ただそこにいる
朝起きたら、右後ろ背後ぴったりに"死"がくっついている。
お前を私の右腕にした覚えはない、寄り添うな、と思う。
そしてしばらくすると右にいた奴は私の身体に入り込んでくる。
この"死"がなかに入り込むと、世の中が辛く、酷く、全てが敵になった様に見える。
頭が痛み、気分が悪い、悪寒がする。
上を羽織っても寒い。
気温で寒いというわけでは無い気がする。9月の中旬、まだ暑さの残る頃のはずだ。
けれど度々くる感覚。背筋がゾクリ震えて力が抜ける。
寝れば治るだろうか。
そしてまた繰り返す。
2023/9/13
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