TFX-Artist 〜アーティストへの道〜 #4 「文字の変換を極めろ!」
「テロップ」とは「文字」を中心とした表現のことです。私たちは「テロップ」を作るプロであるために、まずは「文字」を扱うプロでなければいけません。今回はTFX-Artistの機能とともに、パソコンの文字入力について書こうと思います。
TFX-Artistの超便利機能「文字の再変換」
編集作業では「このテロップやっぱひらがなに変えて〜!」とか「漢字間違えてる〜!」とかよくありますよね?そんな時は文字を選択し、ショートカット Ctrl+E です!
選択した文字に再変換がかかり、候補が表示されます。文字を打ち直す手間が省けるわけです。超便利!
文字変換のファンクションキーを極めろ!
ここからはWindowsの基本的な話になります。TFXの再変換機能と合わせて使うことで、さらに操作のスピードが上がります。是非マスターしましょう!
「F6」 ひらがなに変換
→ Ctrl+U(ユー)でも可
「F7」 カタカナに変換
→ Ctrl+I(アイ)でも可
「F8」 半角カタカナに変換
(あまり使わない…)
→ Ctrl+O(オー)でも可
「F9」 全角英数字に変換
小文字 → 大文字 → 頭だけ大文字(押すたびに切り替わる)
→ Ctrl+P(ピー)でも可
「F10」 半角英数字に変換
小文字 → 大文字 → 頭だけ大文字(押すたびに切り替わる)
→ Ctrl+T(ティー)でも可
予測入力機能を使う!
(これもWindowsの話ですが…)TFXで文字の再変換をした時、あるいは文字を入力中、予測候補が出ると思います。入力した履歴が表示されるので何かと便利かもしれません。
予測候補の選択は、予測候補が表示されている時に「Tab」キーで行います。「スペース」キーを押せば、通常の変換になります。
予測候補に関する設定はこちらです。
「予測候補を表示するまでの文字数」なども設定できます。お好みの数値で。
通常の変換時に「Tab」
通常の変換候補が出ている時は「Tab」キーを押すと、候補が多い場合はたくさん表示されるようになるので、見つけやすいです。
「メモ帳」でも文字の再変換はできる!
Windowsの「メモ帳」アプリなどでも確定された文字の再変換は可能です。日本語JISキーボードの場合は【変換】キーがあると思います。USキーボードの場合は Windowsロゴ キー +「 /(スラッシュ)」です!
ちなみに入力直後であれば、Ctrl + BackSpace キー で再変換がかかります。いろいろお試しください。
* * *
TFXの文字の再変換機能 Ctrl+E はとても便利なので是非覚えてください!演出のお直しを頂いても、一瞬で対応ができますね。タイピングが速くなるよりも、大事な機能かもしれません。
今回紹介したファンクションキーと合わせ、素早い操作を実現しましょう!
「文字の変換を極めろ!」
Best regards,
884tak
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