ドカベン



水島新司さん
打った瞬間のソックスからシューズにかけてとか、
投球の際の左手のグラブの位置とか、スゴイ好きで
小学生の頃、さんざん真似して野球漫画を描いていた

ノート10冊分は作画オレで漫画を描いていた
確か友達にもその連載は読ませていたはずだ
漫画家になりたかったなぁ

水島漫画ならオレに任せろ的な感じで次週の展開予想して、絶対にありえない展開、水島新司ならこんな展開にはしないはずだってイキって見事に外したのは良き思い出で、いまでもイキる自分の戒めの一つになっている
漫画家になりたかったなぁ

そんなの諦めてからドカベンがアニメになったけど、とてつもなくガッカリした
あのソックス感やグラブ感が一切なかったし、
同じ静止画がワーワーいうシーンとかゲンナリだった
アニメは漫画を超えないんだなと思ったし、
それからアニメに対して期待することもなくなった

コロナさんのおかげで昨今のアニメを散々見て、想いは変わった
鬼滅の刃なんか漫画とアニメが独立して全く別の芸術にまで昇華したと信じる

漫画家という位置は、別の意味でとてつもなく遠いところに行ったなぁ

今の技術でドカベンアニメ作ったら、緒方のフォークを、岩城が甲子園のスコアボード超えに持っていく、あの名シーンはどんな感じになるんだろう

時代と時代の狭間だな


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