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競馬

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#ゴールドシップ産駒

【競馬コラム】父の日にゴールドシップ産駒ウインマイティー完全復活!

父の日でしたね。ハシスポ家はあまりイベントごとが盛んでないため、だいたい何事もなく過ぎていくことが多いのですが、今年もどうってことなく。あまりの暑さに家族でサーティワンに突撃したくらいです。 家に帰ったらちょうどメインレースの時間帯で、「父の日にゴールドシップ産駒が大活躍とかならんかな~(コラムのネタにも困らんし)」とうっすら期待していたら函館のUHB杯でシュアーヴアリアが2着。そうかもう準OPでもコンスタントに好走できるまで成長したかと感慨に浸ると同時に、この勢いでマーメ

【競馬コラム】ユーバーレーベンの奮闘を心から讃えたい

もはやアジア圏内の海外遠征では結果を出して当たり前な雰囲気すらある日本馬たち。しかし2022年のドバイミーティングはとてつもない大盛況となった。ノミネートがあった8レース中5レースで勝利。勝ちを譲ったレースでも見せ場は十分に作り、日本の夜ふかし競馬ファンたちを喜ばせてくれた。 先陣を切ったのはバスラットレオンと坂井瑠星。早くから海を渡って武者修行を重ねてきた鞍上にとっては待望の海外重賞初勝利となった。矢作芳人厩舎の勢いは止まらず、ステイフーリッシュはドバイゴールドCを制覇。

【雑談と競馬】お断りのご連絡

昨年の夏にデザイン制作の件でお問い合わせをいただいたお客さんがいた。会社を訪問し、代表者と意気投合して「これは取れるな?」という手応えがあったのだが、あえなくお断りのご連絡が。それなりに落胆したものだが、そこから半年近く経って改めて「やっぱりお願いしたい」と。めでたく受注となった。うれしい。 ご縁があったから言うわけではないけど、破断になった際に「残念ですけど、御社にとってよりよいご発注先が見つかったのなら喜ばしいことです」とメールで書き添えられたのが印象に残っていて。決して

ゴールドシップと「華麗なる一族」の巡り会い、エドノフェリーチェに秋の飛躍を願って

いつもなら週末はブログで見どころを書いているのだが、明日はさほどネタがなかったりするもので、代わりに一頭のゴールドシップ産駒を取り上げたい。 エドノフェリーチェである。 デビューから一貫して芝の2000m以上を使われている、超正統派のゴールドシップ産駒。なかなか速い上がりを使えず、位置取りが悪くなると差し届かないという意味でも正統派と言えちゃったりする。 ところが、この男との出会いが運命を変えた..かもしれない。ご存知ユーバーレーベンでオークスを制した「ゴールドシップ使

「ゴールドシップ産駒の一番星」に見た黄金色の夢

父譲りの不器用さと逞しい末脚に見た夢は、黄金色のようにまばゆかった。 2年前の札幌2歳Sで、最後方からの追い込み2着に入ったサトノゴールド。序盤はまるでレースについて行けず、完敗も覚悟した矢先にエンジンが点火。豪快な末脚で大外から猛然と追い上げ、同じゴールドシップ産駒ブラックホールとの見事なワンツーフィニッシュを決めたのだった。 新馬戦の勝利に続く重賞2着と、順調すぎるステップアップ。期待と不安が入り交じる中で迎えた種牡馬ゴールドシップに希望を灯すと同時に、早期の賞金加算

【競馬】先週の2歳戦/能あるフィデルは爪を隠す

フィデルはとりあえず無難に勝ち上がり。正直このレース内容だけを見ると地味に映ったし、絶賛するほどのインパクトはなかったが、かといって「期待外れ」などと評するのはあまりにも早計。「能ある鷹は~」と言うように、まるで本気を出していないだろうし、ここからもっと磨き上げられていくであろう素材。まずは順調に事が進んだだけで十分なのでは。 むしろインパクトという意味では函館のアルナシームの方が大きかったですよね。母母ドバイマジェスティのモーリス産駒。序盤はのんびり後方に構えながら、3角

【競馬】ゴールドシップ産駒絶好調! ウインキートスが目黒記念を快勝

日本ダービーの熱狂がまだ冷めぬうちに、歓喜の瞬間は訪れた。ゴールドシップ産駒ウインキートスが目黒記念を快勝。これで2週連続の重賞勝ちとなった。 レースは前半1000mが64秒という、とんでもないスローペース。逃げるトップウィナーの直後に位置したウインキートスが直線半ばで満を持して先頭に立つと、余力たっぷりに後続を突き離し2馬身差の完勝。 いかにも展開に恵まれたように映る結果だが、上がり3F32.5秒はメンバー中2番目の速さで、脚をタメていた後続勢よりも鋭い決め手を発揮できた

【競馬】ゴールドシップがG1馬の父になった日/オークス振り返り

阪神は週末に対戦する予定だった広島に多くのコロナ感染者が出た影響で試合が中止。ガンバ大阪は全くいいところがなく連敗中。うーむ、こんな日は山でも登って癒やしを求めにいこうと予定していたら、きょうの朝になって娘が体調不良を訴え自宅待機に。 もちろん誰を責めるつもりもないが、せっかくの梅雨の晴れ間の日曜が何もできずに終わっていく虚無感に襲われながら迎えた午後。玄関先で奥さんと娘と家庭菜園の様子などを眺めていると徐々にメンタルが回復していく。やはり陽光を浴びるのは人間にとってとても大

【競馬】仮説すら立たぬ難解な一戦/5月9日(日)の見どころ:NHKマイルC・新潟大賞典ほか

NHKマイルCといえば、非常につかみどころがないというか、何を基準に予想をすればいいか未だによくわからないレース。訳のわからん伏兵が激走することもあれば、人気どころが順当に走ることも。なので基本的に毎年スルーしてる。 2歳王者グレナディアガーズはファルコンSで上々の試走を終えたが、そもそも朝日杯FSが上手くいき過ぎた印象があるだけに、ここで受けて立つ状況になってどこまで走れるか..案外コロッと負けてしまっても不思議ではない。 バスラットレオンも同様。ニュージーランドTと本

【競馬】友道康夫厩舎vsゴールドシップ産駒/5月8日(土)の見どころ:京都新聞杯ほか

大山悠輔の離脱で四番に入った佐藤輝明がまたしても「ドン引き」の一発を放った。これまで課題とされていたインハイの直球を思い切り引っ張り込むと、打球は右翼席上段に飛び込んだ。 あと少しで場外、という特大の10号ソロ。あっさり2桁に乗せると同時に、本塁打数でもリーグトップタイに。任される打順が変わっても全く動じないメンタルの強さも合わさって、本当にとんでもない打撃を見せてくれている。 だからこそこの試合も勝ちたかったが、この一発の直後にチェンが沈められての逆転負け。まあこんなも

【競馬】フローラS・マイラーズC・福島牝馬Sほか振り返り

休日にゆっくり野球が見られるって幸せですけど、毎週こうも同じような時間の過ごし方をしているとさすがにちょっと飽きてくるというか..しかも勝っちゃうもんだから、阪神がw 今日も佐藤輝明の先制弾でサクサク進むかと思いきや、ガンケルが思わぬ苦戦で逆転を許し、再びリードを奪った7回にも岩貞祐太が捕まる誤算。それでもDeNAが攻守にミスを連発していたもんだから、「どうせこれ逆転するやろ..」と思いながら見てました。案の定。 狩野恵輔解説員も話していた通り、7回のオースティンの走塁なん

【競馬】いざオークスへゴールドシップの娘たち、期待はスノークォーツの大激走/4月25日(日)の見どころ:フローラS・マイラーズCほか

今日は色々ありまして競馬も野球もディレイ観戦となったのですが、岩田康誠の騎乗停止には驚きしかありませんでしたね。返し馬で幅寄せって.. 近年は改善の兆しも見られていたが、全盛期の頃は制裁の多さが問題視されていた。ただレース中の進路取りならまだしも、レース前の粗暴な行為というのがより悪質で.. これで明日のマイラーズCのケイデンスコールも乗り替わり。せっかく二人三脚で復調の兆しを見せてきたコンビが、こんな形で解消されるのが残念で仕方がない。 * まあ切り替えていきましょう

【競馬】エフフォーリアに望むもの..完全無欠でなくていい/4月18日(日)の見どころ:皐月賞ほか

応援馬券の類はともかく、まともに予想をして当てた記憶がない皐月賞である。何しろ、クラシック参戦を目指して各路線を勝ち抜いてきた精鋭たちが初めて一堂に会する舞台。人気薄ながら「うおっ、お前そんな強かったんかい!」みたいな決着を目の当たりにすることが多い。しかもそれがフロックではなく、長く活躍する名馬であっても同じような現象が起こるのだから、強い馬を見極めるのは本当に難しい。 ■ 皐月賞/エフフォーリアは日本ダービーでこそ..みんなが完全無欠でなくていい今年も混戦ムードである。

【競馬】名勝負再び、の予感/4月17日(土)の見どころ:中山グランドジャンプ・アーリントンCほか

なあ、プロ野球観戦ってこんなに楽しかったっけ? 阪神が6連勝で14勝4敗と異常なペースで首位を快走中。当然のように今日も勝ってしまった。しかも決勝点は藤浪晋太郎の2ランw 「放っといたら勝つやろ」くらいの気持ちで野球を見ていられるのは、それこそ優勝した03年とか05年..いや「Vやねん!」の08年前半もこんな感じだったか、とにかく10年以上なかった感覚である。さすがにこのペースが続くわけはないが、早いうちにチームの土台を築いてペナントレースを進められるのはめちゃくちゃ頼