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【競馬】7月3-4日のPOG関連振り返り

JRAさんがYouTubeで前週の新馬戦ダイジェストをアップしてくれるようになってだいぶ助かってる。

それなりにわかった風を味わえるし、そのうち全レースのダイジェストも作ってくれませんかね。KBS京都のアレみたいな。

さて、開催が小倉・福島に移った先週は「話題の大物!」みたいな馬は出てこず、やや穏やかな雰囲気の進行に。強いて言うなら函館の1800m戦でデビューしたサトノダイヤモンド産駒のルクスグローリア。当地のコース追いでもなかなか迫力のある動きを見せてはいたのだが、宮田敬介調教師から禁断の「キレより長く脚を使うタイプなので」函館デビューというコメントを聞いて様子を見ることに。
すると実戦でも追われてからの物足りなさを露呈。マイペースに持ち込んだシーウィザードの逃げ切りを許す形となった。3着馬は5馬身離しているとはいえ、今後に向けてはややトーンダウンせざるを得ない内容。

シーウィザードは新種牡馬ビーチパトロール産駒。どちらかといえばダークホース的な扱いの父だが、こういうところから勝ち上がらせていくのが岡田牧雄さんクオリティである。
あとこのレースには白毛のゴールドシップ産駒アオラキも出走。ダッシュがつかず最後方追走からのマクリで見せ場を作るも直線は失速。父の不器用さをしっかりと受け継いでしまっているようで、気長に見守ることにしよう。

福島では手塚貴久厩舎のフロムナウオンが勝利。ソネットフレーズとかとしっかり併せ馬をしていたことだし、もうちょい楽勝かと思ったけど割と際どい勝負に。もうちょっと広いコースの方が向いてるのかもしれぬ。

小倉はリアルスティール産駒トーホウガレオンが人気になっていたが差し届かず。見どころのある脚は使っていたので近いうちに順番かと。その追撃を振り切ったのはアリスヴェリテ。おなじみキメラヴェリテやリアンヴェリテらの妹にあたる馬だが、上と違って控えて味のある内容。引き出しが多いのはいいことだ。

とりあえず1800m戦を中心に振り返った。短距離勢では特筆事項が見当たらず。九州産限定をぶっちぎったサツマノオンナには大暴れを期待したい。

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