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【檳榔子黒(びんろうじぐろ)という色】~世界もココロもグラデーションでできている~449

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回、講座で行った『自己肯定感』についてのワークをあげてみました。みなさまは自己肯定感なるものを高めたいですか?


さて
以前、推し!?のライブ鑑賞をしたことを熱く語らせていただきました。いや、本当はもっと語彙力、表現力があれば皆様に伝わるのかと思いますが😅ちょっとでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたらYouTubeで是非😉

そして今年最初の色のお話しは、推しの『竜馬四重奏』ライブでのステージ衣装であった和装に関連した伝統色を選んでみました。


『檳榔子黒』(びんろうじぐろ)

「檳榔子黒」(びんろうじぐろ)とは、青みを含んだ気品のある黒色のことです。藍を下染めに檳榔樹の実「檳榔子」で染められた最高級の黒染の色


「檳榔子黒」は 藍を下染めに檳榔樹の実「檳榔子」(びんろうじ)で染められた最高級の黒染の色であり、紋付きの最高級の色とされています。

藍を下染めにするため『藍下黒』(あいしたくろ)とも呼ばれ、紅を下染めにする『紅下黒』(べにしたくろ)もあります。

日本男児って感じでしょうか

🔶「檳榔子」(びんろうじ)とは
ヤシ科の常緑木で、マレー半島原産のビンロウヤシの種子です。日本への渡来は古く、奈良時代には薬用として、南北朝時代より染色にも利用されるようになったようです。

江戸時代の俳諧師「井原西鶴」の『好色五人女』には「檳榔子の買置して家をうしなはれける」という記述があり、檳榔子の相場買いで家を失うほどの高価な染料だったようです。

厳かで深い色合いが和を感じさせますね・・・


今回は『檳榔子黒』(びんろうじぐろ)という伝統色をご紹介しました。今後も色についての記事をあげていきますので、お楽しみに😉


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。



見てみて💕



最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。



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