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Imagine

ここ4日間を利用してある小説を読んだ。

著書名、著者名等は詳細は控えさせて頂く。

なぜなら世間的には全くと言っていいほどの無名作品。検索してもほとんどヒットされない。
自分だけのものにしたいと独占欲が生まれたから。
だから教えたくない。

物語的には完全なフィクションである。
現実では起こりえないエピソードだった。

幼くして両親を亡くした主人公A。
18歳になったAがある5人と出会うことで人生が横転し、両親が残した謎や秘密、またAとその5人に隠された衝撃の真実に辿り着いてしまう。
端的に言うとこんなストーリー。

内容的にも愛に溢れたり、見事な伏線回収など心揺さぶるシーンが多くあったが、1番感動した点はそこではない。

私自身が4日間も小説を読んでいたこと。
そこに感動している。文字を読むこと、書くことが苦手にも関わらず、気づけば4日経っていた。

なぜそんな夢中になってしまったのだろう。  

答えは既に出ている。
自分の全く知らない世界や人生を体験できたから。

小説の魅力として、我々は時には王様になれるし、殺人者にも大泥棒にもなれる。不倫もできる。
SFの世界なら宇宙人にもなれ、違う時空に飛び越えることもできるはずだ。
このような空想の世界では羽を広げて大空を駆け回れるのが魅力の一つだと思う。

また小説には感性を磨き、想像力や発想力を豊かにする力があると認識した。子供のような自由かつ柔軟な発想は、時に勉学や趣味に活かせるのではないかとも考えるようになった。
想像力は相手の気持ちを想像し、人の気持ちに寄り添う心にも繋がっていく。

小説によって思いやりや共感力が育まれるのは素敵なことだ。




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