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PrusaSlicer+Prusa Mini+でのサポート実験(Prusament PETG)
目的と試験方法
目的:Prusament PETGのサポートの条件だし
実験環境: 3Dプリンタ Prusa Mini+
ノズル:0.4mm
(Prusa Mini購入時に予備で購入したのでE3D製と想定)
ノズル交換時期:2021年10月23日
(これ以前のテストデータは意味なし。
詳細は別のNote記事をご覧ください)
フィラメント: Prusament PETG Prusa Orange
デザイン: 麦茶さんのサポート条件だしのデザイン借用
これまで、サポートテストを繰り返してきた。新しいフィラメントを使用する度に、テストプリントをしてきましたが、テストプリントの条件(同時に最高16個)がほぼ決まりましたので、あとはフィラメントごとに最適な条件を求めるだけです。
パラメータは以下の通り。
固定値: インフィル密度:10%、ノズル温度:250℃、xy間隔:60%、ブリッジ速度:25mm/s、他はデフォルト通り
番号 Z軸距離 インターフェースレイヤー(層)
1 0.1mm 2
2 0.1mm 3
3 0.1mm 4
4 0.1mm 6
5 0.2mm 2
6 0.2mm 3
7 0.2mm 4
8 0.2mm 6
9 0.15mm 2
10 0.15mm 3
11 0.15mm 4
12 0.15mm 6
参考にさせていただいた麦茶さんのyoutubeはこちら。モデルもお借りしております。非常に参考になりますので是非ご覧ください。
試験結果
結果を以下に示します。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65271933/picture_pc_a45069b65d0d8382bb9e86a02e754df5.png?width=800)
並びは
4 3 2 1
8 7 6 5
12 11 10 9
となっております。ざっくり見てわかるのは、一番左側の3つはサクッととれていそうなところ。また、右の縦3つは剥がしにくそうなところ。
個々の試験結果
No. 1 サポート部にフォーカスが当たっておらずすみません。頑張ってはがそうとしましたがさっくりはがせず。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65272008/picture_pc_614319f3622a00c518f0bb5c21cddb9b.png?width=800)
No. 2 こちらは細かいサポートがテストピースに残っている感じです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65273676/picture_pc_36d81d980396e6780c07b348472440e9.png?width=800)
No.3 こちらの結果は良好です。多少テストピースに傷をつけてしまったところはありますが。はがしやすく、それでいてブリッジもきれいと思います。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65273783/picture_pc_541ccda108ec40c663349e2784f0bc78.png?width=800)
No. 4 こちらの結果が最もきれいでした。とはいえ、サポートレイヤーが6層ですので、大物を作るとなると時間を要すると思います。サポートもサクッととれました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65273827/picture_pc_f4c120f258d60595943eff47ef163f66.png?width=800)
No. 5 No.1同様、頑張ってはがそうとしましたがさっくりはがせず。Z距離がNo.1より長いのではがせないことはないですが。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65273960/picture_pc_07c0bb4e48734e6931ee9177cd9d6836.png?width=800)
No.6 こちらもブリッジに少々跡が残っています。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274030/picture_pc_b9ba4d9622d88c2b5ccb91e0c5c13882.png?width=800)
No.7 サクッとはがせましたが、ブリッジがたわんでいる感があります。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274050/picture_pc_dd10f299bbd44b7cbbda1ca3f486d3a8.png?width=800)
No.8 サクッとはがせましたが、ブリッジがたわんでいる感があります。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274067/picture_pc_7fad8c7c48ea57588a323623eff86e26.png?width=800)
No.9 こちらもZ距離が小さいため、うまくはがれていません。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274087/picture_pc_5b9ad4ef5c45e65cc1244f7ca0e786d8.png?width=800)
No.10 やはり少し残ります。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274154/picture_pc_f31d83803dca6574be38ab2789595f2b.png?width=800)
No.11 まぁまぁはがれているかと。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274185/picture_pc_5075ababec4e46431e9922bce34b9ea6.png?width=800)
No.12 さくっとはがれています。が、大物だと時間を要するかと。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65274203/picture_pc_efdbd84479b61c1ba579d00a06ea1386.png?width=800)
結論
インターフェースレイヤーを6とすると、Z距離0.1mmでもさくっと外れてブリッジもきれい、ただし、時間を要すだろうな、というところ。ちなみに、プリント時間は1~4での比較で、1~3が37分、4が38分という結果でした。今回(PrusamentPETG)は、Z距離0.1mm、インターフェースレイヤー6層が最良、とするところでとどめておきます。もしかしたらどこかでインターフェースレイヤー5層とZ距離0.75mm etcの組み合わせで試験するかも。
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