マガジンのカバー画像

8 photos in CHINA

8
中国人が中国全土を旅するブログ。中国では「8」が縁起の良い数字とされるため、訪れた都市の魅力を、8枚の写真でお伝えしていきます。
運営しているクリエイター

#旅行記

vol.6 青島-QINGDAO-

皆さん、こんにちは。 「8 photos in CHINA」第6回 青島編をお届けします(^ ^) 日本人の方に、青島を「チンタオ」と紹介してもほぼ100%通じるので、中国の地方都市の中でも知名度が高い都市の一つではないでしょうか。逆に「アオシマ」と伝えると、元都知事か織田裕二が思い浮かんじゃいますね。 では、青島の基本情報からお伝えしていきます。 青島-QINGDAO- 所属:山東省 エリア:華東地区 面積:約11282㎡ 人口:約930万人 タクシー初乗り料金:1

vol.5 フフホト-HOHHOT-

皆さん、こんにちは。 日本ではお盆休みですね〜。遡ること約2ヶ月前。6月18日が「端午節」という祝日で3連休でしたので、内モンゴル自治区の省都、フフホトに行ってきました。 内モンゴル?フフホト?何それ??って方向けに、簡単にご説明致します。 清の時代、モンゴル一帯は全て清朝の支配下に置かれました。20世紀に入り、ロシア帝国の侵攻を恐れた清朝は、北方の自国領土=モンゴルに漢人を送り込むようになり、漢人のモンゴル入植が加速化します。しかし、漢人が増えたことでモンゴル族との間

vol.4 マカオ-MACAU-

皆さん、こんにちは。 今年のGW、日本では最長9連休だったそうですが、中国では「労働節」という祝日に伴い、4月29日から5月1日までが3連休でした。 国際的には、労働者の権利活動のための日として、5月1日を「メーデー」と呼びますが、中国もこの日を「労働節」という国の祝日に定めました。ただ、中国では、労働者の権利活動のための日というよりは、国に顕著な貢献があった人を祝賀する日としての意味合いが強いようです。国に対して全く何も貢献していない私ですが、勝手に自分をお祝いするため

vol.3 南昌-NANCHANG-

皆さん、こんにちは。 「8 photos in CHINA」の旅も3回目。少しずつ慣れてきた感じがします、ENZOです。今回は、4月13日(金)の仕事終わりから4月15日(日)にかけて、南昌に行ってきました。南昌?どこそれ?と思う方も多いと思います。観光地としてはマイナーな都市だと思いますが、中国の近代史に造詣が深い方は、「ああ、あそこね」と、すぐピンとくるはずです。 1927年、人民解放軍が誕生した革命の都市。それが南昌です。 まずは、南昌の基本情報から。 南昌-N

vol.2 香港-HONGKONG-

皆さん、こんにちは。 4月5日は中国の「清明節」という祝日で、4月5日から4月7日まで3連休でしたので、香港に行ってきました。清明節とは、日本の「お盆」に相当する伝統的な祝日で、お墓参りをして先祖を偲ぶ日とされています。その起源は、紀元前の漢の時代にまで遡るそうです。中国の祝日はほとんどが旧暦をベースとしているため、年によって祝日の日が異なりますが、清明節はだいたい4月4日前後になることが多いですね。私の家族は父方も母方も先祖代々のお墓が無く、遺骨は海に流す風習のため、清明

vol.1 上海-SHANGHAI-

皆さん、こんにちは。 今回のエントリーより、ようやく「8 photos in CHINA」がスタートします! 記念すべき第1回の旅先は、上海です(^ ^) と言っても当方は上海在住のため、「旅」には当てはまらないですね(汗) そこは一旦忖度して頂いて、とりあえず日本人の方にとって身近な街からご紹介していきましょう〜。 まずは上海の基本情報から。 上海-SHANGHAI- 所属:直轄市 エリア:華東地区 面積:約6340㎡ 人口:約1440万人 タクシー初乗り料金:

8 photos in CHINAの基本レギュレーション

3月も半ばに入り、上海は比較的暖かい日が続いております。さっきiPhoneで気温を調べたら、今日は19℃もあるみたいです(^ ^) さて、先日ひっそりと立ち上げた「8 photos in CHINA」ですが、今日は2回目のエントリーとなりますね。 私としても、今回の旅ブログを機に、改めて中国のことを勉強し直そうと思い、とりあえず役に立ちそうな書籍を2冊購入しました。 左は中国全土の観光地ガイドブック、右は民生部という行政部門(日本の総務省に相当)が編集している、中国の行

8 photos in CHINAの主旨について

「中国」 文化、歴史、地理、政治、経済。あらゆる分野において、この国を抜きに世界を語ることは不可能と言っても過言ではありません。テレビを点けてもネットを見ても、今や「中国」の二文字を目にしない日の方が珍しいのではないでしょうか。日本に限らず、世界各国のニュースで、良くも悪くもトピックに挙げられることが多い国。 私はその中国で生を授かりました。 日本人の方もご存知の通り、中国は多民族国家です。人口の9割以上を漢民族が占め、圧倒的マジョリティの漢民族+その他55の少数民族で