見出し画像

影河凌駕について

眞紘から始まった感想記事だが、6人分同じものを作るなら、と思ってマガジン(他ブログサービスで言うところのカテゴリ)を用意した。他のキャラクターの記事にはここから飛んでほしい。
また、誕生日モーメントも作った。何度見ても理人のコメントが愛しい。
影河凌駕2019誕生日

凌駕のプロフィール

影河凌駕 KAGEKAWA RYOGA CV:濱野大輝
Birthday:8/31
Age:24
Height:183cm
Blood type:A
Image color:Green
In charge:筋肉担当
Hobby or Speciality:カメラ、筋トレ
Personality:
Anthosのお母さん兼お父さん。
メンバー内最年長で、時に厳しく、時に優しくAnthosを支える幹のような存在。
筋肉美は、メンバー全員の憧れ。
見た目に反して意外と涙もろく、抱き枕がないと寝れないなどの繊細な一面もある。
最近の悩みは足のサイズが大きすぎて靴が無いこと。

公式プロフ動画と公式サイトプロフページからの引用(2020/04/06)。

守りたいから、また嘘をつく。
あの日からずっと離れない。
呆れたように笑う懐かしい声。
秘められた優しい思い出に
蓋をして、
彼は偽りの「夢」を愛するふりをした。
6.18.9.5.14.4

私がポスターポエムと言っているもの。ブックレットvol3で確認できる。

咲いた花は腕(右腕)にクローバー。花言葉は「私を思って」「幸運」「約束」「復讐」

凌駕についての簡単な考察

上記のポスターに書かれた「6.18.9.5.14.4」を解読すると「FRIEND」。おそらくオッドアイを褒めてくれた友人を指しているのだろうが、4巻まで来て凌駕についてはまだ謎が多く、なかなか断定できるものが少ない。

ネーミングについての考察もまだ難しい。ひとまずは光の名前をしている理人との対比で影、と結論付けているがそれは名字だけの話で名前の「凌駕」には結論が出ていない。5巻で多少なりと明かされればいいのだが。

凌駕についての感想

正直に言う。語れるほど、私は凌駕を知らない。

あけすけに言ってしまえば、Antholicに対してガチ恋製造機、Anthosに対しては良いお兄ちゃんだとは思う。
たぶんなのだが、凌駕、「求められる役割」を察し演じるのが、抜群に上手い。自分の年齢や見た目といった基本プロフィールを客観的に理解していて、その自分が置かれた立ち位置から「ふるまいの最適解」=「求められる役割」を導き出し、そして演じる。まあ若干やりすぎなきらいはあるが(ガチ恋製造機は、今の文脈ではまかり間違っても褒め言葉ではない)。
陽汰の記事でAnthosになる前の陽汰はアダルトチルドレン的な性質が強かったと書いたが、凌駕も(というかAnthos全員が)その傾向がある。この「役割を演じる」、もそれだ。自我を殺し、大人としてふるまう子供。
陽汰が薫という存在を得たように凌駕も誰かと共に生きていけたら良かったのだろうが、おそらくそれは当分叶わない。凌駕にとっての「その人」はオッドアイを褒めた友人のような気がしていて、眞紘ではまだそこに収まれない。凌駕のインナーチャイルドはまだ癒されないのだ。最年長ながら案外子供っぽいという評価もこのインナーチャイルドが顔を出しているのだろうなと思う。

そもそも凌駕の「秘密」は「Only lonely way」だと思っているので、そういう意味では凌駕は誰とも生きてはいけないのかもしれない。
そして私は、そんなふうに孤独を選ぶ凌駕を、自我を殺してしまう凌駕を、まだ何も知らない。何度CDを聴いても、何度凌駕の考察を重ねても、凌駕の演じる役割に阻まれて、凌駕の孤独に触れられない。
私の知っている凌駕は外側の凌駕だ。内側はわからないし、眞紘みたいに「まだ隠してることがある、でも知りたいとは思わない」なんて言えない。私は凌駕の秘密を知りたい。知って、その上で、凌駕を語りたい。

なのでこの記事はまた凌駕について新情報が出るたびに書き直すことになると思う。

ただ現時点で言えることは、凌駕の本心がわからないなりに、凌駕がAnthosに好意的になっているのは確かだろう。凌駕なりに、Anthosに愛着はある。今はそれを信じるほかない。

歌声について。歌声についての感想は、ねえ。もう、ねえ。ラップ、低音、セクシー。終わり。こんな感じになる。
のだが、最近はラップ以外のところも好きだなあと思っていて、MAMを楽しくリピートしている。「抱えきれないこの感情もすべて」のあたり、凌駕にしては高めの音域なのでそれだけで心臓が掴まれた感じがするのに悲痛な思いが感じ取れて、泣いてしまいそうになる。ずば抜けてここが好き。

凌駕を演じる濱野大輝について

私の人生を狂わせた声優のひとりとして濱野大輝の名前を挙げたい。人生でなくとも性癖は狂った。助けろ。

濱野大輝も増田俊樹と同じく基本的にはストライクゾーンを外れるようなのだが、推しとかなり濃く絡むキャラクターのCVではあった。
CV濱野大輝としては相当有名なので言ってしまうのだが、私が初めて濱野大輝を知ったのはアイドルマスターSideMの円城寺道流。このSideMではアイドルユニットが15組あり、基本的にはユニット単位でイベントストーリーが展開されるため同じユニットであれば相当濃く絡むことになる。そう、私の推しの大河タケルが道流と同じユニット・THE虎牙道だったのだ。
こうしてnoteを書いているように私は文字を書くのがそこそこ得意な方のオタクだ。推しがいて、狂ったようにゲームに時間と金を捧げて、CDを買い、日々曲をリピートし、そこまでしていて、書かずにはいられなかった。彼らに捧げた字数は軽々と30万字を超えた。割とミーハーでジャンルの掛け持ちや遷移も激しいオタクの私が、ひとつのグループに捧げた字数が30万字↑、だ。ここまで虎牙道に狂う予定じゃなかった。
円城寺道流の声を聞いたことがある人ならだいたいわかってもらえると思うのだが、あの低めの声で師匠3段活用(「師匠!」「師匠?」「師匠♡」)などされて狂わない人間がいるか? いない。私は狂った。そしてRAY OF LIGHTのソロを聴き、また狂った。サビのとこハモってくんなお前!!!!!!!
全部が全部とは言わずとも濱野大輝のせいだ。これが人生狂わされポイント①。
そしてTHE虎牙道への執筆欲が落ち着いてきた頃ACTORSに出会う。こちらが人生狂わされポイント②。このコンテンツを知ったのは濱野大輝とは全く関係のないところからだったのだが、最終的に、やはりCV濱野大輝が属するグループ(美化推進部)が非常に気になる結果に落ち着いた。詳しい話は割愛するが、美化部、マジで狂う。性癖が。
それでなくとも濱野大輝の歌声は最高だった。選曲がまず最高。誰が濱野大輝にロック歌わせようって言ったんだ? 天才。好き。それを完璧に歌いこなす濱野大輝も天才、好き。だいすき。こんなん濱野大輝が特別好きじゃない人間でも狂うわ。私は狂った。

まあそんなこんなで連続して濱野大輝に人生もしくは性癖を狂わされ、情緒がめちゃくちゃになったところで聴いたのがAnthosだった。Julietの「未来に魅せられ閉ざした帰路 幕間で踊る姿はHero?」、そしてS.T.O.Pの「ガタガタうるせぇ!」、そしてUnknownのあのラップ。

無理やん。
好きやん。めっちゃ好きやん。
認める、私、濱野大輝、好き。

凌駕としての濱野大輝は、なんといえばいいのだろう、濱野大輝の良さがフルスロットルだった。「いい人すぎてほんのり胡散臭い」ところもばっちり出ていて、ガチ恋製造機で(ここは褒め言葉)。聴く人を魅了する、濱野大輝のバリトンボイス。たまらなく好きだった。今でも凌駕の声を聴くたびに「また人生を狂わされるのか」と思ってしまう。たぶんそう。
少なくとももうAnthosに人生は狂わされている。Anthosのおかげで映画見たり本読んだりnote作ったりTwitterアカウント1個増やしたりいろいろしてんだよなあ!

おわりに

凌駕の本心が見えないうちは、凌駕の幸福がなんなのかもわからないから、何を願うべきかもわからない。だからこそ凌駕には幸福ではなく「不幸にならないこと」を願おうと思う。約束を破ってしまっても、復讐が果たせなくても、幸運が訪れなくても。あなたを思うAnthosを、あなたが愛せるようになること。これが不幸を避ける唯一の道であるように思うのだ。

無題a


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?