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ブラザー編機 パリエ KH-831

編み機に興味を持ちはじめた頃、縁あって譲り受けた編み機。私の編み機熱に火を付けた一台です。(写真は後に購入したゴム編み機がついています。)

針は200本。パンチカードを使って色々な模様編みが出来るタイプです。

編み機を譲っていただいて、まずした事は解体と掃除でした。

長年使われていなかった編み機は、使用されていた時の糸くずや油が固まって、編み機の動きを悪くしてしまうそうで、掃除をすると本当にびっくりするほど汚れが取れます。「これからよろしくね。」の思いも込めて、その後手に入れた編み機も始めにする事は掃除でしたが、何と言っても1台目の編み機だったので解体の方も力が入っていた訳ですが・・・。

掃除と一緒にペシャンコになった針押エを、百均で購入した隙間テープで補修すると、試し編みもちゃんと出来て、メリヤスがぐんぐん編める〜!糸がどんどん減る〜!と編み機の楽しさに感動していたのですが、しばらくしてぶち当たったのはパンチカード機の不具合でした。

パンチカード機は、グリスで読み取り機が固まって動かないことがあるそうなのですが、私のは読み取り機は動いているのに選針が出来ないというもので、色々やってみてもどこが悪いのか分からず、結局一度オダハラミシンサービスさんに修理に出す事にしました。

見ていただいた結果は、読み取り機の基盤がずれていたという事でした。頂いた時からなのか、解体時に何やらやらかしてしまったのかは分からないのですが残った教訓は

「掃除は丁寧に、解体はほどほどに」

笑ってしまいますが、編み続けるほどに掃除は大切だな〜と感じています。

何はともあれ、修理から戻ってきた編み機はよりキャリジも軽くなって動いてくれるので、その後何台か他の編み機も手に入れましたが、今でも一番使う機会が多い相棒となりました。

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