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✅アルゼンチン共和国杯の予想〜過去傾向とラップ診断から〜

アルゼンチン共和国杯の予想となります。


この記事は使えそうな過去傾向と過去のレースラップから考察していきます。
本命馬と対抗、推奨買い目も記載してますので是非ご覧ください。



想定上位人気馬

テーオーロイヤル      2.5倍
キラーアビリティ   3.9倍
ヒートオンビート   6.5倍
シルヴァーソニック  10.1倍


コース分析

芝2400mのスタート地点を4コーナー方面に100メートル移した形のコースレイアウト。2400mは坂を上り切った平坦な部分からのスタートだが、2500mでは坂の途中からのスタートになる。1周目のゴール板を通過して1コーナーを回ると、バックストレッチ半ばまでは緩やかな下りが続く。3コーナー手前の上り下りを経て、ゴールまで525.9mの直線を向くと再びタフな上り坂が待っている。坂を上り切ってからゴールまでの残り300mはほぼ平坦。最後の直線勝負で速い脚が求められるのは2400mと同様だが、スタート直後の上りで消耗を強いられるので、余力を残すためにスタミナがより一層求められる。


過去3年のレースラップ

2021年レースラップ

7.2 - 11.6 - 12.1 - 13.4 - 12.9 - 12.4 - 12.4 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.1 - 11.1 - 11.9
4F 45.9 - 3F 34.1

2020年レースラップ

7.3 - 11.3 - 11.1 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 12.8 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 11.3 - 11.2 - 12.4
4F 47.5 - 3F 34.9

2019年レースラップ

7.2 - 11.2 - 11.9 - 12.9 - 12.7 - 12.6 - 12.7 - 12.4 - 12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.1 - 11.7
4F 45.9 - 3F 34.1

東京競馬場芝2500mの左回りを使用。

ダービーより100m伸びるこの舞台では一気にスタミナ要素が問われるレース質。
100m伸びることによりスタート位置が急坂地点となりキレ味よりも持久力が求められやすい。

前半は11秒台から12秒台のラップが展開されやすくスローペースに落ち着く展開になる。
中距離なので基本的にはスロー想定。

過去3年ともペースが上がるのがラスト3Fの600m地点。
直線に入る前の4コーナーあたり。
長い直線+2回目の急坂を駆け上がるにあたり仕掛けどころはギリギリまでせめぎあっている。

ラスト2Fが最速の瞬発力戦と見立てたいところだが、坂を駆け上がった後も300mの平坦直線を走る持続力も問われる。ラスト1Fが減速していることからもタフであることを物語っている。
瞬発力よりかはスタミナという持続力が問われるレースと想定したい。

東京2500mの非根幹距離は特殊なレース。
前から出し抜くだけでは勝ちきれない、一筋縄ではいかないレースだ。

<レース展開>

前半はスローペース
直線では坂を駆け上がった後の平坦直線での持続力が求められ、ラスト1F減速型の持久力戦


過去傾向

90年代は2桁人気馬の勝利が目立つ波乱の多い重賞として知られていたが、ここ10年は3番人気以内の馬が9勝を挙げるなど、上位人気馬優勢の傾向が出ている。ただし、3番人気以内の馬によるワンツー決着は2回しかない。3番人気以内の馬を軸にして、4番人気以下の馬に流す作戦が有効そうだ。


過去10年の年齢別成績では、3歳馬は出走例が4頭と少ないが全て馬券に絡んでいる。3歳馬が出走してきたら要チェック。
3歳馬→キラーアビリティが該当。

最も勝利数が多いのは4歳馬で、3着内率も35.1%と高い。
4歳馬→テーオーロイヤル、ブレークアップが該当。

好走率が最も高いのは57.5kgで、それに次ぐのが56kgとなっている。
57.5kg→テーオーロイヤルが該当。
56kg→マイネルファンロン、ラストドラフトが該当。


考察

後半の直線では2度目の急坂も待ち受けており減速ラップが刻まれる。
切れ味勝負と持久力勝負。

逃げ馬はバテ差しを喰らう傾向。
中盤から長い脚を使える差し馬、追い込み馬を中心に狙っていきたい。



以下は私の本命馬と対抗、各馬の解説、
推奨買い目を記載しています。




本命馬・対抗の考察と推奨買い目

本命は◉ヒートオンビート。
過去の重賞で2着と3着が異常に多く未だ重賞制覇できていない。

2走前の七夕記念では12.3 - 11.0 - 11.1 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8のラップタイムで2着まで。
ラスト4Fから1Fまで11秒台の脚を求められるロングスパート戦で後方から最速の脚で追い込めた末脚を評価したい。
57kgのハンデを背負っていた中、高速馬場で2着に食いこめたのは良い内容だった。

一番評価できる内容が天皇賞・春。
ディープボンド、テーオーロイヤル、タイトルホルダーと世代屈指の馬に着差はあったものの2着、3着馬より早い上がりタイムを発揮できたのは物差しになる一戦。
長距離のタフなレースをこなせる器もあるのだろう。

日経賞の非根幹距離戦では3着まで。
タイトルホルダーとボッケリーニと重賞馬、G1馬にタイム差がないレースを見せた。
6.9 - 12.0 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 13.4 - 13.4 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.8と稍重であった。中盤中弛みの展開から、後半しっかりと脚を求められたタフなレース。

過去レースを見ているとこの馬は中盤からやや前目の位置で折り合うレースが目立つ。逆にポジションが後方からになりすぎるとそのポジション差による負けパターンもある。

持ち味は何より上がり3Fでしっかりと末脚を発揮できること。
前半緩み、後半のスタミナ要素が問われる今回のレース質では最も展開利があると思っている。

前目の馬が潰れた展開を想定すると、この馬が差し切れるとみて本命を打ちたい。

○ボスジラ
大外枠に入ってしまったのが残念だが、外枠上手なルメールに任せたいと思う。

この馬は東京も得意なタイプで、中団より後方から長い脚を伸ばせるのが持ち味。

メトロポリタンステークスでは、34秒前半の上がりタイムと上がり3Fの持ち時計もある。

重賞で結果が出ていないのが事実だが、今回も鞍上ルメールと勝負度合いも高いはずだ。
2番手評価したい。

▲レインカルナディオ
△テーオーロイヤル
⭐︎ラストドラフト

以上の見解でいく。

推奨買い目

単勝→16

馬連一頭軸流し
16→5.11.13.18(4点)

ワイド一頭軸流し
16→5.11.13.18(4点)

3連複フォーメーション
16→5.11.13.18→1.3.5.6.11.12.13.17.18(36点)

馬連4点が本線。
今回はオッズもつきそうなので単複と2連系が中心。
3連複は3列目を広げて狙う。


この記事をお読みいただいて的中した際にはぜひよろしくお願いいたします😁