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【web3/NFT】Terryがスピーカーとして登壇予定のWebX、どう思う?

8ships Twitter Space(7/23/2023)-Part3
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

前記事では、日本の良いものを世界に届けるべきか、「分かる人だけが分かればいい」でいいのかについてや、日本の良いものを世界の人も感じるにはどうするべきかをトーク。最後は、Terryもスピーカーとして登壇を控えているWebXが一般の人たちをどう巻き込んでいくのかや、運営側と一般の人たちとの感覚のズレなどについて話していくよ!

WebXは一般人を巻き込める?

今回のWebXはどうなんだろうね。

一応運営側の趣旨としては、「ビジネス側の人たちだけじゃなくて、一般の人たちも上手く巻き込みたい」って聞いてるけど、ホームページからしてビジネスカンファレンスっていう感じだよね。

一般的感覚っていうのが、web3では超欠けてると思う。
クリプト界隈の人たちがお金を持ってるっていうのは分かるんだけど、クリプト界の猛者たちも一般的じゃなかったりするし、NFTもNFTでまだまだ一般的じゃなくて、どっちかと言うとオタクっぽい感じ。

「一般人を取り込む」っていう感覚をもっと持たないと、終わっていくと思うのね。

WebXでそこがどうなるんだろうなっていうところは見たいし、俺がやろうとしてることは、基本的には、一般人フォーカス。
「でもいきなりは無理だよね」っていうところで、マイナス面もプラス面も見てっていうところは面白いなと思うし、意外と日本で動いてると共感する人もいるから、そこだと思う。

普通が1番面白いと思うんだよね。
お金持ちだけで集まってワイン飲んでも、俺としては「どうすんだよ!」みたいな感じになるから。

ビジネスの話を聞きたい人もいると思うけど、Charlieと俺が話すステージは一般層向けの話をしていきたい。

1人1人と話してみると、意外と「ビジネスカンファレンスのスピーカー、全部同じだね」みたいな意見もめっちゃある。

web3にもっと一般の人たちが入ってくるには

俺は偉い人と繋がりたいっていうよりも、面白い人と繋がりたい。

人生面白い人と繋がった方が楽しいし、最終的に面白くなかったら意味ないじゃん。
「お金持ってます」とか「上場企業の社長です」とか、どうでもいい。

ビジネスのネットワーキングって、俺はクソつまんないと思うから。

web3の凄さって、俺とかEmilyがイベントに行って、本当に肩書とか知らずに上場企業の社長とかと価値観で繋がって、「何かしよう!」ってなって、今までにないものが生まれるところなわけじゃん。
頭でっかちのお金持ちだけが集まって何かをやろうとしても、今までと何も変わらない。

企業の忖度とか付き合いとかも大事なんだけど、コアなところはもっと「そっちじゃなくね?」みたいなところがいいのかなと思う。

アートの重要性もわかるし、ビジネスのネットワーキングも分かるんだけど、なんでもっと面白くしないんだろうって思うのよ。

そこら辺のバランスだと思うのね。
多分イベントのお金はスポンサーの人たちを呼んで、会社から貰うわけだけど、お金を持ってる人たちって意外とクソつまんなかったりするから、そこだけだと思うんだよね。

最終的には、お金儲けなのか?カルチャーを本当に作っていきたいのか?の違いになってくるんだとは思う。

でも、最終的にNFTが残るには、もっと多くの人たちが興味を持って入らなければいけないわけで、そのためのスピーカーリストなのであれば、WebXのスピーカーのラインナップはどうなんだろうっていうところだよね。

日本のNFTのイベントはコミケに寄りすぎてる気がするけど、アメリカのイベントって本当にバランスがいいというか、もうちょっと一般向けで普通の人が入ってる。

俺はビジネスも好きだけど、ワクワクすることを話したい。
誰かを救いたいわけじゃなくて、あくまでもきっかけをあげたいだけで、最終的には自分次第なのよ。

「残る出会い」を作っていくために

毎日同じことを淡々としてると、1年間がただ単に薄い感じになっちゃうのよ。
だからこそ、俺がいつも決めてるのは、1年1年、意味がある時間とか心に残るものをどうやって増やすか。

色んなイベントに行って色んな人と出会う中で、有名な人かも知れないけど「この人と何話したっけな?」みたいな人もいる。
その人がどう自分に関わるのか?っていうところを、俺は個人的に重要視してるし、残る出会いがあればいいなと思う。

普段行かないイベントでいい出会いがあるかも知れないし、自分のいる業界の人とだけ話しちゃうと、やっぱりみんな似たような感覚だから、周りがイエスマンばかりというか、狭い世界になっちゃう。
居心地は悪いかもしれないけど、「それは違うよね」って言える環境に身を置くことによって、感覚が広がるというか。

8shipsのTwitter Spaceは「Terryが言ってること全部あってるよね」じゃなくて、お互いの意見があって、議論があるからいいと思うし、WebXのパネルディスカッションも、意見を言い合うものがあったら面白いと思う。

なあなあな関係はクソだと思ってる。
本当に仲のいい人たちって、本気でぶつかっても崩れない関係じゃん。

お金持ちや肩書きのある人も、一般的な感覚を楽しみたい

今年の3月にRising Birds JapanのイベントでKevin Roseたちが日本に来たとき、Kevin Roseの奥さんが「Kevinがこんなにも楽しそうにしてるのは20年振りに見た」って言ってたんだけど、お金持ちでも意外と一般的な感覚を持ちたいと思ってる人は、多いと思うんだよね。
純粋に楽しみたいというか。

お金持ちはお金持ちで、やっぱりお金で人が寄ってくるし、自分も自信がないから肩書きで人を呼ぼうとするわけじゃん。

そこに対して、web3の面白さっていうのは、肩書きじゃない全然違う世界観っていうのを作れるってところだから。

俺も超流されちゃうから、毎日のように意識しないと。
企業とか色んなところと話す機会があるけど、もう自分に言い聞かせてるだけだからね。

でも、日本は言いづらい国ではあるけど、言っていくことによって自分が逃げれない状態も作ってるし、自分っていう人格も確立できる。

NFT全体が地道に作っていってるなっていうのはあるし、焦らずにっていうところではある。

一般向けで広めていくのであれば、違う仕掛けが必要だとは思うし、8shipsでしようとしてることに関しては、一般向けっていうところが強みだから、ここにいるコミュニティのみんなの意味っていうのも出てくるっていう感じだと思うよ。

Rising Birds Japan:PROOF/Moonbirds/Odditiesの日本コミュニティ。日本のアーティスト/クリエイターを世界に「繋げる」というコンセプトのもと活動している

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