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【競馬】8月6-7日のPOG関連振り返り

ビジネスで大成功を収め、この世にある欲しいものは殆ど手に入れたんじゃないかと思う大富豪ですら夢中になって愛馬の勝利を喜ぶ..藤田晋オーナーの姿が競馬の魅力を改めて示してくれているように思う。

フェイト圧勝。

「第二世代」の勝ち上がりがまだない中で迎えた「真打ち」のデビュー戦。調教の動きは水準級ながらも陣営は自信をのぞかせ、相手もやや手薄な顔合わせということもあって単勝は1.5倍の圧倒的支持を集めた。それでも走ってみないとどうなるかわからないのが競馬界の常。いきなりズッコケてそのまま話題にも上らず消えていった馬がどれだけいたことか..

幸い杞憂に終わりましたね。道中は中団で折り合いに専念し、直線は大外へ。周りがゴーサインを出す中、ほぼ馬なりのまま先頭に並びかけると、追い出されてからはもうワンサイド。たぶんノーステッキのまま5馬身突き抜ける、派手なパフォーマンスで初陣を飾った。

そらオーナーもスマートフォンの壁紙変更しますわ。

何がいいって、まだまだ伸びしろたっぷり残してるところですよね。本数もそこまでやってないし、直前もさらっと馬なり調整。一週前で騎乗した福永祐一も矢作芳人厩舎のスタッフも口を揃えて「緩い」と言われていただけに、どんな内容でも勝てれば100点だと思っていた。それが蓋を開けてみればこの勝ちっぷりである。未来は明るい。
あとは、逃げ馬がなかなか快調に引っ張ってくれたおかげで初戦から1000m60.7秒のペースを経験できたのも財産。前週はとにかく超スローの新馬戦ばかりで、それゆえ超速上がりが話題にもなっていたのだが、平均ペースを追走してから馬なりでマークされた34.5秒の価値は高い。

次は東スポ杯2歳Sあたりまで待機だろうか。縁あってPOG指名できたハシスポさんとしても早くも待ち遠しいし、牝馬のラヴェルと合わせて矢作厩舎がクラシック戦線を席巻する2023シーズンを妄想している。

さて、すっかりフェイトについて熱く語ってしまったが他のレースや馬についてもさくっと振り返っておきましょうか。

まずは土曜。ドゥラエレーデ。うーむ、2戦目も普通に負けてしまった。調教の良さからすればこれだけモタモタするとは考えづらいのだが。ただ今回は勝ち馬がシンプルに強かった説もある。ドゥーラは札幌2歳Sに出てくるかな、ちょっと注目。

2戦目といえばシリンガバルガリスは大した変わり身もなく終わってしまった。初戦で最後ちょろっと追い込んだだけでポジられていたが、現実は厳しい。ライラックスアンドレースはラッキーライラック以外の仔が振るわず、典型的な一発屋血統かなと。グランメテオール指名してこんなこと言うのも情けないですけどw

あと、林徹厩舎の牝馬で調教が良いダイワメジャー産駒アルヴィエンヌに注目してたんですけど3着。「他馬を気にするところがあって」と津村明秀は振り返っており、次で真価を問いたい。

札幌ではテラステラもデビュー。近年すっかりおなじみとなったステラリードの仔、人気にもなっていたが3着まで。出遅れて強引に押し上げて失速と、まあ情状酌量の余地ある敗戦でした。

ダリア賞はミシシッピテソーロ。ダノンバラード産駒すごいというのが感想のすべて。

日曜はあまり事前に注目していた馬がおらずのんびりと見てました。とりあえず朝からサトノミスチーフがダート替わりできっちり勝ち上がり。血統的にもダートですよね。
あとはフィンガークリックが勝ち上がり、コンエネルジア指名者としては悪くない話である。ちなみにここでディオファントスが2戦目を迎えるはずだったのだが取消しに。詰めて巻き返しを期すよりは、しっかり立て直した方がいいんじゃないかと。

あとは歴史的名馬も輩出する新潟ダート1800戦でミトノオーが勝ち上がり。ロゴタイプ産駒。果たしてどうなりますやら..ノーコメントでw

今村聖奈のムーンスカイ、札幌のエイトスターズは特筆事項なしということで許してください。

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