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【web3/NFT】IVSに参加して思ったこと/Azuki Elementalsの件について

8ships Twitter Space(7/2/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

この1週間は、日本ではIVS2023 KYOTOがあって、8shipsメンバーの人たちも結構行ってたね。

IVS2023 KYOTO:2023年6月28日〜30日に京都で行われた、日本最大級のインターネット関連企業の経営者カンファレンス

ジェネラティブアートで大事なのは技術力じゃなくて創造力

ジェネラティブアートの価値とか良さは、技術じゃなくてクリエイティビティの方。
簡単に言えば、「こういう世界があったらいいよね!」って思ってても形にできなかったのが、AIを使ってその想像を見える形にしやすくなっていく。

ウェブサイトと同じなのよ。
今だと個人で色んなウェブサイトを作れるけど、綺麗なサイトだけを作っても意味がないというか。

どのプラットフォームで出すかとか、どう出すかっていうクリエイティビティがめちゃくちゃ大事になってくる。

NFTプロジェクトを成功させたいなら、ビジネス意識を持たないと

「〇〇のクリエイター/イラストレーター/アーティスト」っているじゃん?
「ポケモンの」とか「ファイナルファンタジーの」とか。

俺は正直そういう人たちのことは詳しくないんだけど、2タイプに分かれると思うのよ。
本当にその人が持つイメージで描いてる人と、アートディレクターに言われて描いてる人。

ポケモンのアーティストも何人いるか分からないし、アシスタントレベルかもしれないし、正直、そこが分からないのよ。

例えばチームに入ってたら、「俺、〇〇の絵に関わったんだよね」って言えちゃうけど、ドラマ制作で言うADレベルかもしれない。

IVSでも色んな人と話したけど、web3/NFT界の人たちのビジネス意識が、とてつもなく低い。

もし、NFTで成功しようと思ったら、逆だと思うのよ。
アートフェスとかNFTフェスみたいなイベントに行かずに、IVSに行ってビジネスを学ぶべき。

1/1アーティストとNFTプロジェクトをやるのとは別物だと思ってるけど、NFTプロジェクトで成功したいならビジネスの側面は必要になる。

web3とかNFTって、web2以前のものと全く別の化け物なのよ。
だから、新しいものを学ぶっていう姿勢がとてつもなく強くないといけない。

俺がIVSに行くべきだって言うのは、サイドイベントとかで意見を聞くだけでも、価値観とかが広がるから。
NFTイベントの多くが、最終的に似たような人たちが集まっていくし、似たような人と話すのは楽しいんだけど、それだとどんどん狭くなっていく。
今の時期は、狭くするべきじゃなくて、広くするべきかなっていうのがある。

Azuki Elementalsの件

アジアで今Azukiがめっちゃ批判されてて、ビッグホルダーとかOGホルダーたちが死ぬほど売ってる。

基本的には、今まで色々怪しいところがあったけど誤魔化せてきたものが、Azuki Elementalsをきっかけに爆発したみたいな感じ。

日本人としては、「Azukiのアート、明らかに日本の漫画とかアニメから引っ張ってきたものっぽくね?」みたいなのが強いけど、そこは日本人だから気付けるもの。
だけど、日本人はあまり意見を言わない。

だけど、もし自分が日本で育ってなかったら「あれ?」って気付けるかって言ったら、気づけないんじゃないかって思う。

うちらみたいに、ずっと漫画がある文化で育つのと、例えば、20代になってから漫画の世界に入るのとでは違う。

ツイートで見たんだけど、Azukiが自分たちの世界観を見せるために出したアニメーションのトレーラーも、中国のフリーランサーに受託して丸投げしただけらしくて、本当に薄い世界観に踊らされたのかなっていうのがある。

基本的に、1番痛い目に遭ったのがAzukiホルダーなの。

Azukiのアートは俺も好きなんだけど、(世界の評価的に)Azukiは圧倒的にアートが強くて、今これだけ言われてても、「アートは最高」っていうのは揺るがない。
うちらはいい漫画とかアニメが普通にずっとあったから、自分たちが思ってるよりも、多分そういうのに慣れてるんだと思う。

だけど、どれだけアートが素晴らしくても、ストーリーがないと、1の価値が100になって、1000になって...ってならない。

Azukiに関しては、今話したことが俺の感じてることだけど、今回どうなるのか?っていうところではある。

本当にweb3の世界は、ビジネスとかそういう人間関係とかに慣れてない人たちが来てるから、どうなっていくのかなっていうのは面白い。

Azuki:2022年1月12日にChiru Labs社が立ち上げた10,000のジェネラティブアバターNFTコレクション。日本のアニメにインスパイアを受けたアートが特徴。ホルダーはインターネット上にある「The Garden」という場所へのアクセス権が得られる


続きは、【web3/NFT】最強の日本コンテンツを世界に伝えるために

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