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クリップを有効・無効にするPremiereProエクステンション「DÉTECTIVE」

対応バージョンはPremiere Pro 2022 (v22.0)以降
Adobe Exchange にて販売

Premiere Proのクリップの「有効」機能はトグル式(有効と無効が切り替わる仕様)ですが、DÉTECTIVE(ディテクティブ)は「Enable」と「Disable」を別の機能に分け、選択クリップをどちらか一方の状態にします。イン/アウト間のクリップの有効・無効化や、有効・無効クリップの選択もできます。

有効(Enable)・無効(Disable)にするクリップの範囲を、「Selected clips」または「In/Out」から選択します。

Selected clips

シーケンスで選択されたクリップを有効・無効にします。

In/Out (Video, Audio, Both)

シーケンスでイン点からアウト点にあるクリップを有効・無効にします。必ずイン点とアウト点の両方が必要です。ビデオトラックのみ(Video)、オーディオトラックのみ(Audio)、または両方(Both)から選びます。
ロックまたはミュートされたトラックは無視されます。


Enableボタン

指定されたクリップを有効にします。有効なクリップが指定されていてもそのままです。
Shift+クリックの場合、有効クリップのみ選択状態にします。

Disableボタン

指定されたクリップを無効にします。無効なクリップが指定されていてもそのままです。
Shift+クリックの場合、無効クリップのみ選択状態にします。


Storeボタン

現在のシーケンスにある全てのクリップの有効・無効の状態を記憶します。記憶されたシーケンスの名前は下に表示されます。記憶できるシーケンスは一つのみ。パネルを閉じると記憶されたデータは消去されます。

Recoverボタン

指定されたクリップを記憶した状態に戻します。
Shift+クリックの場合は、記憶した状態に戻すためのクリップが選択されます。

Note:
DÉTECTIVEで行われた操作は「取り消し」(⌘+Z)ができません。

* * *

クリップが大量にある場合は、処理が完了するまでに多少時間がかかります。EnableまたはDisableボタンをShift+クリックでクリップを選択状態にした後に、Premiere Proのメニューからクリップの「有効」機能で切り替えた方がスムーズかもしれません。

Best regards,
884tak


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