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【No.1 読書アウトプット 】 ① 『逆張り思考』-成田修造-
おはようございます!
最近自分の未来の意思決定に悩むことが多く、何かの手がかりになればと成田修造さんの『逆張り思考』を片手にカフェへ出向きました。
まだ、半分ほどですがアウトプットと思考を整理しておきます。
主な学びとして印象的だったことは、
①人生に起こる出来事への解釈が、「幸せに向かって生きる」生き方を作る
②個性を見つけ、信じ、育てることで自分の人生の軸を明確にしていく
この二つでした。
①については、成田さんの決して「安定・安心」とは言えない家族事情や半生を振り返る中で、人生における全ての事象に対して、「これは明るい未来への布石なのだ」と捉えるようになった価値観へのお話でした。
また同時に、「現実を受け入れて、自分にできることをやっていくしかない」といった、自分の人生に対しての強い当事者意識がこの価値観を形成しているものだと感じました。
そして成田さんの生き方の中でとても印象深ったことは、
「自分事として人生を捉えるからこそ、自分への甘さや油断もなく、楽しくとも辛くとも常に、自らのできることへひたむきに行動し続ける」という姿勢でした。
僕事に置き換えてみると、
インターン業務の中で何か上手くいかないこと、不具合が起こった際に、当事者意識を持って取り組んでいるはずなのに、「どうしようもない」・「○○という課題は明確だが、何もしない」ということがよくあります。
根本には、現実で起こっている客観的な問題や課題に対して、「こんなに頑張っているのに、上手くいかない自分は不幸だ」とか「努力している姿を美化すべき」という甘い思考が根付いており、モチベーションの波がおおきいのではという仮説です。
成田さんの半生を追視していく中で、困難な状況や課題を前にしても「目の前の壁へ不安や変化を恐れる自分」を受容しながらも、課題や困難を現実の出来事として受け取り、「明るい未来への布石だ。自分にできることをやっていくしかないだろう。」と受け取る事実への解釈術を身に着けます。
具体的な行動として、今インターン活動の中での課題に対し、「これは解決できない・どうしようもない」の前提を疑ってみること、「何かできることはあるのでは?すべてやり切ったのか?」という自責を問うてみることから始めてみます。逆境→学びが人を成長させるはずです。
②について成田さんは、自分の個性や強みは他者との相対的な関係の中でしか見つからず、また、知識や経験を積むことで自己理解を深めることができるとしたうえで自分の人生経験を振り返り、「5つのキーワードを抽出する」ことが重要であると述べています。
キーワードの見つけ方はいくつかあり、
・自分のベンチマークしている他社と比較して自分を客観視してみる
・幅広く深く知識や経験を体得していく中で、「びびっときた!・これは他の楽しいとは何か違う」と感じるものへ素直に耳を傾ける
・自分の人生ストーリーを振り返る
などを挙げていました。
僕における5のキーワードを考えてみると、
【山中晴大の5つのキーワード】
「人生・生き方」の本質への興味
身近な存在・組織からの承認欲求
人間社会の中で何か特別な存在になりたい自己実現欲求
他者貢献性・愛情深さ
自責思考
これら5つが出てきました。
こうしてみると、抽象的でまだまだ知識経験不足がにじみ出てますね笑
一つ一つのキーワードを挙げた理由については、後日自分の半生についてしっかりと言語化の機会を設けたいと思っています。
そして成田さんが述べていたことは、これら個性が見つかったならば、後はひたすら「信じて、育てる」ということです。
具体的には、知識や経験の幅を広げる機会を設け(本・SNS・講演会・会いに行く等)、その環境で自分の可能性を信じてひたすら①に書いたことを実行するということです。そして、定期的に自分の生き方へ疑問を立てて問い直す。これらの連続で自分の人としての「軸」が明確になっていくと述べていました。
僕事として捉えると、現在行っている就活支援・採用支援のインターンは、1・4に紐づいている行動であると感じる一方で、課題があり結果が出ていないという現実を受け止め、自分にできる行動をしていないことで、2の他者欲求が満たされず、3の何者かになりたい欲求が大きくなっているのだと仮説立てます。
NAとして僕がすべきことは、
・今のインターン先で課題を受け止め、自分にできる行動を実直に重ね、自分の個性を信じて育てること
・自分の自己実現欲求の解像度を高め、より自分のキーワードを明確に出来る挑戦を探してみる
この二つかなと考えます。
成田修造さんは以前よりメディア拝見することはありましたが、今回著書を読み、その半生と価値観を知ることで、「ただのサクセスストーリーではない、人の生き様の深み」を少しだけ理解できた気がします。
思考が行動を変え、価値観を作り、個性を作り、人生を作る、という人生プロセスの一例を受け止めることができました。
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