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【競馬】 8月27-28日のPOG関連振り返り

コンエネルジアやる気なさすぎ問題。

課題のスタートこそ五分に出たものの、全く追走する気がなく早々に鞍上がムチを入れる始末。直線に向いてからも手応えが悪く、大敗も覚悟したところでようやく目を覚ましたかのように末脚を伸ばしてきたが、先に抜け出していた勝ち馬を追い詰めるには及ばず完敗の2着に終わった。うーむ、気性に課題を抱える馬が多いFrankel産駒だが、「こっち側」に触れるとは。それにしても土曜の朝イチから追いっぱなしの池添謙一は災難。数々の問題児を抱えてきた彼にとっても、いつもとは違う試練のレースとなった。

中間の動きはだいぶ上向き加減で、POG指名者としてはあわよくばNHKマイルC路線へと考えていたのだがしばらくは静観。次は東京開催を見据えてという話も上がっているようだが..

勝ち馬エマヌエーレはリバティアイランドの新馬戦で3着だった馬。ソツなく好位を立ち回り、上がりも最速で力の違いを見せつけた。

その他のレースは箇条書き形式で。

● 日曜小倉5R
コナコーストが味のある内容で差し切り勝ち。これはなかなかいいぞ。追い出しを待たされる形になりながら、ゴール前はメテオリートとの末脚比べで先着。上がりは加速ラップでまとめており、まだまだ余力がありそうだった。

● 日曜札幌5R
フォトンブルーがエルデストサンとの一騎打ちを制し新馬勝ち。陣営のコメントでは初戦から結果を求めてる感はなかったのだが、それでも勝ち切るあたりが血統ということか。
「ジャスタウェイ×イイナヅケ」のロマン配合エルデストサンも頑張ってほしい。

● 土曜新潟6R
ルージュエヴァイユの半妹デインバランスが快勝。うん、この馬はドラフト検討段階で注目してたよ。何といっても母母デインドリームですからね。ハマればすごい馬になるかも。
同レース2着のシロノクミキョクも楽しみなゴールドシップ産駒。追い切りの本数も少ない中での出走だけに上積みも大きそう。
一方アスパルディーコは6着。調教の内容もまだ平凡で、現時点ではこんなもんかなと。ただ、これで終わりと見せかけて大変身したアカイトリノムスメの前例もあるだけに油断は禁物である。

● 土曜新潟5R
坂井瑠星のフライヤートゥルーが勝利。リアルスティール産駒で母系にはキュンティアの名がある。好位からサクッと抜け出すスマートな勝ち方で派手さには欠けたが、良い出会いとなってほしいところだ。

● 土曜札幌5R
注目のJustify産駒ユティタムのデビュー戦だったが、ペリエールが力の違いでねじ伏せた。これは普通に強い。先週のヤマニンウルスほどではないけど、2歳ダートの上位争いができるのでは。あとは東京の切れ勝負にも適応できるかがポイント。

● 土曜札幌1R
キングズレインが2戦目で初勝利。抜群の手応えでロングスパートを決めた武豊トーセントラムが勝ったかと思ったが、しぶとく末脚を伸ばしてハナ差勝ち。ルーラーシップ×タッチングスピーチの配合はいかにもパワータイプで軽い芝がどうかだが、この時点で勝ち上がれたことは大きい。

● 新潟2歳S
各所で言われてることでしたが小粒なメンバー構成でしたね。リバティアイランド勢はぜひとも出てほしかったことでしょう。かくいうマラキナイア勢のハシスポさんも、このメンツならきっと..と密かに思ってました。
とはいえキタウイングの勝利にケチをつけるつもりは毛頭ございません。アイビスサマーダッシュに続くミルファームの躍進、2歳戦好調ダノンバラード産駒とこの夏の勢いを象徴するようでした。
坂井瑠星のアイスグリーンはどうやら馬場入り時にかなりイレ込みがあったらしく..今季初重賞勝ちのチャンスでしたが残念。
しかし札幌のWASJのウラ番組になるせいで大箱ワンターンのマイル重賞を使わないってもったいない話ですよね。適当なセカンドジョッキーでも強い馬は勝てると思うんですけど。

最後にちょっとした雑談になりますけど、先週の3歳未勝利戦でチェルノボーグとアドマイヤラヴィが初勝利を挙げましたね。まさかここまで待つことになるとは..
チェルノボーグは確勝を期したレースで何度も惜敗を重ね、日程的にもラストチャンスというところで待望の勝利。勝ち急がなかった鮫島克駿の立ち回りが上手かった。
アドマイヤラヴィはなかなか順調に使えなかったが、距離を短縮して本領発揮。今村聖奈起用の減量効果も手伝っての快勝でした。


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