S13(2020年12月)シングル 振り返り

はじめに

S13お疲れさまでした。
構築記事は既に書いたのですが、この1ヵ月のポケモンの取り組み方にも自分で◎をあげたいくらいには頑張れたと思うので、12月の振り返りとして残しておきます。完全な日記ですので、興味を持っていただける方だけ見ていただけると嬉しいです。
1週間毎に区切って、1~4週目と最終週、最終日といった形で書きます。

1週目

12/1の朝までS12に取り組んでいましたが、レート2000付近をうろちょろして最終520位となんとも言えない結果になってしまったので12月は頑張ろうと決意。
とりあえず上位記事を読んだ中で、多くの方が結果を残していた「カバサンダーナット」、対面選出として汎用性が高く構築に組み込みやすい「タスキ悪ウーラオス+ミミッキュ」、新規性があり単体として強いと感じた「ひかえめダイジェットアーゴヨン」、軸が相手のサンダーに強く環境に適している「眼鏡サンダー+ドリュウズ」あたりに目を付けて、実際に使用して強み弱みを理解することにしました。
12/5のFrontierで塩麹くんが使用していたドラパガエンも好みの構築だったので真似してみました。

2週目

シーズンの方針として「ドリュサンダー」と「ドラパガエン」の2つの軸を並行して考えることにしました。ドリュウズ入りの構築をたくさん調べて取り巻き候補を見繕ったり、配分を最適化できないか考えたり、2つの軸で良かった部分をお互いに輸入しあったりをしていました。
いろっちゃんねるのいろはさんがスカーフテテフ入りのドラパガエンを動画で公開されていたことに衝撃を受け、それも試してみました。

3週目

「ドリュサンダー」の方に重きを置いて考察を続けていました。
ドリュウズを通す上でステルスロックが必要だと感じたのでステルスロック要員にバンギラス、カバルドン、ウツロイドあたりを試したり、相手にじめんタイプがいる時にとても窮屈に感じたのでサンダー以外にドリュウズと補完が取れたエースを探したりしました。
ここで「ひかえめダイジェットアーゴヨン」がドリュウズと積みリレーのようなことができるのではないかと感じて試し始めます。

アーゴヨンを活かすにあたり、展開構築として組む他に、対面構築的なアプローチも強いと感じたので、アーゴヨン+ミミウーラの形も組んでみました。

ひかえめアーゴヨンの性能はとても気に入っていたのですが、環境に増えていたエースバーンやカミツルギを先に展開しないと抜けないこと、頑張って展開してもミミッキュに止められてしまうこと、ダイウォールができないことが予想以上に気になることなど、いくつかの問題点に対する改善案が出せずに使用を断念してしまいました。

この辺でレートとしては1800~1900あたりにいたと思います。

4週目

アーゴヨン自体の刺さりは良いと考えていたので、とりあえず元のおくびょうアーゴヨンに戻し、ミミウーラの流行もあったのでそこに対抗しつつ、軸としての性能や使いやすさも担保されていたポリドヒドに戻ってきました。

ドラパガエンで試して使用感が良かったスカーフレヒレや、サンダー対策をポリゴン2と役割分担できるドリュウズなど、シーズン中に試したポケモンを色々組み込んでみました。

ここで確かレート1900らへんにいたはずです。

最終週

軸はポリドヒドアゴで完全に固定して、裏のアタッカーなどの選択に難儀します。S12の構築でもそうでしたが、受け2攻め1で出す時は安定感があって強いと感じていたものの、攻め2受け1みたいな出し方をしようとした時に、アタッカー同士の相性の良さをあまり感じなかったり、こちらの攻めを通す際に択が多く発生して安定感が得られないことが気になっていました。

そこでたまたま試してみたラグラージが想像以上に綺麗にハマり、ラグラージ構築によく採用されていたアタッカーがアーゴヨンとも好相性だったためここで一気に構築のまとまりが良くなりました。

ラグラージ、ウオノラゴン、カミツルギを採用してからは並びやコンセプトには全く不満がなかったため、配分や技の最適化、選出パターンの開拓、立ち回りの幅を広げることに思考を割けるようになりました。

最終日

最終日前日の朝に2ロム2000の状態をなんとか用意でき、最終日にはレートが上がる度に交互に潜る、いわゆるチキンレースというやつも行える余裕がありました。

ひとつ悔やむことがあるとしたら、最終日に向けての準備の段階でかなり体力を使っており、睡眠であったりコンディションを万全に整えることができていなかった点がありますが、これについての解決策は時間切れになるリスクを背負ってでも休憩するくらいしか思いつかないので(もっと早く準備しておくのは物理的に無理だと感じていましたが、各過程をより効率化できていたらもしかしたら可能だったのかも?)、仕方ないことだったのかなとも。

我慢強さと、2ロム用意していたことによる下振れの回避(4時か5時くらいに片方が急に下振れたので捨てました)が活きて、7時頃から2桁での対戦が続き、なんとか8時半の段階で2100を踏むことができました。

そこから潜る決心をして負け→勝ち→負け→勝ち→勝ちの流れで勝ち越し1つ分レートを稼げました。最終戦が8時58分からの試合だったので本当にギリギリだったのと、マッチングにも恵まれていたため1勝1敗でもほぼレート変動がなかったのが救いでした。

ちなみにレートのわりに最終順位が高いのは、最後の方に10位台の人と当たった時に何人か落とすことができたことも影響しているかもしれません。
そういうところも含めて運が良かったと思います。

まとめ

最終形だけ見れば前期の軸の焼き直しに、サブルートを追加しただけの構築になっているのですが、最終日までに試してきたことほぼ全てが無駄ではなく、試行錯誤の糧になっていたと感じています。
最近結果が出ていなかったのもこの辺をサボっていたからなのかな、と反省する部分がありました。
あとはだらだらしたり他のゲームをする時間を少しでも潜る時間に充てようという意識や、潜れないならせめて考えたことはどれだけ些細なことでも必ずメモしておく意識は持っていました。

無限に時間があって、取り組み方など意識しなくてもがむしゃらにやればそれなりに結果が出た学生時代の自分と異なり、限られた時間の中でやり繰りや積み重ねを蓄積して、最終日に全力を尽くせるように準備を整えるという、今後も勝ちに行く上で必要になってくる考えを身につけられたシーズンだったのかなと思います。


以上日記とこんな感じに頑張りました!という報告でした。
当たり前のことだと感じる人もいるかもしれない内容で、自分も以前はこんなこと考える暇があるなら対戦しろよといった派閥の人間だったのですが、実際に試してみるとモチベーションを保ったり他の娯楽を削ったりするのは意外と難しいものだなと感じました。
駄文でしたがここまで読んでくださった方はありがとうございました。

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