見出し画像

自作MAD解説("ぼっち・ざ・ろっく!『Creep』"、"Leg@cy")


【アニメMAD】ぼっち・ざ・ろっく!『Creep』(Radiohead)



これはあんまり深く考えてなくて、

「『ぼっち・ざ・ろっく!』おもしれー!
 俺『Creep』すきー!!
 合いそうーー!!!
 暇だから合わせてみよーーー!!!!」

って作ったら出来たって感じでした。
ある休みの一日で完成させたんだったと思います。

極めていつも通り、ほぼ手癖で作った様な記憶しかないので
あんまり詳しく語る事が思いつきませんが、
思いつく限り。

動画については先述した通り
特にこれといった工夫は無いというか。
そもそも元アニメの画面が面白いものが多いんですね。
実写の映像とか普通に使ってくるし。
いちいち作画もいいし。


この「アイデンティティを風船に書いて割る」演出、誰がどうやって考えたの?
冷静に考えるとこれなんなの?


素材が極端にいい訳で、
『ぼっち・ざ・まっど!』というタグが
ニコニコで生まれるのも頷けます。
たぶん良いMADがたくさんあるのでしょう。

和訳は既にネットにある訳を参考にしながら
自分なりに、また題材に合わせつつ
訳してみたものです。

参考にしたサイト様↓


”creep”は元々「這う」とか「ゆっくり近づく」みたいな意味で、
転じて「ゾッとする」「気味が悪い」、
みたいな使われ方をする様になって、
更にスラング的に「キモい」「陰キャ」
くらいのニュアンスでも使われる様になってるとか。


きららMAXの4コマの主人公ですよこれ


動画の中では"creep"について
「虫野郎」「ウジ虫」みたいな
訳し方をしていますが、
実は「虫」みたいな意味合いは本来は特には無いんですね。
これは作中でぼっちちゃん自身やギタオあたりが
「ミジンコ以下」「ゾウリムシ以下」みたいな、
ちょいちょいこういう言い回しを(確か)するので、
その辺に寄せています。

この歌本当にめっちゃ好きでして、
初めて聞いた時から今まで
たまに思い出しては聞いて涙ちょちょ切らすんですが。
陰キャには響くんですよ。

で、確かにぼっちちゃんに合うんですが、
逆に合い過ぎて暗くなりすぎるかもしんないな、と
途中で思いました。
なので最初と最後に元アニメの
「ぼっちちゃんが作詞に挑戦する」くだりを充てる事で
むしろなんとか前向きなニュアンスで終えられる感じに
なってくれたかな、と思っています。

割と気に入っていますが
(特に大サビの所で
 ギターとの出会いからフラッシュバックしていって
 でも思い出の中では徹底して独りぼっちで、
 特に意味もなく怪獣が火を吐き
 最後にちらっとだけバンドメンバーが浮かぶ流れが好きです)
それにしても意外と(妙に)伸びて驚いています。
ぼっち・ざ・ろっく!の人気の高さが伺い知れます。


ぼっちちゃんは「不器用」っていうか「無知」なだけだと思う、意外と。
少なくとも彼女が色々知るまではギターが支えるんですね、きっと。


ぼっち・ざ・ろっく!もCreepもおすすめです。
アニメは最後までずっと面白かったですよ!
独特の演出を盛り込みまくってたりして全然飽きません。

あと見てて思ったのは、
これそもそもストーリーラインが面白いんだろうなと思いました。
構造的に高校野球漫画に近いものがある。
はぐれモノがチームに入って、
最初は個人技で引っ張ってく形になるんだけど
徐々にチームメイトと仲良くなってく内に成長していき
チーム単位で物事を考えてく様になる、ていうあれ。
ちゃんと読んでみたいので、
原作漫画もその内買おうと思っています。
(一回本屋に行ったけど1巻だけ無かった)




【アイマスMAD】Leg@cy【 PBoyP@rk '22 】



憧れの PBoyP@rk への出展作品です。
回P(きよぽん)さん、運営お疲れ様です!

これは逆に、めっちゃ自分で気に入ってるけどマジで伸びませんでした。
僕はこのパターンが多いです。
得てしてそんなものかもしれない。

実は元々はすごく無謀な構想があって、
「5,6曲くらいのヒップホップの名曲で
 それぞれアイマスブランドごとに動画を作り
 それを繋げて一つの動画にしちまってはどうか」
というものでした。

プレイリストを作り音源の制作までは漕ぎつけたのですが、
すぐに冷静になりました。アホかと。
でも2曲くらいは繋げてみようかなと思っていました。
最終的には、
GAGLEの『屍を超えて』から
このEVISBEATS『夢の続き』に繋げる予定でした。

『屍を超えて』については、例の小鳥さんが主人公の漫画
「朝焼けは黄金色」のコマを切り抜いて構成した
静止画MADを作るつもりでした。
そこから『夢の続き』、
矢吹可奈を中心とした劇場版アイドルマスターの世界観を
ベースにしたMADに繋げる…という構想でした。
出来たら神やんけ!!と。

ただ、静止画MADは作った事なくて
圧倒的に門外漢だったので、
ひとまず作れそうな『夢の続き』部分から
作り始めた所、
これがメチャクチャよく出来ちゃった(と思い込んだ)ため、
「いやなんか小細工を弄するのもったいねーなー!!
 静止画MAD作れねーし!
 もうこれでいいんじゃないかな!!上げちゃお!!
 静止画MAD作れねーし!!!
ってなりました。

小鳥さんの若い頃の話から
現状アニメベースの765プロのストーリーとしては
最先端であるだろう劇場版までの話を
扱うつもりだったので、
その名残りがちょっと大仰なタイトルに
残っちゃったんですね。


小鳥さんのこのカットを入れたのも、そういった構想の名残りです。


色調とか上下の帯の色とか最後まで悩みましたし、
分からないレベルですが実写の紙の画像を合成する事で
少し温もりのある質感が映像に出る様に試みています。

シンクロについてはカッチリガチガチ、バッチバチにキメる!
というのではなく、
特に矢吹のシンクロは基本的にゆるめを意識し、
偏差的な音ハメを目指しています。
他でカチカチハマってる時とのメリハリが生まれる…
というのもあればいいなと思っていますが、
この歌の大意を考えると、
あくまで彼女のペースでハマる様に見えた方が
最終的にはエモいかな、という判断からです。


「音を と・め・ず・に」というこの部分好きです


2番からは矢吹の周辺の人々のダンスシンクロが主体になるのですが、
打って変わってシンクロは素直に合わせる方向で、
なんとなく歌詞とキャラが合ってる感じを目指しています。
細かくてどうでもいい話ですが、
それぞれの持ち曲のダンスを採用しています。


「甘み」と「天海」をかける、太古の昔から存在する黄金ダジャレ


「今もそこに近づいてる」


「そう思えばネガティブも栄光の一部」


「映画や漫画、あの小説みたいに」


「蓄積した感性で世界を色付け」
サイリウムと「世界を色付け」がなんとなく掛かってるのと、
「感性」と「関西」が少し近い、ていう遠すぎる連想


「かのルイ・アームストロングも歌ってる
どうやらこの世界は素晴らしい、らしい」
スキャットマン・ジョンの「Everybody Jam」という歌のMVから引用。
右に本人いるし当たり前なんだけど、「らしい」の部分がすごくハマった。
飛び道具だけど。


「考えすぎんなよ 体に毒さ」
余談ですが僕はシアターの面子だと佐竹推しです


「振り返れば大切な瞬間、そんな風に捉えて」


この部分がすごくうまくいったなと思う要因であり、
ただ考えてみれば大分自己満足度が高く
細かすぎて伝わらない系統の趣きだったなと
今は思います。
いや、出来た瞬間は自分の中では爆アゲだったんですけどね。



「頭より心 損する事ばかりだけども その方がきっと」
この部分こそがこの歌で一番好きな部分であり、
また矢吹可奈を中心に据えた最大の理由です


ベタですが、「春香ちゃん」と矢吹の顔が重なるシーンも
気に入っています

まぁ総じてやはり歌がすごくいいですよね。
そもそもEVISBEATSと田我流の組み合わせで
『ゆれる』という、誰もが知ってるレベルの超名曲があって、
その続編的な位置づけでこの『夢の続き』が作られてるんですね。
ですが、動画ではあくまで独立した一曲として捉えています。

なんかいい感じにこう、アイマスの世界観、
特に劇場版の世界線に
落とし込めたのではないでしょうか。と思っています。

うんうん。なかなか好きです。








いや、すみません、もちろん冗談です。
実際反省点も多いんですよね。
有り体に言うと独りよがり過ぎたかなと。

ともあれPBoyP@rkに参加出来てよかったな、て感じです。
出来ればもう一本投稿したいと思っております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?