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パソコンをWindows11にした時にマクロでエラーが出てしまった時。

エクセルにはマクロという機能を付加することができます。

このマクロを使うと例えば「A」というエクセルデータをつかって「B」「C」「E」…..「Z」と、自動的に別データ作ったり、その逆の「B1」「C1」「E1」…..「Z1」のデータを使って集計用の「A1」データを自動的に作れたりもします。

つまり、本来ならば我々が手作業で面倒臭いなぁと思いながら繰り返し行う退屈な作業をマクロは自動的に行ってくれるのです。

要はエクセル上で動くプログラムという感じです。

でもこのマクロ、プログラムのようなものだけどそんなに難しくありません。ちょっとコツをつかめばすぐに使用できるようになります。

但し、ここがこのマクロというものの致命的な欠点ともいえます。

簡単が故にたくさんのマクロが作られ、複製され、いつの間にかこのマクロ作ったの誰?状態のものが存在したりします。
また、そんな状態のマクロがとても重要な役割を担っているなんてこともよくみかけます。

そんな重要なマクロ付きエクセルデータを会社のサーバーやNASの共有フォルダにに保存しそこからみんながマクロを使ってデータを集計したり分類したりしている会社は多々あるように思えます。

このような使用方法でパソコンをWindows10からWindows11に変更したりするとマクロ付きエクセルデータを開く時にエラーが発生する場合があります。

会社にマクロがわかる社員がいるのなら「おい!パソコン変えたらうごかなくなったじゃないか(怒)」とオコ状態でいればよいのですが、読み人知れずのマクロを日々みんなでお祈りしながら使用されているケースでは、そんなエラーがある日突然現れてしまうと目の前が真っ白になってしまうかもしれません。

でも、大丈夫です。それ、マクロのせいではありません。
Windows11のマクロに関するセキュリティが厳しくなったためのエラーです。

上記例だと、パソコンからサーバーに接続するためのショートカット等を変更すればエラーはなくなります。

つまり例えば「¥¥192.168.1.241」という感じで書かれているショートカットを「¥¥nanyara-server」という感じで変更してあげれば良いのです。
ちなみに数字の方をIPアドレスと言って文字のほうをサーバー名といいます。これは誰かが必ず知っているのでその知っている誰かに聞き出しましょう。

では、この情報が日本のどこかの誰かに伝われば幸いです。







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