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2021年7月の記事一覧

【野球】足踏みか実力か..阪神タイガース、交流戦明け9勝14敗1分で中断期間に突入

わずか1ヶ月前の浮かれっぷりが懐かしい限りだ。 ■ 思いもよらぬ失速で中断期間に突入交流戦最終カードの楽天戦で3連勝を決め、リーグ戦再開初戦の読売戦も圧勝。ああ、このまま独走が始まってしまう~と脳内にお花畑を広げていたら、思いもよらぬ現実が待っていた。 交流戦終了後は9勝14敗1分と大きく負け越し、最大「21」あった貯金は「15」まで減少。同じく最大で「8」まで広がった2位とのゲーム差も「2」まで縮まった。08年以来の首位ターンという事実そのものは歓迎材料だが、明らかに勢い

【野球】ストイックだけが正解なのか..松坂大輔の輝きと失脚を思いながら

「平成の怪物」松坂大輔の現役引退が発表された。 全盛期の輝きは今さら説明するまでもない。横浜高から西武でエースとして活躍し、レッドソックスでも先発ローテの一角を務めた一方、日本代表としてもWBCでMVPを獲得するなど、いつだってマウンド上に立つ彼が主役だった。その姿を、近い年代の目線からリアルタイムで追い続けられたのは個人的にも一つの財産である。 しかし、晩年はコンディション不良に苦しみ、まともに投げられないシーズンが続いた。投球フォームが崩れ、体型も締まりがなくなってく

【野球】優勝を確信しチケットを買った試合で待ち受けていたのは最悪の結末

6月中旬、交流戦終盤を6連勝で締めた阪神タイガース。特に当時パ・リーグ首位を走っていた楽天相手に敵地でスイープを決めた試合はどれも内容が秀逸で、「ああこれは優勝するチームの勝ち方や..」と恍惚に浸っていると、ふと甲子園に行きたくなりましてね。エイヤーでファンクラブに加入し、7月1日のチケットをゲットしました。 しかし皮肉なことに、リーグ戦再開後は停滞モードに突入。当日を迎えるまでに4勝6敗1分と負け越している間に、2位の読売さんが8連勝で一気に追い上げるなど、とてもじゃない