留学するのが手段ではなく目的になっている話

ここ数年、自分が何をしたいのかわからなくて悶々としていました。ルネサンスが好き?その割にはCDを買い漁ったりしてる訳でもない。バロックが好き?その割にはDVDを(略)。唯一、生のオペラや演奏会を聴きに行くのは大好きだったけれど、子供を産んでからそれも叶わず、コロナ禍で更に叶わず、興味関心のアンテナが錆びついてしまった感じがします。

でもしがない主婦をしながら心の底でくすぶってるのは「いつか留学したい」という気持ち。でもどこに?何しに?検討がつきません。ほんで今日、いつも通り子供を叩き起こして、幼稚園バスにぎりぎりの時間に乗せて、家帰って三男に朝ご飯食べさせて、皿洗いながらふと気づいたのです。


本来、留学って「これを本場で勉強したい!」って思ってから、するもんなんちゃう?(今更)


留学って勉強するための「手段」なのに、私は留学が「目的」になっている。憧れの海外に住んでみたい~現地の空気吸ってみたい~散歩とかして近所のパン屋でおいしいパン食べたい~スーパーで謎の食べ物買ってみたい~等々。そしてそれに実は気づいていて、考えの浅さを心の中で恥じて、人に見られないようにした結果、自分自身でも本心がわからなくなってしまっていたのでした。

今わかりました。私はただ、海外に住んでみたいだけなのです!

そしてそれを恥ずかしがるのもやめます。取り繕ってもしんどいだけなので、私はそういうミーハーな人間なのだという事を受け入れることにします。最初はミーハーでも何でもいいです。昔初めて海外のオーディション受けた時も崇高な志なんて全然持ってなくて、ただの憧れで日本を飛び出して、先生、友人、楽曲…そこでたくさんの出会いがあって、たくさんの刺激を受けて、そこからまた新たな目標が生まれたのを思い出しました。

まとめ

・留学したいっていうかただ海外に行きたいだけ。

・何を勉強するかは留学準備しながら考える

・とはいえ長期留学は現実的ではないので、子供の夏休み中の1週間~1か月の短期で1度行きたい

・上手くなったら行こうと思ってたけどそんな事言ってたらいつまで経っても行けないので、今行けるところにひとまず1回行ってみる

こんな感じで勉強していこうと思います。

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