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学生オンライン飲み会の実態!?コレは良くてアレは難しい。その真相に迫る。


はじめに

皆さんこんにちは。飛田ゼミなんでも取材班です!

今回テーマに取り上げるのは「オンライン飲み会」。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための非常事態宣言により、いわゆるおうち時間が増えておりますよね。

おうち時間といえば、自分の趣味に没頭したり後回しになっていた仕事をしたりと工夫次第では意外と暇な時間もないものです。しかし日頃会っていた友人や恋人、同僚や家族に会えなくなっているのも事実です。そのストレスを解消するためにしばしばと開催されるのが「オンライン飲み会」

芸能人がInstagramに「オンライン飲み会」の様子をアップしたり、Youtuber同士のオンライン飲み会の様子を動画としてアップしたりなど、インフルエンサーによるこれらで特に若者にとって「オンライン飲み会」はさほど遠くないものとなっております。

実際に私の友人の、Instagramの投稿を見ていても「オンライン飲み会」の様子がほとんど毎日投稿されています。

もちろん「オンライン飲み会」は世代問わず行えるものではあると思いますが、やはり働いている社会人の方々よりも、比較的予定が合わせやすい学生の方がその回数は多いのではないかと考え、今回は「学生のオンライン飲み会の実態」を探っていきたいと思います。

『そもそも「オンライン飲み会」ってどうやって行うの?』や『オンライン飲み会のコツ』、『メリットやデメリット』など、これからの皆様のオンライン飲み会ライフのご参考に少しでもなればと思います。


それでは調査スタートです!


「オンライン飲み会」ってどうやってるの?


今回は友人の学生さんたちにいくつか質問をしてそれに答えていただきました。答えてくださった学生さんは15名!ご協力いただきましてありがとうございました。

ではまずそもそもどんなツールを使って「オンライン飲み会」を行っているのか。

コメント 2020-05-12 191512

※複数回答可能

15名の学生さんの答えは上のような結果に。私も「オンライン飲み会」をしたことが何回かありますが、大人数の場合はzoom、一対一の場合はLINEのビデオ通話を使用しました。

「zoom飲み」というワードをよく耳にするだけありまして、やはりzoomの使用率が高かったです。


学生はどのくらいの頻度で「オンライン飲み会」してるの?


では学生たちはどのくらいの頻度で「オンライン飲み会」を実施しているのか。もちろん人それぞれですし、あまりにも母数が少なすぎるデータですので何かの参考にはなりませんが、、、

コメント 2020-05-12 192343

今回答えてくださった15名の中では「週に一回」ほどの頻度が多いようです。

もう五月も半ばで、緊急事態宣言がだされたばかりの頃はもっと頻繁に行っていたという回答がほとんどでした。


どこでお酒を調達してくるの?


酒屋

「オンライン飲み会」は各自の自宅で行われるものですから、気になるのはどこからお酒やおつまみを用意してくるのか。いくつか回答をピックアップしてみます。


〇経済学部の友人K君「価格の安いドラッグストアや、スーパーで買います」

やはり、学生からすると価格というものは一つ大きな基準になります。とくに現在はアルバイトもできていない方が多いようですので、大きな出費は痛手です。

〇高校の先輩Sさん「家から徒歩1分のコンビニ」

しばしば急な「オンライン飲み会」が開催されることもあります。ですので、家から近いコンビニというものは、スーパーよりも価格が上がますが便利なものですね。私もよく家から徒歩1分のセブンイレブンでお酒を買います。

〇同ゼミのYさん「家にあるパパのビール」

これは実家で暮らしている学生さんならではの特権ですね。お父さんの毎日のお楽しみが「オンライン飲み会」によって失われていくこともあるかもしれません。学生の皆さん、自分のお酒は自分で買いましょう。

やはり「低価格+買いに行きやすい場所」でお酒を用意してくるようです。

余談ですが、私は「オンライン飲み会」と「宅のみ」を区別するために、酒屋さんや輸入食品販売店に行ってワインを買うことが多いです。ちょっとしたプレミアをつける感じです。


オンライン飲み会の良い点は?


ここから本題です。学生間でも定番になりつつある「オンライン飲み会」の良い点はどんなところにあるのか。いろいろな視点から回答を得られましたのでご紹介していきます。


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ゼミの先輩方とオンライン飲み会をした時の一枚


〇同学科の友人T君「オンラインだから普段会えない遠くに住んでいる友人とも飲める」

これは本当に良いところですよね。僕も地元は福岡ではないので、地元の友人や地元から別のところへ引っ越している先輩からお誘いを受けたことが何度かあります。
しかし、これは緊急事態宣言以前から可能であったことですので、ブームに流されている部分もあるのではないかと個人的に考えます。
もちろん緊急事態宣言により外に出る優先すべき用事が減り、「オンライン飲み会」に割く時間ができたことも要因ではあると思います。

〇同ゼミⅰ君「画面共有で同じコンテンツを楽しめる」

zoomやLINEビデオ通話(PC版だけ?)には「画面共有」という機能があります。YouTubeを流しながら同じ動画を楽しんだり、あるテーマについてググりながら、しかもそれを共有しながら会話したりできます。「オンライン飲み会」の盛り上げには必須の機能かもしれません。

〇同学科の友人Nさん「外で飲むよりも安い」

居酒屋や屋台で飲むよりも自宅で飲む方が安い、これは「学生オンライン飲み会」の大きな利点。小食の方やあまりお酒を飲まない方からすると、コースで4000円取られたり、飲み放題で2000円取られるのはもったいなく感じることもあるでしょうから、自分の好きな分だけ飲んで食べられるというのはよいですよね。

〇同学科友人S君「帰宅する手間がないので、終電や酔いの度合いを気にしなくてよい」

これは居酒屋での飲み会や宅のみにはない魅力ですよね。宅のみの場合、ホストは自分の家なのでそのまま眠れますが、それ以外の人は帰宅したり、気を使いながら泊まらせてもらうこともしばしばあります。
他にも、女性からの意見で「お風呂に入ってからすれば楽」、「外出するわけではないからしっかりとおしゃれする必要がない」というものもありました。

〇愛媛出身の友人T君「眠くなったら横になれる」

うん、確かに(笑)。
お店で飲んでいるときに椅子の上で横になったり、座敷で思い切りごろーんとはできませんのでこれもオンライン飲み会の強みですね。

〇同ゼミH君「お酒の弱い人も自分のペースで飲める」

これも遠隔の飲み会ならではではないでしょうか。無理やり飲ませようとする人は論外ですが、みんながおかわりしているから自分もしないといけないかもというような、ある種の同調圧力は働きません。気になる人は映らないところにグラスを置けばお酒の残量も見えませんので。

オンライン飲み会の難しいところは?

先ほどは「オンライン飲み会」の良い点をご紹介しましたが、難しい点も聞いてみました。早速、紹介していきます。

〇元同じバイト先のMさん「別々の話題で話せない」

確かに!
これは「オンライン飲み会」に限らず、オンラインでの会議においても感じることです。お店での飲み会時は、みんなが一つの話題で盛り上がっているときに近くの人と別の話題で盛り上がるということがありますが、それができません。全く話題とは関係ないけれど気になったことがあるので質問するというようなことができないのです。zoomには「ブレイクアウトルーム」という機能があり一つのミーティングを制限時間を設けて分断することができます。これは確かにオフライン飲み会でいうテーブル割りのようなものにはなりますが、完全に一つ一つのミーティングが分断されるというのも難しいところです。

〇同学部友人のMさん「タイムラグが微妙にある」

これはオンラインならではの悩み。やはりどうしてもタイムラグが起きてしまう場合があります。普通の会話でしたら支障ありませんが、いわゆるツッコミがずれたり、ボケのタイミングがわずかに遅れてしまったり、オフラインでのノリが通用しないところもあります。この意見は多数でした。

〇パパのビールを飲むYさん「家族が乱入することがある」

これもまた実家暮らしの方特有の問題(?)です。
実際にオンラインミーティングをしているときにYさんのお母様が部屋に入ってこられたことがありましたが、これはオンラインならではのハプニングで場は盛り上がりました。

経済学部の友人K君「咀嚼音が気になることもある」

うーん。これは難しいところですね。私自身も気になってしまいます。他人のものは気になりませんが、自分の咀嚼音が相手に聞こえ不快な思いにさせていないかというのは気になります。ですのであまり積極的におつまみは食べないようにしています。

高校の先輩Sさん「イヤホン付けて話すので自分の声のボリュームが正確にわからなくなり、家族に怒られる。」

これも確かにそうですね。お酒を飲むと声のボリュームが大きくなってしまうこともありますし、イヤホンをつけていると自分の声のボリュームを正確に認識しにくくなります。これは実家暮らしの方は家族に配慮を、一人暮らしの方もお隣さんへの配慮が必要ですね。

〇同ゼミⅰ君「みんな画面に注目しているから意外と表情からいろいろと読み取られる」

そうなんです。対面で飲むよりも、集中が画面に絞られているオンラインの方が結構いろいろなことに気づかれます。先輩の前であくびが出そうになったら画面をオフにするなど工夫が必要かもしれません。


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同期ゼミ生とのオンライン飲み会にて一枚


「オンライン飲み会」のちょっとしたコツは?


ここまで「オンライン飲み会」の良い点・難しい点を紹介してきました。それだけではなく学生さんたちの考える「オンライン飲み会のコツ」も聞いてみました。

〇中学の友人Yさん「黙ると本当にシーンとするので、とにかく酔ってボルテージを上げる」

なるほど。私自身、かなりのおしゃべりなのでこれは感じないことでした。ですが他にも「最初はみんな大人しいので乾杯の前から飲んでおく」というコツもありました。考えてみるとお店のようにBGMが流れているわけでもありません。オンライン上で誰かが音楽を流してもかなり音質が悪くなってしまうのでなかなか難しい点ですね。空白の時間を埋めるにはBGMではなく自分たちのトークで、ということですから、ある程度楽しくなった状態でスタートするというのは一つの手かもしれません。

〇同ゼミの先輩Rさん「終わりの時間を決めておく」

「オンライン飲み会の難しい点」で「終わりの時間が分からなくなる」という意見がいくつか出ました。それを解決するにはこの方法がベターです。お店での飲み会とは違いテーブル席の時間や、コースの時間がありませんので、飲み会そのものに起伏が生まれません。
zoomでは通常アカウント(学校機関アカウントやアップグレードしたアカウント以外)の方がホストになると40分でミーティングが終了します。ですので「40分〇本勝負」と謳って行ったこともありました。

〇同ゼミHさん「オンライン上ではメイクは濃い方がいい」

なるほど。これも一つコツですね。確かに画面越しのコミュニケーションですのでメイクを鮮明に伝えるにはすこしはっきりさせることが必要かもしれません。

〇同学科地友人Nさん「ばれないからノンアル飲める」

これもオンラインならでは。普段の飲み会でソフトドリンクの頼みにくさを感じている方にとっては、ノンアルコールで飲み会の雰囲気を楽しめるという利点があります。

〇同学科友人S君「みんなで高みを目指す」

最初にこれを告げられたときは「どういうこと?」と思いましたが、「みんなで場を盛り上げようとする」ということだそうです。意外とこの意見は多数ありまして、やはりオンライン独特の雰囲気や慣れなさを埋めて楽しむためには、みんなで楽しい飲み会を作り上げようとする姿勢も必要なのかもしれません。


おわりに

「学生のオンライン飲み会事情」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

半数以上の学生が「早く会って飲みたい」と最後には話してくれましたが、コロナウイルスが落ち着くまでは「オンライン飲み会」がこれからも実施されていくのではないでしょうか。

「オンライン飲み会」をまだしたことがない方にはその概要や雰囲気が少しでも伝わっていましたら嬉しいです。

したことがある方にも、なにかしらオンライン飲み会のヒントになればと思います。

飛田ゼミなんでも取材班の今月の取材テーマは「リモート」

私は「リモート×大好きなお酒」で書かせていただきました。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

次回の記事は「リモート×働き方」
取材班のちひろさんが、ゼミOGの先輩にインタビューをします!
そちらもお楽しみに!

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この記事を書いたのは飛田ゼミなんでも取材班の砂畑龍太郎。
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