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【競馬】8月13-14日のPOG関連振り返り

あまり気分がノラないのでサクサクいくぞ。

先週はまずダノンザタイガー。6月の東京を取りこぼしての2戦目だったが、さすがにここは必然の勝利。初戦に比べたら前進気勢も出てきていたのは好材料だろう。国枝栄調教師も振り返っていた通り、川田将雅に強く促されながらのスパートだったのが気がかり。もうちょいスッと反応できるようになればもっとパフォーマンスは上がるだろう。
数多の栄光を勝ち得てきた名伯楽にとって残すは日本ダービーくらい。ダノックス×川田将雅のタッグとしても取りたいタイトルであることは間違いなく、夢が膨らむか砕けるかは次以降で答えが見えてくるだろう。

同じく2戦目を迎えたのがピヌスアモリス。初戦はファントムシーフに食い下がっての2着ということで圧倒的1番人気に支持されたが、完敗の2着に終わった。
何の言い訳もできない内容だけにトーンダウンもやむなし。ただ、坂路ではいつも無理せず好時計をマークしているように能力は未勝利で足踏みするようなものではないはず。ならば原因は適性だ。タメてスパッと切れるタイプではなさそうで、姉モンファボリの守備範囲を見ても距離短縮で活路を見出したい。息の入らない展開に乗っかって末脚を伸ばす形になればOPでも通用すると見ている。
勝ったロードラディウスは普通に優秀な内容。新馬戦でラヴェルの4着だった馬。これはこれで悪くない話だと納得するハシスポさんであった。

日曜は新馬戦でゴールドシップ産駒2頭が上位人気に支持されていた。まずは札幌のエンライトメント。おなじみの出遅れ後方待機からのロンスパで押し上げる形。強引ながらも押し切れそうだったが、ロスなく立ち回ったアスクメークシェアに差し返されての2着だった。まあ相手も人気している馬だったし仕方ない。あのファンタジストの弟で楽しみな馬が出てきたのもよいことだとしておこう。ストーミーシーらの弟で全姉にカヨウネンカがいるミルファーム血統。長く活躍できる馬になってくれ。
新潟では母父ロージズインメイのマイネルモーントが出陣。鞍上にもミルコを迎えての必勝態勢だったが、先に抜け出したヒシルリアンを捕らえきれずこちらも2着。だが大外から小気味のいいピッチで末脚を伸ばしてきた内容には見どころがあった。436kgとコンパクトな馬体がいいのかもしれない。

コスモス賞のモリアーナは普通に強い。東京の新馬戦圧勝はダテじゃなかった。確かこの後は札幌2歳SじゃなくてアルテミスSに行くんじゃなかったかな。POG上位人気馬に立ちはだかる存在になるかも。
そしてフェニックス賞で話題を振りまいたのがミカッテヨンデイイ。珍名さんだが普通に強い内容。近年ここからヨカヨカやナムラクレアが小倉2歳Sや翌年のサマースプリントシリーズへと羽ばたく出世レース。同じ道のりを歩んでもおかしくないと期待させる完勝だった。そしてその背に今村聖奈がいたらと思うとワクワクしかない。

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