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なんか生きんのんてしんどい思たけどな、ぜんぜん気のせいやったわ②

私は昔から「男前やなー」と言われる気質です

理不尽な事に目を瞑れない
というか、自動的に
カッと目が見開いちゃって


「どれどれ?ほじくってやろうじゃないか」

と、大人になった現在もやってしまう時があります

ホントはそんな事したくないんですよ?
私の脳が勝手にやるだけ
ぜぇーんぶ脳が悪い😗


そんな私が、彼を前にするとただの女の子になってしまうのです

エントリーNo.2



ひょっとしたら自分なんじゃないか
そんな気持ちになる人に出逢いました



彼と出逢って、たぶん3年、いや、4年?か?

わからへんけどそこらへん😆

知り合って間もない頃から妙に気が楽で、やけに安心する雰囲気を感じていました

元々思った事は口にしますが、接する機会が多い異性には特にそれをより強めにする事で無用なトラブルを避けようとする、私が編み出した先制攻撃のような防御方法があります

他の仲間と同じように接しはしても
この人は大丈夫
彼に対しては当初から防御をするという気持ちは無く、ずっと前から知っていたかのように素の自分でいました

そうする事が自然だと感じたのです

彼が居ると楽しくて、話しているともっと楽しくて

誰が居ても彼に焦点が合いました

この時はまだ好きなんじゃなく
古い友達のような
兄のような
時には弟のような
とても特別な人、そう思っていました

知り合ってから彼がお付き合いした女性を何人も見ていたし、彼から聞いても
「へぇー、そぉなんや🤫」
としか思いませんでした

彼と話している事が楽しかったから、内容は女性の話でもどんな事でもよかったのです

今なら、もう好きやんそれ😆
と分かるのですが、ほんとに分からなかったのです

ようやく自分の気持ちに気付いた時、好きと伝えたかったけど、より特別になっていた関係を変えたくもなく
伝えたら彼を傷つけてしまうんじゃないかと思いました

大胆で頼もしく
珍しく真面目に取り組むのかと思えば
「もう限界」
と笑いながら話すところも大好きで、彼の大きな魅力だと思っています

不安定な状況でも、彼がそこに現れるだけで気持ちが安定する絶対的な存在感
問題解決能力も高いから慕われるし、解決してもしなかったとしても彼が携わったという事実に誰もが納得します

元来の人間性もありますが、本人は大した事はしていないと言うのでしょう
誰も見ていない、見せようともしないところで労を厭わなかったと思います

知らんけど😆

そんな彼ですが、自分の事を無頓着にする部分があるので、私の気持ちに応えられなかった
という感情を彼が持ってしまうのが嫌だったのです


でもね、何でも話ちゃうこのお口が悪さをして
ついポロっと言っちゃったんですよね

そしたら呆気ないぐらいの二つ返事

彼が断らないバージョンを考えていませんでした

すごく嬉しくてたまらなかったのは間違いないのですが、どんな態度で接したらいいのか分からなくて早々に躓きました😆

歩幅を合わせるようにそっと少しずつ近づいてきてくれたので、女性慣れしている事に感謝した数少ないエピソードです

魅力的だからモテるのは当然なのですが
ついヤキモチをせっせとやいてしまうんですよね

初めてヤキモチを伝えた時
「可愛い」
そう言われ言葉を失いました
自分の負の感情をそんなふうに捉えた事も捉えられた事もなく、正気の沙汰じゃないと思いましたが
あっさり受け止めてくれて素直に嬉しかった事を覚えています  
 
自分がこんなにヤキモチを妬く事を初めて知り、しんどくて、どうしたら妬かないようになるか彼に聞いたんです

「妬かなくなったら、それは俺を好きじゃなくなったんだよ」

ずっと妬いときます😆

こんなふうに私のこれまでの価値観をことごとく覆されていくわけですが
彼の私を想う気持ちに触れると嬉しいのに
そこに行ってもいいのかな?
大好きな彼にこれ以上大好きだとバレちゃあマズいんじゃないか?
何年も一緒に居た彼をこんなにも好きになり、それでもどんどんお構いなしに惹かれていく事が怖くなりました

ある日、体調を酷く壊してしまった事があり、彼にしばらく連絡が出来ない事を伝えました

数日後にスマホを手にすると二桁の通知

そこには普段は語る事のない彼のありふれた日常がありました

いつ見るか、いつ返事するかもわからないのに、自分だけが話ている右側の列を目にしながらも送り続けていた姿を思い浮かべると悲しくなり、何故そんな事をするのかと聞いたら

「目覚めた時に寂しくならないように」

降参です

その日を境に、ちっぽけな価値観だとかつまんない臆病な気持ちは消え、言葉もわかりやすくした関西弁ではなく、普段通りの言葉でメッセージを送る事にしました

最初は読みにくかったと思いますが、気にせず毎日送り続け、今ではすっかり慣れたようです
たまに送られてくる微妙な一言京都弁が私のお気に入りで、彼と私の物語を彩っているように思います

どん底に落ちてしまうような出来事もありましたが、彼にとっても厳しかったはずなのに、ひとこともそんな事は漏らさずに待っていてくれた事もありました
彼が居るから何度だって這い上がる事が出来る

もっとたくさんの事を書き残したいけれど、誰の目にも触れさせず私だけの彼を大切にしまっておきたい

男前なこれまでの自分と
彼が引き出した、ただの女の子になってしまう新しい自分
そのふたつが私の中に溶け込むように融合して、自分の中に彼を見つける事ができます


運命、奇跡、必然、ツインレイ
表す言葉はなんでもいいし、どれもがそうなんでしょう

彼がどうだって、なんだって、誰だって、彼が彼ならそれでいいのです

昨日よりも今日の方が彼を大好きだと想う
明日もそう想うのです

誰よりも近く、ずっとずっとそばにいる
なんの根拠もないけれど、そうなる気がします
これまでも、これからも一緒に居る事が自然だから

大樹が私の使命









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