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【競馬】6月11-12日のPOG関連振り返り

どうも、シーズン開幕2週目にしてプレビュー記事をすっぽかしてしまったハシスポです。別に忙しかったとかじゃないんですけど、完全に忘れてましたw せめて振り返り記事は続けたいですね。

函館開催も始まって新馬戦は全部で6クラ。えー、とりあえず我が指名馬マラキナイアが快勝した土曜中京から始めていいっすか。直前追いで古馬を馬なりであっさり突き離した動きも買われ単勝1.7倍の圧倒的人気に。レース序盤こそ少し促されながらの追走でしたが、無難に好位を追走。4角手前から後ろのセレスティアリティがマクってきたのに呼応しポジションを押し上げると、軽く仕掛けられて先頭に。内ラチ沿いで逃げ粘るレゾルシオンに2馬身差をつける快勝でした。
上がり3Fは34.7秒と平凡の部類だが、2F目からずっと11秒台が続き新馬戦にしてはそこそこ消耗度も高いラップだったかと思う。これを経験できたのは上のレベルで戦うにあたって財産になるはず。いいデビューが飾れたかと。
唯一の懸念は馬体ですかね。422kgでの登場。こんなに小柄だとは思ってなかったw 無理せず大きくなってほしいと思う一方、新潟2歳Sあたりを狙い撃ちしてほしいという気持ちも。どちらにせよ将来に幸あれ。
POG指名馬ではもう一頭、セレスティアリティも参戦し3着。前述のとおりマクリ気味のロングスパートを仕掛けるも、勝ち馬には逆に突き離されての完敗だった。ただ、立ち上げ当初の追い切りで14秒台とかをマークしていたことを思えば、現時点でここまで動けたことを及第点としたい。距離が延びた方がどうにかなりそうな気もするので、まだまだ大丈夫。

土曜は東京でも指名馬コンエネルジアが出走し4着。こちらはレース前から手塚貴久調教師から「エンジンのかかりが遅い」とコメントがあった通り。出負け気味のスタートから流れに乗れず、4角でもまだ後方。先週のシャンディエンを思い出す絶望的な位置だったが、そこからの末脚は十分に見どころがあった。さすがに前には届かなかったが、上がり最速をマーク。前が残る展開も含め、今回も敗戦はやむなしということで。
気性に問題を抱える馬が多いFrankel産駒にしてはめずらしいタイプ。一度レースを経験したことでピリッとしてくれば先が楽しみになった。くれぐれもピリピリとはしなくていいですからね。

函館で新馬勝ち一番乗りを果たしたのはニーナブランド。最内枠から勢いよくハナを奪うと、そのまま逃げ切り勝ち。勝ち時計0:57.5も優秀。しかしこういうパターンで函館2歳Sに向かうとやらかしがちなのがデフォ。人気を背負うようなら嫌いたい。
一方、日曜の1200m戦を勝ち上がったクリダームは控えて早め先頭から押し切る味のある内容。着差は詰められたが余力はありそうな脚色で、こちらは函館2歳Sに向かっても好勝負が見込めそう。注目のインゼルサラブレッドクラブも好発進である。

中京で圧勝を飾ったプロトポロスがもし函館2歳Sに出てきたら1番人気になるかも。1週前追いでラスト10.9秒、直前には坂路をラスト11.7秒でまとめた脚力は群を抜いていた。レース内容もスピード任せではなく番手で折り合って抜け出すスマートさ。2歳戦を中心にかなりの活躍が見込めそう。

最後にダノンザタイガーについて。あのタテ長隊列で動くに動けぬスローペース。完全に脚を余す形になってしまった。あの行き脚の悪さも含めてまだ仕上げはかなり甘かったと思われる。次は秋まで待機かもしれませんけど、たぶん大丈夫じゃないですかね。ただ、どこまで上のレベルに行けるかはまだ何とも言えませぬ。

ところでファントムシーフって知ってます..? 先ほど書いたプロトポロスと併せたりで2週連続10秒台を計測中。ターファイトクラブのハービンジャー産駒という、ノーマーク極まりないところから出てきた怪物候補です。
これが今週土曜の阪神1600mでデビューするとか。指名馬ピヌスアモリスが出走予定のところに、ただでさえガルヴァナイズやユハンヌスなど骨っぽい相手が揃う予定に加えてこんなのまで出てくるなんて..w 果たしてどれほどの馬なのか、最終追いの情報も含めてチェックしておきたい。


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