PMP受験記録(2024/10)
受けましたので記録として残しておきます。
今後PMP受験を検討されている方の参考になれば幸いです。
はじめに
さかなのプロフィール:
メーカーでプロジェクトマネジメント業務に従事。PM歴半年の🔰。
PMP受験のきっかけ:
プロジェクトマネジメントをするにあたり、共通言語を理解しておいた方が良いと思ったし、PMPを取ることで周りの方々に共通言語を理解している人と認識してもらうことができるから。
勉強期間:
約2ヶ月(1日平均30分〜1時間程度)
勉強言語:
英語(PMP勉強用の日本語教材は種類が少なく(お値段的にも高い)、英語のほうがコンテンツが豊富にあるから。また、仕事でも海外とのやりとりが多く、英語で理解しておいたほうが仕事でも役に立つから)
→後ほど説明しますが、オンライン受験では日本語しか選択できなかったため当日の試験は日本語で受験しました。なお、設問ごとに英語も見れるので適宜英語で内容確認しました。
PMP受験までの流れ
35時間のコースを受講
Application form提出、PMP受験申し込み
1,2と並行して試験勉強
受験(自宅受験)
詳しくはこちら:
https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp
1. 35時間のコースを受講
Udemyで以下のコースを受講(英語)。
1.5倍速で視聴。各概念(Predictive, Agile)をわかりやすく説明してくれるほか、Application formの書き方まで教えてくれる。一つの動画も数分単位と短いので少しの時間でも見れる。個人的には受講してよかったと思う。最後に180問のMock Exam付き。
定価は¥12800円だが、頻繁にセールをしており、セール時に¥1800で購入。
https://www.udemy.com/course/pmp-certification-exam-prep-course-pmbok-6th-edition/?couponCode=KEEPLEARNING
2. Application Form提出、PMP受験申し込み
申し込みにはPMIのアカウント作成(無料)が必要。
1.の動画の解説をもとにApplication formを作成し、PMP受験申し込み。
稀にAuditが入るようだが、今回は特に入らず、申し込み後1週間程度で試験のスケジューリングができるようになった。(特にメールも来なかったが、マイページを見に行ったら画面が変わっていた)
PMP受験料はPMI会員:$405、非会員:$555。PMI会員費用は$139なので、PMI会員としてPMPを受験する場合は$405+$139=$544となり、PMI会員になって受験したほうが少しお得。
今回の受験はPMI会員になって受験し、かつネット上に落ちていたPMP受験料の15%OFFクーポンを適用できたので、$474.22で受験できた。
試験は試験会場or自宅のどちらかが選択でき、試験会場が少し遠かったため自宅を選択。なお、自宅の場合は日本語でしか受験できないので注意。
自宅受験はATAというベンダーが管理しているようで、EztestというアプリをPCへインストールする必要がある(中国製の怪しいアプリで最初は詐欺かと思った)
3. 1,2と並行して試験勉強
試験勉強は全て英語で実施した。問題演習中心で、とにかく本番の形式に慣れることに注力した。
どのコンテンツが本番の形式に近いか色々調べたところ、以下のPMP Exam simulatorが問題数も多く、本番に近い形式であることがわかった。
機能に応じて3つのeditionがあるが、一番上位モデルのDeluxeを購入。定価は$149だが、$30オフのクーポンがあったので$119で購入。(有効期間:初回の利用から3ヶ月)
最初はLearningモードで10問ずつくらい解いていき、解説を読んで理解する(解説も丁寧なのがGood)。慣れてきたらTimedモードで少し時間を意識しながら解く。また、本番のように180問のExamモードもあるので、本番前に一度チャレンジしてみたが、本番に近い形式&難易度で非常に有意義だった。
また、YouTubeにも問題がたくさん転がっている。
中でもDavid MacLachlanさんが出している動画は問題の数も多く、Agileに特化した問題動画などもあるのでありがたく使わせてもらった。
4. 受験(自宅受験)
試験当日、9:00試験開始(8:30から受付開始)のため、8:30にeztestへログイン。
その後、身分証や受験するテーブルを四方向から写真撮影し、アップロード。また、PC内蔵カメラに加えて、スマートフォンのカメラをデスク後方45°方向に設置し(イーグルアイ)、試験中は2方向から監視される。
デスク後方45°にスマホを設置するために事前に三脚を購入。(定価¥1990、ちょうどセール中だったので¥1691)
セットアップはだいたい10分前後で終わり、特にやることもなくなったので、試験監督とのチャット画面で一旦離席してよいか尋ねたところ、OKとのことだったので9時まで別の部屋で待機。
9時になったら自動的に試験がスタートする仕組みで、60問✖️3セット、1セット終わるごとに10分の休憩があった。
試験時間は240分だが、30分程度余らせて終了。問題文は長いものもあれば短いものもあり、短ければ1問20-30秒、長ければ1分-1分30秒ほどでどんどん解いていった。わからないものも割り切って適当に選んで次へ。見直し機能もあるので、後で見直す問題には印をつけておけばOK。
なお、問題文は日本語で表示される。英語で勉強してきたので、英語のほうが入ってきやすく、毎回翻訳ボタンを押して英語を表示させていた(多分英語のほうが原文)。毎回ボタンを押すのがちょっと面倒だった。
180問解き終わって試験を終了すると、試験結果を見るというボタンが表示されるので、クリックするとPASS!の文字。
ドメイン別の結果もExam SimulatorのExamモードで受験した際と概ね同様の傾向だった。
感想
問題自体は知識を問うというよりはこんな場面のときPMとして取るべき行動は?といったシナリオベースの問題が多く、各プロセスや用語を暗記するのではなく、しっかりと理解する(自分の言葉で説明できる)ことが重要。
英語のほうがコンテンツもダントツに豊富&値段も良心的(YouTubeであれば無料!)で、英語に対するハードルがそれほど高くない方は英語での勉強をおすすめしたい。
PMPの受験料もネット上を探すとクーポンが落ちていることも多いので、安く受験したい方は受験料の支払い前にネットで検索することをお勧めする。Redditとかにたまに落ちている。
以上、受験記録でした。
とはいえ、PMPの資格を持っていることと実務でうまくPMできることは別なので。。。学んだベースの知識を活かして実務もがんばっていきたいと思います。
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