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ハートのイヤリングを作る実験

PrusaPrintにて、毎週短期のコンテストがあります。作りたいものが尽きるわけではないですが、制作のモチベーション維持にコンテストにできるだけ参加したい!と思ったわけです。
Valentineということで、プレゼントするものを考えるべきが、相棒に何が欲しい?3Dプリントできるもので?と聞いたら何もない!と言われたのでハート(ありがち)で思いつくものをデザインしてみました。決して普段からアクセサリーをするわけではありません。モノづくりが好きで、パーツ含め家中に転がっていますので作ってみました。

コンテストサイトはこちら。是非チャレンジされてはいかがでしょうか?私は一回何も思いつかずさぼりましたが、できる限りの皆勤賞(すでに一回欠席..…)を狙っています。

実験条件

目的:ハートイヤリングの制作
実験日:2022年2月13日
実験環境: 3Dプリンタ Prusa Mini+
      ノズル:0.25mm
      ノズル交換時期:2022年2月10日
      フィラメント: Prusament PLA(Ms. Pink)
              Longsell社 シルクゴールドPLA

Fusion360でのデザインコンセプト

Fusion360を使用してデザインしました。デザインのこだわりは、ハートが枠の中で動くようにすることです。スイングとはいかなくても何かしら動きが表現できるとよいと思いました。

試作

実は何度か試行錯誤したのですが、締め切りまで時間がなかったことから最終バージョン(最後にもう一つ作りましたがうまくいかなかったので、コンテストに応募したモデル)のみ記録に残します。

デザイン

できがったデザイン(レンダリング後)はこんな感じ。

断面はこちらのようになっております。ハートに突き刺さる部分の長さを何度かやり直しました。ハート部分はフォーム機能を利用し、他はソリッドモデリングです。

スライス

工夫したのは、ペイントオンサポートによりリングのブリッジ部分に余分なサポートがつかないようにしたのと、可変レイヤ高さにしたことぐらいでしょうか。

スライス結果はこちらの通り。小さいものですが、約1時間半要します。

試作結果と考察

時間がなかった中でデザインしましたので、まぁこんなもんかというところです。イヤリングの金具部分も併せて作りこんだのですが、実用的な強度にはなりませんでしたので市販の金具と組み合わせました。表側はかなりきれいになっています。裏側は.…ですが、くるくると回るものではないですので、まぁこれでよしとしたいと思います。

ファイルなどはこちらにありますので、よろしければダウンロードしてお使いくださいませ。

Happy Printing!


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