ドリンクチケットと水問題
ライブハウスに入る時にもらうドリンクチケット
きちんと交換しているヲタク入るだろうか
鹿目凛さんが続けてきた舞台などのドリンク代が掛からないイベント
ドリンク代へのアンチテーゼとも言えるイベントを通じて水問題への提言となるSDGsの取り組みが理解されていなのではないか
そこでぼくはこの記事を書くことにした
まずは結論を述べる
ドリンク代制度は廃止する
水問題は数多く存在する
今回は下記の記事を参考にした
以下にポイントをまとめた。
・9億人が安全な水にアクセスできない
・適正で安い価格であるべき
・日本の特長は現場主義
水へのアクセスについて
WHOの定義では周囲1km内に1日当たり1人20Lの水を確保できる場所があること
となっている
1kmで片道15分、往復で30分、家族4人分の水のため4往復すると、
毎日2時間を水汲みに費やしている
そんな状況下の人が億人レベルで存在している
水を得るために時間を奪われていて、子供の教育の機会や女性の社会進出の障害となっている
水道施設から水を得ている地域と水道施設がない地域
水の値段が高いのは、後者である
水道がない場合、自分で水を汲むか水汲みから水を買う必要がある
例えば、ケニアでは200Lの水の運搬の依頼に150円がかかる(750円/T)ー
日本の水道代では200円/Tであり、水道のない地域では約4倍のコストがかかっている
日本の国際協力の特徴は徹底した現場主義であること
現地に赴くことで、ニーズを掘り起こし、本当に必要な設備を維持する
少しここで振り返って見てほしい
上であげた状況は実は身近な問題と似た構造なのだ
そう、ドリンクチケットである
会場内に入ると再入場禁止のため飲み物へのアクセスが途絶え、
ペットボトル1本600円と不適切な価格設定を強いられ、
欲しくもないドリンクを渡される
その結果、サムネの画像のようにドリンクチケットは余り、
飲まれることのない飲料水で溢れかえる
深く根を差すこの問題に我々はどのように取り組んでいくべきか
それはなるべくドリンク代の掛からないイベントに参加して、
自主的にドリンク代相当の金額を水問題の解決のために寄付すること
貸した500円は返ってこない
それでも、それ以上の価値が返ってくる
それがぺろりん先生の伝えたかったメッセージなのだ
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