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グラデーションに気づく

若い頃は、
黒か白か!どちらかしかないような。
他の色は許せないような
とんがっていた所がありました。

最近、気づいたのですが・・・。
あまり怒らなくなりました。
昔ほど。
腹も立ちません、本当に。

昔は、よく怒っていたし、
気になることが
多かったのでしょう。

歳を重ねると、
だいぶ、どちらでもいいという感覚が
強くなっているようです。

中庸さ、です。
有っても良いし、無くてもいい。
Aでもいいし、Bもいいね。私はAが好きだなぁ。

昔の私は・・・。

絶対、 Aだよね??
Bなの?
信じられない!おかしいよ、そんなの!

みたいに、いちいち
熱くなっていました。
若さなんでしょうね。
パワーが有り余っていたわけです。

緩くなったのは、
歳のせいだけではないかもしれません。
いろんな経験をして、
必ずしも一つに決めることが完璧ではない、と
悟ったのかもしれませんね。

黒でもなく、白でもなく
グレーでもいい。
そのグレーにも
さまざまなグラデーションが
在るから、
本当にさまざまな色で、いいんだ!ってことに
気づくんですよね。

そのグラデーションを楽しむという感覚。
そのゆとりを楽しむのが、
歳を重ねた強みだなと思います。

若い時には、
このゆとりは、生ぬるいお湯のように
感じたでしょう。

このゆとりが、大人の対応だとも思いません。
でも、若い時には、若い時にしかできないことを
もう存分したらいいと思うのです。

大人になっても、
還暦過ぎても、
子供っぽさが有っても
いいと思います。
それが、その人の個性なのだから。

介護の現場にいることが
多い仕事もしているので、
よく分かりますが・・・。
大人が、子供の心を持っていても
子どものような振る舞いをしても
そうありたいと願うのならば、

子供の心を持った60代!

それも目指します!

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