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【web3/NFT】web3/NFTのキーポイントとは?PROOF/Moonbirdsの問題やRBJイベント参加ミッションについても!

8ships Twitter Space(3/5/2023)-Part3
Host: Terry T
Main Speaker:Just a Japanese Girl-Em / CHAI CHAI @Crypto Girl / Shunsuke TAKAWO

前記事では、今週世界で話題となったMetaMaskとUnityの件から、これからのweb3/NFTフィールドについてトーク。最後は、web2とは違う、web3のやり方やキーポイント、世界で話題になったPROOF/Moonbirdsの件、Rising Birds Japanイベントについて話していくよ!

web3で失敗するやり方

web2の会社がブロックチェーンで失敗するとしたら、また課金制度を使ってユーザーからお金を取ろうとすること。

web2は簡単に言えばテレビ局とYouTubeとかNetflixの違いみたいな感じで、テレビ局が「何でクリエイターにお金をあげなきゃいけないんだよ。」「素人が作る動画なんか誰が見んだよ。」ってなってたけど、今はもうその世界になってる。

それと同じように、これからブロックチェーンのSNSとかゲームとか全てにおいて、どっちかと言うと一般人のクリエイターに、 1人1人に価値があるわけよね。

日本の芸能事務所に“所属する”っていうのが今のweb2の世界で、 web3はアメリカみたいに自分たちがエージェントと契約する“対等の立場”、“パートナーシップ”にどんどん近づいていくのかなって思う。

ただ問題点は、日本の人たちはそういうのに慣れてないから「芸能事務所に入った方がラクだよ」って思うわけ。
だけど、それは従来と同じ芸能事務所の仕組みじゃなくて、最低限のルールがあったりクリエイターにとって「ここに行けば安心ですよ」っていう場所を作らなきゃいけない。

PROOF/Moonbirdsの問題について

今回、MoonbirdsのCC0のこととかPROOF of Conferenceのキャンセルがあったのを踏まえて、「方向性を発表します」っていう1時間半の動画をKevin Roseが出したんだけど、最初の50分くらい過去を振り返っちゃったのね。

その50分間の間「そんなのいらねぇんだよ!」ってボロクソ言われたんだけど、そこら辺はKevin RoseとかJustin Mezzell、PROOF/Moonbirdsチームの感覚がズレてるとこもある。

Frank DeGodsもチャットで「もっとZ世代の20歳くらいの子を入れた方がいいよね」って言ってた。

今後の方向性も、簡単に言うと、Highriseの中止と規制によるトークンの延期で、「ゲームが出るんじゃない!?」っていう噂もあった中での、どっちかと言うと現実的な内容だったんだよね。

PROOF Collectiveも2025年以降、「Moonbirds Elders」っていうMoonbirdsの長老みたいなポジションの1つのブランドになるらしい。

PROOF/Moonbirdsのアイデンティティは何なのか?ってところは「アートコレクターを支援します」っていう「次のXCOPYとかを探せたら...」ってことも言ってたんだけど、動画が終わった後もまあまあ批判が続いてたって感じ。

コミュニケーションが下手なのと、やり方がなんか、ベンチャーのやり方なのね。
web3はオープンだから、コミュニケーションがめっちゃ大事なのよ。

「今こうなってるよ!」とかを普通にLINEでみんなに話すくらいの感じでやらなきゃいけないのに、web2の会社のやり方だから自分たちでやっていくのね。
だからどっちかと言うと、centralizedな(中央集権型)考えなのね。
それが正しいか否かに関しては、またまた別の話ではあるけど。

「アートコレクターのPFP」っていう方向性を出したから、これを元に色々これから作っていくよ!みたいな感じではあるし、Moonbirds2みたいなのも作るし、DAOみたいなのも作ってるしっていうポジティブなところはあるんだけど、なんか派手さがないのよね。ワクワクする要素がないのよ。

やっぱりどんなすごい人でも、SNSに凄く影響されちゃうわけじゃん。

正直そこに関しては、個人的には別にめちゃくちゃマイナスだっていう印象はないのね。
PROOF/Moonbirdsチームも知ってるし。

お金がどれだけあっても、能力者がどれだけいても、最終的にどこを目指すのか。

この件が話題になってるのは、みんなが批判してるわけじゃなくて、賛成してる人も多く出てるのよ。
ただ単にそこが明確になっちゃったみたいで、ツイートでバトってるみたいなところがあるんだよね。

コミュニティの重要性っていうのは、今回見て「うわ、めっちゃ重要やな!」って思った。

PROOF Collective:NFTコレクターとアーティスト1000人からなるNFTプロジェクト。アートを称え、コレクターをつなぎ、クリエイティブな起業家精神をアクティブにする、コミュニティ中心のプロダクトを作っている
Moonbirds:シリコンバレーの起業家Kevin Roseが手掛ける10,000点のPFPプロジェクト。フクロウのpixel画が特徴
CC0:アーティストやクリエイターなどがその作品における著作権を放棄することにより、他の人が自由に作品を利用できること
Justin Mezzell:NFTプロジェクトProof、Moonbirdsの共同創設者兼、プロダクト最高責任者
Frank DeGods:NFTプロジェクト「DeGods」や「y00ts」 のファウンダー。元々顔出しせず匿名で活動していたが、2022年11月30日にdoxxしたことで話題に
Highrise:Moonbirds独自のメタバース開発を計画していたプロジェクト

Kevin Roseらとのランチミーティング @Santa Monica

「いいプロジェクトなのか?」がキー

Yuga LabsがOrdinalsでやるって言ったから、また(値段が)上がってる。

Yuga Labsは明確に「ユーティリティは絶対に何もありません」って書いてるけど、それを読んでない人たちは「Bored Ape Yacht Clubみたいにドロップするんじゃないか?」とかっていう考えを持ってる人も全然いる。

俺の意見としては、Ordinalsはhypeで上がってるだけだと思う。
そこからいいプロジェクトが出る可能性も、もちろんあると思うけど。

あとはBlurが出てきたことから、例えばマーケットプレイスを自社で作るっていう形になるんじゃないか?とか、独自でマーケットプレイスを作ることによって、そこでちゃんとセカンダリーとかを確保するようなシステムになるんじゃないか?とか、いろんな意見がすごい出てるから、面白いなとは思う。

だけど最終的に、今は「どのレイヤーが …」「NFTが...」っていう話をしてるけど、web2をベースに考えると、一般の人たちにとってそういう技術的な話はどうでもいいと思うんだよね。

カルチャーが生まれるか?っていうところで、例えば映画にしても、どのカメラで撮ったか?とかは撮る人は気にすると思うけど、見る人たちは映画が良ければいいわけで。
別にそれ以外はあんまり気にしないんだよ。

だから、「ビットコインだから」「イーサリアムだから」じゃなくて、「いいプロジェクトなのか?」っていうところがキーポイント。

Yuga Labs:過去最大のNFTプロジェクトであるBored Ape Yacht Clubを立ち上げ、CryptoPunksを買収し、NFT界隈で非常に影響力のある組織
Ordinals:Bitcoinブロックチェーン上のNFT。2023年1月に開始されたプロトコルで、フルオンチェーン
Blur:2022年10月19日にスタートした、プロのトレーダー向けのNFTマーケットプレイス。手数料は無料


RBJイベント参加のためのファーストミッション!

もし3/29のRising Birds Japanイベントに参加したければ、8shipsのDiscordに登録フォームがあるから、特にOGの人たちは登録してほしいのと、最初のミッションとして「web3に入って良かったこと」を8shipsのツイートから引用リツイートで書いてほしい!

Rising Birds Japanイベントは、「Kevin Roseが来るからすごい!」「PROOFが凄い!」だけじゃなくて、これを機に「web3/NFTってめっちゃ面白いものだよ!ワクワクするものだよ!」っていうのを1人でも多くの人たちに感じてもらえればいいかなと思う。

それと同時に、俺が個人的に持ってるNFTとかのgiveawayみたいなのもしていこうと思ってる。
俺の持ってる数百ドルとかで誰か1人でも人生変えれるんだったら、it’s cool, right?(いいじゃん?)

そうやってポジティブがどんどん広まればいいし、アーティストの人たちにとっても、3/29のRising Birds Japanイベントでは、自分たちのアートを展示できるようなシステムも考えてる。

「凄いでしょ〜」っていう感じよりも、web3とか日本のアートとかをcelebrateする日になれば面白いし、「Kevin Roseをおもてなししましょう」じゃなくて、Kevin Roseに日本のweb3の可能性を感じてほしい。

俺は日本にすごい賭けてるからね。
日本人が世界を変えると思ってるから。

日本人の可能性とか、将来とか考え方とかっていうところを、ちょっとでもどんどん世界に知ってもらえたらとは思うし、本当に3/29のRising Birds Japanイベントは面白いものにしたい!

参加できる人数は限られてるんだけど、誰でも参加できる可能性があるようには作るからチャレンジはしてほしい。

web3の将来性を広げてくれる人たちに来てほしいし、web3自体が広がらないと意味がないと思う。

本当に、みんなが思ってる以上に、もしかしたら歴史的なものになるかもしれないし、“俺もっとやっとけばよかった”って年になるかもしれない。
もちろん違うかもしれないけど、色んな要素を見たり、アメリカで裏で動いてる人たちを見たらもうヤバいからね。

できる限りをうちらとしては、世界で普通に見れないような裏側とか見せてくれてたりするから、それをできるだけシェアして、日本ももっと盛り上がって面白くなってほしいなとは思ってる!

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