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【開催した理由】よもぎちゃん読書感想文コンテスト

#第1回よもぎちゃん読書感想文コンテスト
と題して始まった「よもぎちゃん」の感想をSNSへ投稿するイベント

自分以外にもハッシュタグを使い投稿する人がいたほど大盛況であった。

連載が終わり単行本発売からも日にちが経ったにも関わらず開催した理由は、
サンデーうぇぶりに残る心ないコメントに胸を痛め、善良なファンによもぎちゃんの奥深さを理解してほしいと思ったからだ。

よもぎちゃんはサンデーうぇぶりで連載が始まった漫画であり、著者は当時ベボガ!とでんぱ組を兼任していた鹿目凛(ぺろりん先生)である。

ライブやイベントもある中、1年半にもわたり連載された本作は、2019年に単行本化され、電子書籍でも発売されている。

サンデーうぇぶりでの連載は、マンガと著者のグラビアで構成されている。これは著者の多忙なスケジュールを鑑みると想像がつくのだが、毎週ボリュームのあるマンガを連載するのは無理があり、グラビアと合わせて分量を確保しているのだろう。

しかし、各回のコメント欄では無課金で読めることもありアンチが多く、特にグラビアへの批判が多い。
よくいるアンチはとにかく叩くことが目的なので、指摘しているのが浅はかな表面的なことばかりで、読むに耐えない。
しかも、ほとんどがグラビアに対する不平不満ばかりで、本作の内容に触れているコメントはほとんどないのだ。

では、本作の内容は実際のところどうなのか。
言うまでもない。
素晴らしいのだ。そしてそのことを伝えたい。


著者のぺろりん先生はインタビューの中で「7割くらいがホントにあった出来事です」と答えている。

絶妙なバランスである。

ホントにあった7割の世界、
実現しなかった3割の世界

作中のよもぎちゃんと著者のぺろりん先生、
作中のヲタクと読者であるヲタク

作中で語られる実際のエピソードと
作中で語られなかったエピソード

重ね合わせるとキリがない。
作品の背景に潜む数々のエピソードは
語られることはないが外から見ている我々は見つけることができる。

ただ、一つ言えるのは、
現実世界で伝えたかったことを作品の中では表現し、作品の中で体現できなかったことを現実世界で表現している。

つまり、よもぎちゃんを応援する中で、我々読者はぺろりん先生にその姿を重ね、今なお活躍するぺろりん先生を応援することでよもぎちゃんは成長し続ける。

よもぎちゃんは終わることのない挑戦なのだ。


ぺろりん先生が本作の執筆にかけたであろう膨大な時間
我々ヲタクはその時間を上回り読み込まなければその真髄まで到達することはできないだろう

「私たちのストーリーは、
まだまだ続く!!」

この最後のメッセージに込められた想いに気付いたとき、いかに心に沁みたものか

それが、よもぎちゃん読書感想文コンクールを開催する原動力となったのだ。

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