回転も速く、人も少なめ。
お風呂場でストレスを感じることはありませんでした。

酸性好きの方、そして、ファミリーで行ったり、
友達とワイワイ行くのに楽しい温泉。
テーマパーク温泉だと思います♪

そして、最終日は岩手へ移動して阿弖流爲!
こちら


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