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結城眞紘について

まずは眞紘くん、お誕生日おめでとう。19歳だね。(花が咲く咲かないが果たしてどちらが本当に幸福かはおいといて)眞紘の花は咲くと思っているので、私もがんばれは言いません。安心してへいきだよ、とだけ言いたい。あとはAnthosのみんながいてくれれば。

他にもモーメントに誕生日関連のツイートをまとめてみたので貼っておく。
結城眞紘2020誕生日
結城眞紘2019誕生日

ここからは誕生日に関係なく、ただ結城眞紘というキャラクターについての所感を並べていきたい。考察というよりは私個人の感想。

眞紘のプロフィール

結城眞紘 YUKI MAHIRO CV:山下誠一郎
Birthday:4/4
Age:18
Height:174cm
Blood type:O
Image color:Red
In charge:笑顔担当
Hobby or Speciality:時代劇、料理
Personality:
まっすぐでしっかり者だけれど、どこか抜けている性格で、甘え上手なみんなの愛され弟分。
嫌なことがあっても 基本寝るか食べるかすればすぐ忘れるポジティブさを持つ。
とにかく純粋で、人をあまり疑わず、メンバーのことが大好き。
見た目に気を遣わず、私服が超絶ダサかったため、今は見かねたメンバーたちからもらったお下がりを着ているとのこと。

以上公式プロフ動画と公式サイトプロフページからの引用(2020/04/04)。

その先にある夢は、
  誰のため、何のため
その日告げられた悲劇が、
彼をその世界へ突き堕とした。
当たり前の日々というものは
いつも簡単に壊れていく。
彼は願わくばこの現実が
「夢」であってほしいと、何度も思った。
6.1.13.9.12.25

上ふたつは池袋駅ジャックポスターのポエム。ブックレットvol3で確認できる。

眞紘についての簡単な考察

上記のポスターに書かれた「6.1.13.9.12.25」を解読すると「FAMILY」になり、また「Unknown」MVで示された暗号をもとに眞紘に咲く花を予想すれば赤いアネモネになる。
また、彼の抱える秘密はひとまず「Who ask? Who are you?」だと思っているが、確証はまだないため一応保留で。「Silent Message」を聴いていると「Call my name.」の方かなあとも思えてしまう。

そのネーミングについてはわからないところも多い。「天霧」という名字を捨てたかったのはわかるが、そこで「結城」という名前を選択したのは何故だろう。結城、という名前の意味は、それを選択した眞紘の意図はなんなのか。
「チヒロ」というマヒロ、チトセにかぶる名前のキャラクターの存在もにおわされているがその関連は?

「Juliet」MVではSleepという文字に囲まれてブロマイドを持っているが……このあたりもまだわからない。ふと「Sleepとは種の休眠状態を示すのか?」と思って休眠の英訳を調べたらDormancyだった。上手く行かないな。
ちなみに今のところこの眞紘の持つブロマイド、もしかして「Me Against Myself」MVのブロマイドかもしれないと思っている。

眞紘についての感想

本当に、自己肯定感がどん底のキャラクターだなあと思う。チセもそうなのだけど、チセは一応「チトセが嫌いで、チセは好き」という(疑似的な)肯定感は手に入れているので……そういう意味では眞紘の自己肯定感はAnthos内最下位ではないかなと思っている。天才的な兄に比べられ、今までずっと落ちこぼれだと評価され続け自分でもそう思い、そしてAnthosになってもなお「芽が出ない」「花が咲かない」。
それでも笑うし、それでも眞紘はAnthosを愛している。それがときどき苦しい。

眞紘について思うこと。4巻を聞いた今は、とにかく幸せになってほしい、の一言に尽きる。凌駕の言っていた通り花が咲くことが幸福ではないかもしれないならば咲かなくていい。咲いた方が幸せならば咲いてくれ。今思うことは、真に眞紘が幸福になる道に進んでほしい、それだけだ。――だから眞紘からAnthosを奪わないでくれ。本当に頼む。開花しなくても眞紘はAnthosで、Anthosのセンターなんだよ。眞紘からAnthosを奪うな。

楽曲についてはあまり語れないのだが、眞紘の歌声は本当に好き。凌駕に次ぐ低音で太めのしっかりした歌声はまさに「男前」だなあと思う。
もう死ぬほど言われてることだろうけどUnknownのフェイク、マジのマジで最高だし、CYWから定番になっている凌駕との掛け合いラップ、毎回しんどいので本当、本当、眞紘、歌が上手い……な……!

眞紘を演じる山下誠一郎について

眞紘をするっと演じてくれる山下誠一郎には感謝しかなくて、本当に演技が好きだなあと思うばかり。

私が山下誠一郎を知ったのは刀剣乱舞の愛染国俊(他にも薬研藤四郎を担当されているのだが、特に好きなのは愛染の方)。愛染国俊は非常に元気いっぱいなキャラクターで、その名の通り愛に満ち満ちている。派手好き、祭り好き、面倒を見てくれるお兄さんがちょっと不誠実に見えるキャラであることも手伝い、弟っぽい子には面倒見良く接し、戦に向かう姿は誰よりも凛々しく美しく、そしてプレイヤーである主には「信じてくれ。そうしたら強くなれる」と真っ直ぐに伝えられる子。まるきり少年漫画(特に低年齢層向けの)主人公。私はそんな愛染国俊が好きで、そんな愛染国俊を演じてくれる山下誠一郎が本当の本当に好きだった。
だから「主人公ポジの山下誠一郎」というだけでもう眞紘のことは好きだった。
というか眞紘が山下誠一郎でなければむしろ華Dollに触れてなかったくらいだ。「声優さんは6人中6人知ってるどころか好きだけど、さすがにもう3時間分(※3巻まで発売されていた)のドラマトラックが出てるジャンルに今から飛び込むのは……でも……でも山下誠一郎の出てるコンテンツ他にはそんなに知らないし……しかも山下誠一郎の主人公ポジとか絶対絶対絶対好きだし……」とうだうだ悩みつつ、結局「好きなキャラの中の人が絶対に好きな方向の演技してるのに買わないわけにはいかない」の理屈で飛び込んできた。もちろん「CV伊東健人とCV駒田航の絡み確定」も背中を押してくれた一因だが。

そして実際に聞いてみて、やっぱり本当に好きだった。愛染くん(131cm、基本的な精神年齢はおそらくそれ相応)とはまったく違った、落ち着いた声。でも山下誠一郎の声の柔らかさ、優しさといった良さが消えてない。それどころか最大限活かされていて、眞紘の笑みが声からもわかる。
優しい人だ。自信がなくて、秘密を抱えて。それなのに、あがく強さを兼ね備えてしまった。
そんな感想に至るまで、難しくはなかった。山下誠一郎、本当に上手い。ありがとう。

そんな山下さん自身は「『飾らず、素直に、周りをよく見ること』、これは眞紘を演じる上でのルール」と語っていて(こちらのインタビュー記事より)、ああやはり眞紘をよくわかっているのは演じている山下誠一郎その人なんだと強く感じた。
眞紘の笑顔は飾らないし、素直な感情表現であり、周囲のためのものだ。笑ってほしいから笑うのだ。眞紘はそういう人。
だからこそ眞紘が泣いた4巻ラストはキツかったし、そこからのMe Against Myself……からのSilent Message……2番……SM2番……お前とお前だぞおい聞いているのか凌駕と眞紘ォ!!!!!!(限界オタク逆ギレ芸)

おわりに

結城眞紘、あなたの幸せを願っている。あなたがそれでも人を愛するように、私たちAntholicも、あなたを愛しているのだから。

無題


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