サモン&マジックの遊戯王原作ネタ紹介

少し前に遊戯王原作を再読したのですがそのときにサモン&マジック(以下サモマ)のネタ元っぽいものがいくつか見つかったのでそれの紹介をします。
直撮りなので傾いていたり見切れていたりするのですが許してください。

サモマのルールや表記の説明は特にしないのですが遊戯王にそっくりなので画像を見たら何となくわかると思います。

画像は問題があれば消します。

印象的なシーン

時化

遊☆戯☆王 66話より

時化:王国編(羽賀戦) フィールドパワーソースにより先制攻撃をえる

遊戯王OCGの方に先制攻撃の概念はないですし原作でも一瞬出てくるだけなので、そういえばそんなのあったなあ、ぐらいの設定だと思うのですが、しっかりと再現されています。


アークデーモン + 暴風雨

画像はKATINOさん(@KATIN0)から頂きました
遊☆戯☆王 68話より
遊☆戯☆王 68話より

アークデーモン+暴風雨:王国編(羽賀戦) 雨で伝導率を高めたところに雷攻撃

原作でよくあるコンボ攻撃ですね。
ステータスで劣るところをコンボで超える、といったシーンなのですが、サモマではステータスと関係なく破壊できるようになることで再現されています。
アークデーモンがテキストのみで申し訳ないですがサモマの一部レアカードは世界に各10枚も存在しないと思われ、持っていないものはどうしようもないので許してください。

2022/06/15追記: 所有者から画像頂いたので更新しました。


海竜リヴァイアサン

遊☆戯☆王 72話より

海竜リヴァイアサン:王国編(梶木戦) 津波攻撃で海が広がる

フィールドを書き換える効果をもった攻撃です。海を引っ張ってくるだけのシンプルな効果なのでOCGでも再現できそう……と思っていたら再現されていました(海竜神-リバイアサン)。
遊戯王OCGで「海竜神-リバイアサン」が出たのは2021年。サモマのリバイアサンは2020年なのでKONAMIが大人気TCGであるサモマから逆輸入した可能性が0とは言い切れません。


ソルジャー・ゴーレム + 海上の満月

遊☆戯☆王 72話より
遊☆戯☆王 72話より
遊☆戯☆王 72話より

ソルジャー・ゴーレム + 海上の満月:王国編(梶木戦) 月を攻撃

ネットでもネタにされることの多い有名なシーンですね。
月を攻撃することで月の引力による水位上昇を打ち消し、陸地だった場所まで進出していたモンスターを無防備にさせました。サモマでは、このシーンは複数枚のカードで再現されています。
サモマの「岩石の巨兵」こと「ソルジャー・ゴーレム」はモンスター以外にも攻撃できるため、「月」に攻撃するのも別におかしな行動にはなりません(後述)。これによって「月」が破壊されると「海」も破壊され、「海」がなくなると遊泳生物たちはステータスが低下し、無防備になります。
細かいことですが遊戯のセリフである「倍にしていたとしたら」の部分も拾ったのか「月」でさらに数値が加算されるのではなく「海」の数値を倍にしています。


誰そ彼の訪れ

遊☆戯☆王 81話より
遊☆戯☆王 81話より

誰そ彼の訪れ:王国編(闇のプレイヤーキラー戦) フィールドを闇にする

モンスターの姿が見えなくなるほか、夜はフィールド・パワーを得ることができなくなるそうです。どちらもそのまま再現されていますね。
最初はとってつけたような土地と天候を無効にする効果に違和感があったのですが今では納得感しかありません。


そのほかルールなど


サモマの基本ルールが遊戯王をベースにしているのは説明するまでもなく明らかなのでそのほかの細かい部分について説明していこうと思います。
サモマの基本ルールを知らない人は適当に調べてください。


手札が8枚になると敗北

遊☆戯☆王 153話より

サモマには手札が8枚になると敗北するというルールがあります。即敗北のインパクトから「コントロールに親を殺されたのでは?」などと噂されていましたが、サモマ製作者が原作の「手札は7枚までしか持てない」という部分についてやや過激な解釈をした可能性があります。
ただ、原作では手札が10枚を超えているシーンがあるので(バトルシティ編、人形戦)別に関係はないのかもしれません。
ところで、遊戯王OCGでは手札の上限が7枚ではなく6枚みたいです。なんでだろう。


モンスターは表側攻撃表示か表側守備表示で出す

遊戯王OCGでは表側攻撃表示か裏側守備表示でモンスターを出しますが、サモマでは表側守備表示でモンスターを出すことができます。
遊戯王原作では守備表示でカードを出す際には表側で出します(王国編)。
画像ないけどゆるして。


カードに攻撃できる

遊☆戯☆王 100話より

原作の王国編で二回だけ使われたルールですね。読み直すまで存在を忘れていました。
サモマには上で説明した「ソルジャー・ゴーレム」など、カードに攻撃できるモンスターがそこそこおり、置物や伏せカードの除去は主にカードへの攻撃で行います。


初心者でもチャンピオンに勝てる

遊☆戯☆王 87話より

トムの勝ちデース。漫画のコマをいくつも貼るのはめんどくさかったので検索でもしてください。
初心者が世界王者に勝った瞬間をCMとして流したマジック&ウィザーズをリスペクトしたのかはわかりませんがサモン&マジックでも公式大会(参加者8人)(うち半分は関係者)(筆者も参加)の優勝者に初心者が勝つ動画がプッシュされており、公式チャンネルに3つある対戦動画のうち2つは初心者が優勝者に勝つ内容です。ちなみにもう一つは優勝者がテスト大会でも優勝している動画です。


魔法攻撃という分類

魔法耐性は7属性の魔法すべてに対する耐性
遊☆戯☆王 120話より


遊戯王原作には魔法・物理の分類があり、一部モンスターには魔法が効かない、などといった設定があります。
遊戯王OCGでは特に魔法や物理といった分類はありませんがサモマにはあります。
今のところサモマに機械モンスターは存在しない(あるいは見つかっていない)ようですが、テキストから存在が示唆されています。


モンスター以外のカードはすべて任意のタイミングで使用可能

遊☆戯☆王 256話より

相手の攻撃に合わせて魔法を発動していますね。
このシーンに限らず、原作では伏せたカードを任意のタイミングで使用できたのですが、遊戯王OCGではそうではありません。ここで使用されている「強欲な壺」も残念ながら任意のタイミングで使用可能なカードではなく、シーンの再現もできない……。
一方サモマではモンスター以外のカード(天候、土地、魔法、アーティファクト)すべてが任意のタイミングで使用可能です。OCGよりも遊戯王原作に近いといえるでしょう。
また、この性質上サモマでは一瞬をめぐる複数のカードでの攻防が(理論上)起きやすいです。そういうのが好きな人はサモマをやりましょうね。


世界に数枚しか存在しないカードがある

遊☆戯☆王 27話より

サモマ側の良い画像が見つからなかったのでネットに落ちていた有識者の意見を拾ってきました。私も同じ意見です。

世界で自分しか持っていないカードにあこがれる人はサモマをやりましょうね。



そのほか似たカードなど

飽きてきたのでざっくり紹介します


デビルスクイード

遊☆戯☆王 71話より

特長的な技名。
水中潜伏も持っていますね。



電気海月

遊☆戯☆王 72話より

原作ではほかのモンスターが水中に潜伏するなか、海月だけ水中に潜伏していませんでした。
サモマでもほかの水棲生物モンスターと異なり、水中潜伏能力を持っていません。




防壁のワイバーン

遊☆戯☆王 81話より
遊☆戯☆王 81話より

初めて見たときはなんか似てるなあとだけ思っていたのですが技名がそのままでしたね。
OCGでは再現できなかった飛行能力も持っています。



メデューサの邪眼

遊☆戯☆王 127話より

守備表示メタ、破壊時にコストを支払わせる効果ということで忠実に再現されています。OCGではなんで違う効果になったんでしょうね。


海中潜伏攻撃

遊☆戯☆王 180話より

はい


キラービー

遊☆戯☆王 65話より

はい



他にもあるけどもういいや


あとがきなど


遊戯王原作のロールプレイしたい人はサモン&マジックやりましょうね。

関係ないのですが対戦相手募集中です。ルール説明や環境の用意はするのでよかったらtwitterの方にでも連絡ください(ロールプレイなしの普通の対戦だとありがたいです)。



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