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子を送り 背中を見つめ 朝の光に 花咲きほころぶ 大地の息吹 歩み進めば 風が囁く 喜びとともに
窓にさす 穏やかな光 花びら揺れて 風の中舞う しず心 淡き色 空に広がり 夢に舞う しず心
心なき 身にも感じる 鳥立つ公園の 夕暮れ 静かに揺れる 赤染まる 澄んだ風が 頬を撫でる
街に 人影もなく 静けさ染まり 秋の朝に 陽、差し込む この静寂よ 秋の鏡に 心映る
晩夏の夜 宵に過ぎ去り 雲の彼方へ 月は宿りぬ 静けさの中 消える光よ まだ残りし 月影映して
ともに食べ 笑顔が広がり ともに見て 幸せ感じる 月光る夜 小さな手 そっと重ね 夢の中でも
なれし衣 そばに感じて 君を想えば 遠く離れて 旅の思い出 歩んだ道よ 共に歩みし そっと微笑む
道のほとり 清らかな流れ 木陰 心癒され 一息ついて 再び歩む 勇気を胸に 風に吹かれて
涙ふる 頬にこぼれて 心の中に 静かに流れ 夜に溶けゆく 泣いてもいいよ 温かく 風にまかせて
人の心 移ろいやすく 遠く離れて 君という花よ 香り変わらず 愛しさ 胸に抱きて 想いはかえる
果てしなく 波打つ闇夜 揺れる 静寂の影 ひとり佇む ひとつ心 闇に染まりて 明日を待ちわび
天の海 雲の波立ち 月の船 星の波間に 静かにこもる 夜空の旅路 光を纏い 夢を見ゆ
月は今も 昔と違えど 変わらぬ心 時を越えたる あの日のままに 春の風さえ 冷たく 我が ひとつ 変わらぬ想い
ひとつ、音 静かに響きて 心揺れる 波紋のように 広がるA響 重なりし声 時を越え 未来へ続く