衣類のくすみ
長年使うと、どうしても衣類がくすんできませんか?
いつも、洗濯しているのになんでくすむの?
くすみの原因のひとつに、不溶性の汚れがあります。
砂や泥汚れ、空気中に浮遊してるものもあれば、ボールペンのインク、化粧品もそうです。
洗濯は、基本的に付いている汚れを溶かして除去していくのですが、不溶性なので溶けません。
繊維に絡んでしまって取れなくなるんですね。
そこで、必要になってくるのが、物理的な作用が必要になってきます。
こすったり、揉んだり、叩きつけたり、このような物理的な力が繊維から不溶性の汚れを引き剥がしていきます 。
もちろん、濯ぎもこの作用がありますので濯ぎ一回より、二回、三回とやる方が望ましいです。
物理的な力のため、生地にもダメージがあります。
デリケートな素材ほど、それらがやりにくくなっていきます。
引き剥がす事を助けてくれるのが、石鹸や洗剤です。
基本的には液体より粉末、粉末より固形石鹸と落とす力は、上がっていきます。(中性よりアルカリ性)
そして、洗う温度。これも高い方が洗浄効果は高くなります。
洗浄力が上がれば、必然的に色も出やすくなります!
それともうひとつ、白いものには蛍光増白剤入りがいいです。白をより白く見せることができます。
紫外線に当たると、発色します。(ブラックライトで光るやつです。)
シューズや靴下を洗うとき、手洗いでウタマロなどの固形石鹸がよく落ちませんか?
これは、汚れ落ちのよい固形石鹸で、揉んだりこすったり、蛍光増白剤が入ってるから、汚れ落ちがよくなり、白く見えます!
全ての衣料品にこの作業は大変なので、一番やりやすいことで言えば、濯ぎは二回をおすすめします!
子供の体操着などは、固形石鹸で手洗いが、一番落ちるとは思いますが、もうひとつやり方をお伝えします。
漂白剤の粉末(過炭酸というものです)といつもの洗剤、そして少し重曹を桶に入れ、熱めのお湯(60℃くらい)で1、2時間漬け込んでからいつもの洗濯をすると落ちがいいと思います。(蛍光増白剤入りの洗剤ならなお○)
(色柄物は✕ですよ!)
一度試してみてください!
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