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【競馬】共同通信杯のコツ2022

お待たせしました、共同通信杯2022特集です。

こちらは昨年同時期の記事。ここ数年で抜群の相性を誇る共同通信杯を攻略する上でのポイントを簡単にまとめたものです。

◯ 先行馬・インコースを通れる馬が圧倒的優勢
◯ 57kgの差し馬は軽視でOK

大事なのはこの2点。「なぜ、そうなるのか?」の裏付けもしっかり書いてますので、ぜひ昨年の記事を読んでいただきたい。そして、ただ単に過去の結果をざざっと洗い出しただけで「こんな法則がありました!」みたいな薄っぺらいデータ予想とはひと味もふた味も違うということを感じ取っていただければうれしい。

で、昨年の結果はこうでした。

1着 ◎ エフフォーリア
2着 ×ヴィクティファルス
3着 ▲シャフリヤール 
→ 単勝680円・馬連8,120円的中

とまあこんなもんよ。百日草特別の内容から、好位を取れて速い脚でまとめられると判断しエフフォーリアを本命に。すでに賞金面に余裕もあり、じっくり構えることが目に見えているステラヴェローチェは相手筆頭までの評価にとどめ、手を広げた結果ヴィクティファルスをきっちり拾えられました。

唯一、例年と傾向が異なったのが2・3着馬の進路取り。ヴィクティファルスもシャフリヤールも外を回っての追い込みで、いつもなら届かないパターンから馬券圏内まで追い上げてきた。
これも原因はハッキリしていて、土曜から割と外差しも間に合う馬場状態になっていたことが一番。エフフォーリアだって隊列を見ればもっと内をタイトに回れたのに、あえて馬場の真ん中に持ち出されてるし。
あとは単純に2頭とも強い馬だったということですかねw シャフリヤールなんて後のダービーウィナーだったわけですから。

以上を踏まえて2022年の戦いに挑む準備をしていこう。

正直ジオグリフがここを使うと聞いた瞬間からもうすでに流れがこっちに来てるよね。典型的な不発タイプ。スタートが遅く折り合い重視型、賞金も足りててわざわざ出していくような競馬はまずありえない。じっくり構えて大外に持ち出されるもじわじわとしか伸びない姿が今から目に浮かぶ。
これも前からしつこく言うてるんですけど、弱メン&前崩れの札幌2歳Sをちぎって勝っただけで「怪物!」「クラシック有力候補!!」と騒がれてたのが意味不明すぎ。朝日杯FSは馬券こそ買わなかったものの、ジオグリフが好走するかどうかは競馬ファンとしてのプライドをかけて見守っていた。今回も同じような気迫でこの馬とは全力で戦っていきたい。

では我が軍の将は誰にするか。素直にいくならダノンスコーピオン。朝日杯では少し踏み遅れる部分もあって3着に終わったが、それでも世代トップ級の能力は示した。
アーモンドアイにせよサートゥルナーリアにせよ、一流ロードカナロア産駒はスローペースでキュッと切れる形がベストだと思っているので、瞬発力勝負になりやすいこのレースとすごくイメージが合う。萩Sではキラーアビリティ(ただし折り合い失敗)に勝ったのが何よりの証。

もう一頭、頭の中で有力候補に挙がっているのがアサヒ。改めて東スポ杯2歳Sを見たけど、いい競馬してる。内枠から五分に出て道中は折り合いに専念。4角もロスなく回って、鞍上のゴーサインにもしなやかに反応できているのがいい。イクイノックスがえぐい脚で外をぶち抜いていくせいで地味に映ってしまうが、抜群の立ち回りを見せたテンダンスにしっかり先着できている点は評価していい。

あと最近ちょっと朝日奈央が好きなので買いたい。いいよね、あの飾らない人柄が。

人気薄からも挙げておくとサンストックトン。この馬は強いと思うんですよ。ホウオウプレミアとかレヴァンジルとバチバチやり合ったせいで勝ち上がりが遅れたけど、機動力のあるタイプで共同通信杯向きだなと早くから思ってた。
京成杯は1角までに少し狭くなったりで後ろからの競馬になって大外をぶん回す大味な内容になったが、あの一戦で評価が急落するならむしろ妙味あり。京成杯大敗からの巻き返しといえば18年の3着馬エイムアンドエンド。ワイドでもいいからぜひ持っておきたい。

てことでもう週末に書くこと何も残ってないレベルで予習完了しちゃいましたけど、直前になってあれこれ悩んでるようじゃダメです。勝てるレースは「どの馬が出てくるか」の時点で決まってるわけですから。

あとは追い切り・枠順・馬場を見て、最終決断を下しましょう。

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