【web3/NFT】怪物たちとの“宴”後の熱冷めやらない今、ここからが本当のスタート
8ships Twitter Space(4/9/2023)-Part3
Host: Terry T
Main Speaker:Just a Japanese Girl-Em / CHAI CHAI @ Crypto Girl
前記事では、NFT.NYCに対する日本と世界のギャップやデジタルランドには価値があるのか、事実をちゃんと話す重要性についてなど、熱くトーク。最後は、NFTプロジェクトのあり方、チームとコミュニティメンバーの関係性について話していくよ!
日本のNFT界は二極端
俺が日本のNFT界で怖いと思うのは、二極端なんだよね。
ビジネス知識ゼロのクリエイターがやってるか、金儲け目的の短期視野の人がやってるか。
これもGaryと話してて言ってたことなんだけど、“I know everything(全部知ってるよ)”って言ってた。
短期視野のプロジェクトしかないっていうのと、日本のどの企業/プロジェクトが裏でお金入れてるのかっていうのは知ってるって。
なぜかというと、簡単に言えば、トップの人たちと繋がっててつうつうなわけじゃん。
うちらがもらう情報網は弱々じゃないわけよ。
だからこそ面白い。
全てが平等っていうのは現実的じゃない
最初のNFT.NYCの「有名じゃなくても、誰でもスピーカーに応募できますよ」っていうコンセプトはweb3的な考え方ですごく良かった。
でも、web3はdecentralized(非中央集権)だけど、誰かが責任をとってリーダーにならないといけない。
DAOだからみんな対等!っていうのは理想なんだけど、現実的じゃない。
誰かが責任を取らなきゃいけないし、誰かがリスクを取らなきゃいけないし、誰かがリードしなきゃいけないわけで。
NFT.NYCでGaryの話を聞くためにみんな朝から並んでるのに、Garyが話す時間と他の誰か分からない人が話す時間が、同じ30分だったのね。
そうじゃないのよ。
例えば、コンサートでなぜかMr.Childrenの櫻井さんと俺が同じくらいの時間をもらえるってなったらおかしいわけじゃん。
世界には上と下は絶対あると思ってる。
その上と下っていうのは「人間として」というよりも、例えば、歌が上手い人もいれば、歌が下手な人もいるし、絵がうまい人もいれば、写真がうまく撮れる人もいる。
そこには丹念とか練習があるし、それがその人たちの美なわけじゃん。
コミュニティとチームはひとつ
俺がアメリカのプロジェクトで失敗してるなと思うのは、コミュニティとチームを分けすぎてるところ。
web3では、コミュニティとチームは1つだと思ってる。
例えば、キャンプってそれ自体も楽しいんだけど、企画したり、話したり、そういうのが楽しいわけで。
web3ってもっともっとHands-on(自分も参加していく)なものだと思うし、関われば関わるほどリターンがあるとは思うから。
だけど、逆に日本が弱いのは、ビジネスマインドとかプロ意識っていうのが全く足りてない。
「みんなで手伝いましょう〜!」で終わるんじゃなくて、俺は本当に椅子の位置から死ぬほど計算して、やるからには絶対的にプロレベルのイベントをしたいって思うから。
日本の助け合う文化とかはすごくいいんだけど、ここにはビジネス意識とか自分のキャリアとか、投資っていうものが関わってくるから、そこにプロフェッショナルさを入れる。
8shipsの理想のやり方っていうのは、頑張れば頑張るほどレベルアップできて、そこに対してちゃんとしたリターンがあるような仕組み。
この大事な時期に、どう賭けるのか
なぜ日本が世界を救うと思うかっていうと、日本の感覚を学ぶのは非常に難しいけど、プロの感覚を学ぶのはできると思うから。
Garyと何を話してるかって言ったら、8shipsのこと、日本のことを話してるからね。
それだけでも8shipsには莫大な可能性があると思ってる。
俺が描いてた最高のシナリオ以上のシナリオに今なってるのね。
web3だから起こった奇跡だと思うのよ。
ここにいる1人1人が「うちらただのコミュニティメンバーだし」って思わないでほしい。
Discordに「GM!!」って書き込んだり、議論したり、Twitterのいいねとか、そういうのが全部繋がってると思うし、繋がるのがweb3だと思う。
本当に日本が変わるシナリオを描いてる。
みんなに全賭けしろとは言わないけど、この1〜2年はとてつもなく大事な時期だと思ってる。
どこに時間を賭けるのか、どこに形を作るのか。
チャンスはいつ来るか分からない。
俺は自分のペースだけで成功するなんてありえないと思ってる。
流れっていうのがあるから、今の状況をちゃんと把握して、客観的に見た上で動いた方がいいのかなと。
これから面白いことをやっていくから、みんなも一緒にやっていけたらと思うし、本当に“ここで良かったな”“関わって良かったな”って思ってほしいし、もっと関わってほしい。
8shipsってハブみたいなものだから、「8shipsに賭ける=自分に賭ける」ようなもの。
8shipsをツールだと思ってもらっていい。
このツールを使ったら、本当に世界を飛び出せる。
あとひとつ、Garyから「Terryの話をできる限り多くの人に知ってもらえ」「コンテンツを1日30個作れ」っていうのは言われたのね。
だけど、1人で1日30個作るのはまあまあ大変だから、リツートでもいいし、自分が思ったこと、学んだこと、何でもいいから、みんなで1日30個作っていきたいなと思うので、「俺やらせてくれ!」って人がいたら是非Discordで書いてくれ!
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